道具は大切にしないといけませんね。

2007年03月15日 | 野球

これは僕の中でもお気に入りのグラブである。
良く、松井秀喜やイチロー、城島に代表される「道具の手入れ」は有名である。MLBの選手でもする人、しない人といる。メジャーは特に「人任せ」が多いが、選手がバットを叩きつける場面を見ると怒りすら感じる。「バットが悪いんじゃない!!お前の技術が悪いのだ!!」と。どんな思いで職人さんが作ったか。その上、「不動心」にもあるが松井は決してバットは叩きつけない。イチローも湿気を嫌がり「ジュラルミンケース」に居れて他人には触らせない。俺は当然だと思う。商売道具でしょ。IT企業の人がパソコン叩きつけないだろうし、車関係なら蹴っ飛ばしたりしない、営業鞄だって綺麗に大事に扱わないと、訪問先でうるさい人はその人の髪型から靴まで見ている。

ジオンビーも道具は大切にしていると聞いたことがある。やはり自分で使う道具は自分が一番使い易いように手入れしてこそ愛着がわく。そうして可愛がってもらえれば、獲れないボールも獲れたり、打てない球もうまくミートしてくれる。かもしれない。野球の神様は全てお見通しなのである。僕も丹念にグラブ専用の油を塗り、ポンポンとグラブの中を叩いてから、皮が傷まない程度にボールを中に2個挟んで(当時は確か縄跳びで縛っていた。)翌日、いい具合に皮が素手にフィットする。そしてその繰り返しだ。プロの選手はそうして磨いたりしながら、黙々と感謝の気持ちで手入れしていると思う。南米や東南アジアではグラブどころか、牛乳パックを利用してグラブ代わりにしている。もったいないもそうだけれど、道具を大切に使うことが、うまくなる一番の近道だと僕は思う。
コメント
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