圧巻!!ケニー・ロジャース

2006年10月23日 | MLB


ゲーム開始のデトロイトの気温3℃。吐く息は白い。
夜半には雪の予定と言う。
アニタ・ベイカーが国家斉唱し「Rapture」はお気に入りのアルバムである。
スパーキン・アンダーソンが始球式をする。両リーグでWS制覇した唯一の監督だが、このチームの勝者の両監督どちらでもWSを制覇すれば彼に次いで二人目となる快挙。だから、そんな寒さは飛んで行き、逆に熱さが伝わってくる。ケニーとバッジのベテランバッテリーの序盤に全く隙がない。しかもアンダーシャツは半袖である。両軍の駆引き合戦と言うよりケニーの調子が良く、ポランコの顔まで被る寒さ対策に、ケニーが松脂をつけているのでは?と心理戦が働く。4回裏ノーアウト満塁を無失点でウィーバーは気に抜けるが何故あそこで1、2番にバントをさせなかったのだろうか?中押しが欲しい、ケニーの調子がいいのだが・・・。でもケニーのど迫力でカージナルスは手も足も出なかった。9回裏トット・ジョーンズに変わりピンチを向える。2アウトでローレンライト前ヒット、エンカルナシオンはエラーで出塁しエドモンズが2ベースで1点返す。ここでウィルソンの代打で田口に行って欲しかった。LFと同じ守備位置、次のモリーナはキャッチャーだから変えにくい。結果デッドボールでウィルソンは歩いたが、ラッキーボーイと相手への変な威圧感を与えるべきではなかっただろうか?とにかく今日はケニーのピッチングに尽きる。あれをやられたら29団のチームでも勝てないだろう。1日移動の休みでブッシュでは誰が鍵を握るか?
3,4戦は投手が両チームいいこと。エラーなしとチャンスに適打が出たほうが有利と思う。また短期決戦は大きいのはいらない。足、守備、塁をためて進める、そして一番大切な投手の継投。名将の二人の監督が鍵を握ると思う。