田口壮とラルーサ監督との信頼関係。

2007年03月21日 | MLB


そろそろメジャー開幕が近づいてきたので気になる選手をピックアップしたい。昨年12/30に「メジャーリーガーの群像」というのを放映していて思った。マイナーのハンバーガーリーグに居た経験こそ「今」がある。と彼は堂々言う。名将トニー・ラルーサ監督は「信頼した選手しか使わない」というのが主義だ。だからカージナルスはラルーサ政権含めてリーグ優勝17回、世界一10回も成し遂げている。そのラルーサ野球の強さは何か?俺が思うに、ここぞという時に選手が働く、環境を知っているように思える。プーホールスを除けば、強打とは言えない。(最近のローレンは彼らしくないシーズンだ)どちらかと言えば繋ぐ野球。これが「打線」である。これが切れ目なく続くと、こんなに恐ろしいことはない。敢えてマイナスを言うなら「抑え不在」本当はジェーソン・イズリンハウゼンが務めなくてはいけないが、故障と不甲斐ない成績。しかし、スターター、中継ぎ、打線がカバーした。田口に話は戻るが、彼は「チームに欠くことが出来ない選手」になった。玄人好みの守備、飛球に対して最短距離で落下地点にいる。肩もいい。それより、「So頼むよ」と言う、ここぞのバント、エンドランは一級品だ。あのプレッシャーの中でキッチリ仕事をする、そして流れすら変えてしまう。苦労人は「ラルーサ監督のためならなんでもする」と絶対的な信頼関係がある。今年も上位に来れるカージナルス。ナリーグの覇者として勝ちあがり、アリーグの覇者になって欲しいNYYとのシリーズも見て見たいものだ。
コメント (4)
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