リベラが600Sという偉業を成し遂げた。
絶対的守護神はおそらく今季でホフマンの記録を塗り替えるだろう。
41歳という年齢を感じさせない150Kmを超えるカットボールのキレは打者が分かっていても
打つことが出来ない彼の「魔球」なのだ。
クローザーというのは言葉通り、試合を閉める役割。
ともすれば好投していた投手の白星すら消してしまう大事な仕事を600回成功させたということになる。
ヤンキースが勝つ、強いというのはリベラ抜きに語れないはずだ。
女房役のポサーダが嬉しそうな、この瞬間は俺がミットに収めたかったという顔が印象的だった。
「まず家族、妻と子供に感謝しなければいけない」という第一声。
家族に支えられ、チームに支えられ、そしてファンに支えられてその期待に応えた。
バックナンバー42はMLBファンなら知っている全球団の永久欠番。
彼がいつか引退する時、ヤンキースタジアムにはきっと42の永久欠番が2つ刻まれることだろう。