投打噛合いSTL先勝!!虎の冬眠は長過ぎた?

2006年10月22日 | MLB


ワイルドカードが強い一つにシーズン最後迄競り合いシリーズ入れるという一因が挙げられる。デトロイトはALDS,ALCSはまさにそれを象徴していた。充分な休養と投手のバランスで有利と専門家も語っていた。しかし、今日の第1戦はまさにメッツと7戦迄NLCSを戦いWSに臨んだセントルイスは投打がバッチリだった。レイエスの好投に尽きる試合だがプーホールズの好調とここまであまり快音の無かった中軸のエドモンズ、ローレンの当りでチームは更に活気づいてしまった。バーランダーの牽制悪送球とインジは確か3つエラーをして、走塁妨害も犯した。デトロイトファンに埋め尽くされたコメリカパークは静かだった。日本人選手贔屓と言われても言いがきっかけは3回表の田口の外角への遠い変化球にバットを投げ出して当てて、走者を二塁に進めた。「転がすことだけ考えた」と田口のこのプレーは見逃せなかった。結果この回に3点入り終始試合をリードする展開になった。実戦から離れた投手を次々とリーランド監督は起用し今日のゲームはマジックも使えなかった。敵地の1勝は大きい。ただロジャース、ボンダーマン、ロバートソンは決して侮れない。このままセントルイスが行くとは到底思えない、目覚めだす虎か?そのまま冬眠してしまうか?(まずないかな?)ただ、今日の先勝は大きい。明日、デトロイトがケニーで落すようなことがあれば更にセントルイスに流れは行き、ブッシュ本拠地へ帰れるだろう。