自粛ムード?

2011年04月06日 | 独り言
今回の震災において様々な被害が発生しているのは言うまでもないが、一番に希望するのは
心身共に健康で1日も早い復興でないだろうか?

自然の素晴らしさまた脅威は人智では考えらない、考えにくいが、こうしたことが起きた後の人的発言、行動がどうも問われるようである。


節電は本当に大切でこれは復興後も限られた資源を将来の子供たちの為にも是非、実行していくべきだ。

しかし、お花見やイベント、アミューズメント施設等の中止、自粛を良く耳にする。

でもこれは復興に関係があるのだろうか?

別に電気をコウコウとつけ夜遅くまでドンチャン騒ぎをしたいなんて思っていない。

束の間の施設の開放、パンダの久々のお目見えに子供達から大人まで楽しそうな笑顔があった。

日本で最も有名な花「桜」はこの時期だけ最高の輝きを見せる。それに人は心躍らせる。

この時期、多くの人々は新しい環境に足を踏み出す。がこうした前の卒業式、入学、入社式も中止で人生の思い出の一つが消えてしまう。


センバツ高校野球は無事に閉幕したが「この大会を開催して下さった、応援して下さった被災地の方、連盟の方に感謝したい」という言葉があった。

無駄遣いは良くないが、ある程度遊びや、趣味、その時だけの思い出作りにお金を使わないと経済は回らない。経済が衰退すれば無論、路頭に迷う人が
更に増え、世界的にも遅れをとり、復興へ更に時間がかかるのではないだろうか?

自粛って言葉は好きではないが「心の中では自粛」しつつ明るく、楽しく、前向きに進み、経済を活性化するのも大切な早期復興への足掛りだと私は思う。