GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

童話 北の国の片田舎から 第9話

2015-06-25 13:37:07 | 射撃・狩猟
北の大地の片田舎にメタボなおじーさんとグータラなおばーさんが住んでいました。
おじーさんは今日も山へエゾシカ猟の駆除に行きました。 


「ばーさん行くかい?」と言われりゃ5000円の為なら多少腹が痛くてもついて行くばーさんです。

だいたい野鳥を探しながら鹿を探すなんて効率が悪いに決まってます。
今回は本気モードで… (いつもは違うんかい)


「いない…」


途中地元のハンターさんとすれ違い談笑

「熊獲ったんだ…」

いつも山で出会うハンターさん達は開口一番これを言います。

そんなにいるんかいな?と思いつつ、年金暮らしのハンターさんは朝昼夕と山を駆け巡っているそうな。
サラリーマンハンターが熊に出会える確率は低いんだよ~と負け惜しみを呟く二人。

いつも思うのが「熊撃ったんだ~」とサラッと言えてしまう地元のハンターのカッコイイこと。

そして長い話を終えて進むと鹿発見


バックストップが得られないので止めちゃったのね!と、思ってたけどじーさんは

「やぁ~ん、回収がめんどくさそう(´艸`*)」ですと!

あかんやん。

仕方ないので引き返しました。

しかしじーさんがもっぱら出会うのはこんなの ↓


今年生まれた子ぎつねとか。
林道のど真ん中でマッタリくつろいでいます。

一応、駆除対象なんだけどね。

なんもしないで笑っているヘッポコなじーさん。
一言「戦意喪失、帰る~」

あちこちで子ぎつねを見かけましたが撃てない。…てか、ばーさんがことごとく邪魔をしていました。
でも戦意喪失したのはその前に車に飛び出してきた生後一ヶ月くらいの小鹿がすってんころりんとしりもちをついて大爆笑。

じーさんは一応逃げる小鹿に銃を向けたのですが笑いが止まらず撃てませんでした。



そんなわけで発砲せずに帰宅しましたとさ。

…疲れた。

山の中で咲いていた花たち
オオタカネバラ


キショウブ


エゾスカシユリ


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