ラッキーボーイとリードオフマンでカージナルス王手!!

2006年10月27日 | MLB


ボンダーマンとスパーンの投手戦と思ったが大きく予想が外れてしまった。雨で1日空いてしまい調整難だったのか?まあそれより両監督とも継投には苦労した試合だった。1,2人は抑えても次にピンチを向えてしまう。リードオフマンのエクスタインが良かった。小柄でもガッツは人一倍、チームを見事牽引した。デトロイトのグランダーソンと好対照になった。そしてやはり田口。100%バントはキッチリと教科書通りに送ったがロドニーがまさかの悪送球。そして得点に繋がった。やはり何か彼には幸運が巡って来る。モンローの果敢なダイビングキャッチがグラブに収まっていたら超がつくファインプレーだったが勢いはエクスタインに味方した。名将監督対決シリーズと言って言いが最終的には監督が責任を取るのは両監督も知っている。ただミスの多いデトロイトに対してリーランド監督を責めることが出来ない。技術が突如落ちるということはメジャーの選手でも日本プロでも考えにくいがメンタルと勢いを味方にしたセントルイスが上だったようだ。無論地元ブッシュというのも勝利の要因である。このままの勢いならセントルイスが悲願のチャンピオンを地元で達成する確率は高い。明日のウィーバーの調子がどうか?明日が7戦目なら総動員だろうが、それは決して出来ない。ポストシーズンで殆どの試合をひっくり返してきた、セントルイスに野球の神様が明日降りて来ることを祈りたい。


日本ハム日本一!!北の大地が真夏になった日。

2006年10月27日 | 野球


日本ハムはメジャーと日本の野球の良いところをうまくミックスした大変良いチームに見えた。結果、日本一を掴んだ。俺的にこんな分析をしたい。大砲はセギノール。でも大砲は12球団全てにいる。目立つプレー、派手なプレーよりチーム一丸となりそれぞれ個性をヒルマン監督がうまく引き出してきた。前アスレチックス監督のモッカ氏は「日本で忍耐を学んだと言う」出塁率の良い選手を獲得してここ数年はAクラスだった。ヒルマン監督も今年はスモールベースボールに徹底した。それは小さくまとまるのではなく、この場面にバント、盗塁、逆らわないバッティングが徹底された。バントは昨年の3倍の約170個。簡単な例だ。ころころ選手は代えない。投手も育つ、スターター、セットアッパー、クローザーとメジャーに似た起用もしてきた。プロの選手を信頼し口に出さずとも選手との信頼関係は深まった。また、球団の経営方針を見直し、指揮、経営、役割を見直すと共に地元ファンは根付き、地域密着は、北の大地に多くの夢を与えてくれた。北海道は熱かった。首都圏ばかりに集中していた日本球団。生で憧れの選手も遠方では見に行けない。それを打破した日ハムの強さはまだ続くだろう。(このままの体制が出来れば。)昨年のバレンタイン監督。今年のヒルマン監督と外人監督の連覇になった。根性、努力、罵声、ボヤキも時には良いのだろうが、俺はファンとして連覇した外人監督采配が好きである。でも、これは日本人監督にも出来る。「好きな人、尊敬する人から怒られたら自分が悪いと気付く、憎しみもない、嫌いな人、尊敬出来ない人間からいきなり叩かれれば「キレる」「反発する」野球以外の世界でもそうではないだろうか?「信頼」とは重要だとチームは「一丸」となるを改めて勉強させていただいた。そして、新庄選手!!楽しいチームでした、あなたがいたから。あなたのパフォーマンスは嫌いではなかった。それが出来たのもヒルマン監督やチームメイト、ファンが納得していたから。阪神、メジャーそしていきなり帰国して日ハムと。「どこへ行っても野球は出来る、野球の素晴らしさ今まで興味なかった方にも教えてくれたのではないでしょうか?」あの涙は僕の記憶にずっと残ります。いいシリーズでした。日本も2年前は「きな臭い」感じで今もそれは払拭されていないが、このシリーズで「野球は楽しいもの」と経営側も理解されたでしょうね?ファンはとっくに知っていました。筋書きのないドラマ「野球」晩秋とは言え、熱く僕の心に良い記憶として残った。