カージナルス、リーグVおめでとう!!やったね田口、次は虎退治。

2006年10月20日 | MLB




勝利の女神はついに「セントルイス・カージナルス」に微笑んだ。
締った1-1のゲームで延長戦かと思わせる緊迫したゲームだった。
しかし、冷静に見ると守備の乱れは凄かった。デルガドのポロリに始まり、ローレンはスタンドへ投げる悪送球。エンカルナシオンが捕るのか?エドモンズ?外野の連携は満足ではなかった。プーホールズと勝負しないのはいいけれど、エクスタイン、レイエスの両チームのリードオフマンに、元気がなく6試合迄活躍した中軸に快音が聞こえなかったのが心残りであった。
でもそれも「ベースボール」なのだ。ピンチの後にチャンス有りは今回起きなかった。
でもチャベスがローレンの当りを捕球したプレーは見事だった。あれで流れが変わると思ったが、
ホーム、シェイの熱狂の中で最後迄冷静だったのはやはり名将トニー・ラルーサだった。試合はモリーナの一発で決まったが、劣勢でも調子が悪くとも選手を信じ、大きな打順変更もせず、投手にも信頼を託していたように思えた。ここまで盛り上げたメッツにも拍手を送りたい、是非、来季もこのメンバーならリングの狙えるチームだ。カージナルスも喜びは今日迄というより数時間だろう。デトロイトへ旅立ち虎退治でようやくリングが手に入るのだ。最後迄苦労して勝ったカージナルスか?実戦から離れすぎても投打のバランスの良いデトロイトか?楽しみはまだ尽きない。そして田口選手本当におめでとう。あなたの姿を見て喜び、涙した。苦労人はこのシリーズのラッキーボーイだったと俺は思っている。「夢の続き」はコメリカかブッシュで是非達成して下さい!!