田口の1発で勝負が決まった。やったぜ!!

昨日とは打って変って、点の取り合いとなった。カーペンターで負ければメッツのWS進出はグーンと近いと思っていた。安定したデルガードが2発、レイエスの足、昨日迄音無しのロデューカに適打が出る。一方、やはり怖いプーホールスにエドモンズのオールスター常連組が結果を残した。しかし、何と言っても田口!!ジャンパーを脱ぐと守備固めとしてレフトの守備へ。ここだよね。全速力で走る。そしてラルーサ監督に「気持ちが悪い程」互いに心が通じ合っている。9回表左腕最強の抑えワグナーが出る。しかし、そんなに大したことないなーーと俺の印象。打順はいきなり田口。粘って、粘って9球目のストレートは見事レフトスタンドへホームラン!!その後も連打を浴びて降板。カーペンターで落さなかった。ワグナーを撃沈させた。気持ち良くブッシュスタジアムへ移動出来る。田口の粘りに嫌がっていたワグナーの顔と試合終了後のハイタッチ、ただラルーサ監督と田口は抱擁していた。信頼出来る選手と名将の素晴らしい光景だった。さあ!!田口まだ先があるよ!!GOGO!!

昨日の報道ステーション(スポーツコーナー)見ました?

僕は、メジャー野球が大好きです。ただきっかけは、やはり日本人だから日本のプロ野球が原点。昨日のコーナーは所謂「涙特集」のようなものだった。スポーツマンの涙ってやはりいいですよ。落合監督が泣いたのは信子夫人が言うには、末っ子でお母さんが他界した涙と2度だけの涙だと言う。口には言わないが「目」で言う。選手を信じ、迫る猛虎の追撃も打破した。あんな落合監督は見たことがなかった。立浪も年齢には勝てないが、ここぞという時に仕事をする。本人も引退の二文字は考えている時期にあるかもしれない。PL学園の仲間、片岡も苦渋の決断で引退。斎藤和も松中も現役としてまだ先はあるが指揮官、王監督に素晴らしいプレゼントが出来なかった涙もあった。苦労し1998年以来低迷した横浜もファンに応えた佐伯の逆転ホームランに声を詰まらせた涙もあった。涙の数以上汗と血のにじむような練習がある。ただそれは表には出さない。プロだから。でも男が人前で涙するのは誰にも言えない、心の汗(古い表現かな)だと思う。メジャーに憧れ、スター選手は海を渡る。それはそれでいいけれど、あのフラッシュバックのように見せられた、辛い戦いの中での涙は、世間がなんと言おうと素晴らしい涙であった。日本野球もいいじゃない!!と思った。それがシーズンずっとそう思えれば国民的スポーツは永久に不滅だと俺も涙して見てしまった。