負けたので俺的に分析をします。昨日の雨でヤンキースの選手はそれぞれ自宅へと帰っただろう。デトロイトは試合後チャーター機で本拠地へ帰る予定が急遽ホテルを探して宿泊となった。この精神的なリズムはどうか?ゆっくり休めるヤンキース、あたふたしたデトロイト。ただ試合は逆だった。まず1回にいきなりジーターが悪送球をする。シェフは転び倒され「またか!!」と思った。その裏、塁に出たデーモンを自分の判断でジーターはバントをするがキャッチフライ。先取点は欲しい、1個塁を進めたい。分かります。ただキャプテンがミス。頂けません。そしてバーランダーは度胸満点だった。まるでホームでゲームをしているようにストレート、カーブもいいがもっといいのはクイック投法がうまい。あれは走れないよ、バッジが捕手だし。2回は2アウトからムースのナックルカーブでモンロー、テイムズの連打で加点。得意球が打たれショック。その裏松井の見事なヒットが出た。文句なし。ポサーダが出てノーアウト1,2塁でカノーはバントすべきだった。シリーズ好調、ヒット1本出れば変わるという概念は短期決戦では捨てるべきだった。結局0点。4表2アウト3塁でモンローがバント失敗した。「何してんだ?」と思う人もいるがAロッドの守備は深くあの前に行けば、もう1点というアイディアは悪くない。その裏またも松井の糸をひくようなライト前ヒット。ここで1アウト1,2塁カノーだが初球を簡単にレフトフライ。ここもバントすべき。結果、デーモンの3階席への3ランになったがこの一発花火だけだった。6表またもジーターの送球がおかしい。堅実なプレーはどこへ?リーランド監督はすかさずバーランドからウォーカーに交代させる。ここがターニングポイント。その裏ポサーダがヒットを打つとリーランド監督はベンチに座ることなく終始立ち、歩き、一番自分なりに見やすい位置へ動く。結局カノーはダブルプレーに倒れた。7表パスボールで加点されるもののムースのプライドでトーリ監督はまだ代えもしなければ、ギドリーコーチもマウンドへ行かせない。その裏100マイル超えのズマヤには圧巻だった。腰がぐっと沈み、浮きあがった反動とテコの原理で100マイルばかり。それでも137kmのスライダーも悪くない。負けん気が強くいい顔しとるわ。ただリベラ、ホフマン、ワグナー迄出来る歳なら肩、肘のケアととにかくチーム、ファンに信頼されれば末恐ろしい投手だ。ムース降板後、打撃の反撃を待ってプロクター、ブルーニーと継ぎこんだが時、既に遅し。9回裏松井が先頭でヒットに出たがいつものようにデッキの前で立ちあがる選手は一人もいなかった。みんなベンチにどっしり座っていた。諦め?最後までジワジワと攻めるタイガース絶対諦めないが信条でキャンプの時、全ての選手にリーランド監督は手紙を送った。ホーム、アウェイはないけれどヤンキースファンまで敵にした今日の試合。負けたって全力だ!!のデトロイト、勝って当たり前のヤンキース。内情の細かいことは知らないけれど消化ゲームみたいだった。最後に4-3打った松井は愕然としていた。ALDSで王手をかけられないのはヤンキース(デトロイトもだが)だけになってしまった。ミスしないで甲子園みたいに今日負けたら終わり位の気持ちでやろうよ!!短期決戦で横綱相撲なんて野球の辞書にはないのだから。
抑えのジョーンズが出てきました。しかし松井君が9回裏ノーアウトからまたもヒット!!カブレーラが代走で今日は御役ご免。ポサーダ三振。イケマセンネーーー。カノーがファールで粘っています。当りのないカノーにトーリ監督仕掛けてくるか?あーーーフライアウトで2アウト。今日当っているデーモンへ。2ストライクと追いこまれた。ジーターへ繋いで!!あーーーーアウトだ。ゲームセット。これでイーブンだ。しかし、4番シェフ、5番ジオンビー、6番Aロッドがノーヒットってどういうことよ。カノーも全然ダメ。松井が4-3と一番活躍したがやはり、野球は難しい。昨日の恵の雨はタイガースに傾いた。リーランド監督恐るべし。やっぱピッチャーの継投が良かった。でも、もう一度中軸が打てないよねーーー。まだ楽しめるということでいいとするが、侮ってはイケマセンね。さあ!!移動だけれど反省会しましょう!!
全くもって殆ど同じような投球内容だが、やはりヤンキースはデーモンの1発ですぐさま逆転に成功!!松井もマルチ安打で2本のクリーンヒットはライト前に運んでいった。しかし、デトロイトは確実に、小刻みに1点づつ加点している。バーランダーは責任回数を投げて降板、中継ぎへと必勝モード只今、7回裏、セブンスイニングストレッチ中。さてジーターから1点位は跳ね除けられるヤンキース打線。この続きは後程。いいぞ松井!!4-3でタイガースリード。ヤンキース負けるなよ!!続きは後程
プロスポーツとはとにかく楽しいものだ。ゴルフ、テニス、バスケット、アメフット、サッカー、挙げたらキリがない。ただ野球はとにかくシーズンが長く今年はWBCから出場し続け、キャンプインからシーズンに入った選手も多い。メジャー30球団が凌ぎを削りたった8球団に絞られる。162試合の公式戦とPSを最大戦うと19試合で181試合戦いそして頂点(世界一)が決まる。皆、ご贔屓のチームがそれぞれあるだろうが、多くは日本人在籍球団のヤンキース、カージナルス、ドジャースという方が多いだろう。ここで勝手にオガチャンの優勝予想はヤンキース。ヤンキースが優勝という声は多いが侮ってはいけない。まず悪いがパドレス、ツインズ、タイガースの優勝はないと思う。まとまったチームだがパドレスの場合はホフマン迄繋げる試合が出来にくい、ツインズは後がなく敵地へ行く。サンタナ、ハンターがあれでは勝機が見えない。タイガースもヤンキースであれば投手が力投してもそれだけを破壊するヤンキース打線が爆発する。またこのチームは修羅場を気にしないスター軍団だけにアウェイも特に気にはならないだろう。ドジャースも戦力はいいが、最大の難敵メッツが投打共に充実しすぎている。メッツはとにかく怖い。問題はアスレチックスとカージナルスだ30球団最高の勝利をあげているラルーサ監督の名将ぶりは健在、プーホールス、ローレン、エンカルナシオンと頑張り屋のエクスタインがチームの士気を上げる。ただここはカーペーンター以外、中継ぎ、抑えに魅力がない。少しヤンキースと似ているとしたら打線ではヤンキースより下と考える。逆に怖いのはアスレチックスだ。投手が安定している。また昨日のコッツのようなヒーローがすぐに出る。バッターはこれは凄い!!という選手はいないがトーマスの経験値は高いし、繋がり出すと切れ目ない打線になる。ケン・モッカ監督が中日(日本)で学んだことは「辛抱する野球を覚えた」と言う。この言葉がとても意味深だがシーズン最後に加速して地区優勝してしまう諦めない辛抱野球は短期決戦でも活きてくる。◎ヤンキース、○メッツ、△アスレチックスって感じだがア・リーグ制覇をヤンキースがするならば2000年以来のサブウェイ対決だ。トーリの弟子のランドルフ監督が冷静な指揮を取れるか?トーリ監督は常に冷静だが昨年、ボストンの試合の161試合でカノーがエラーした時、立ち上がってベンチを叩いていたのを見るとどうだろうか?最終的にお金、スターばかりと言われ続けているヤンキースが結局強かった。そして怪我をしてリハビリからこのシリーズに出られ、僕が野球の技術とそれ以上の人間性に惚れた松井秀喜のマンハッタンパレードが見たい!!それだけなのだ。