L&Gあかり天国
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円天の問題点について
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(1)「円=円天」法令を発令する。
(2)円天での取引は税金を免除する
(3)円天は電子マネーを使用する
(4)国民は日本円を国家に預けると同時に、同額の円天を自己の携帯電話の財布に受け取ることがで
きる。尚、日本円を預けておく限りは、毎年同額の円天を受け取ることができる。(但し、この制度は個人のみが対象)
4つのノウハウを使うことで、すべての日本円は国家に集まり、国民は再び日本円を引き出すことなく、円天で生活するようになるのです。この理論を利用すれば、どこの国でも同じ現象を引き出すことができます。あとは、世界各国が、戦争利用のために円天を使わないように願うだけです。・・・・これが、私たちエル・アンド・ジーが提案している世界経済円天構想なのです!!
まず、円天そのものが世界平和にならないということを自分で断言してしまっています。「戦争利用のために円天を使わないように願うだけ」ならば、日本円を使って戦争がないように願っているのと同じでしょう。だから何の役にも立っていないということです。
制度として、戦争が起きないように仕向けるのならばともかく、これであるならば、これまでの念仏平和主義となんら変わらないということを表明しているようなものです。
なぜ平和党の提唱する自然主義経済が、戦争を防ぐ一つの手立てであるかということについて説明します。
国際紛争の要因というのは、つねに食料、エネルギーなどの資源の争奪だからです。その他の要素として国民感情の部分などもありますが、単純化するためにそれはおいておきます。
より多くの領土を得るということは、そこに資源があるからです。そのように戦争の原因は単純なものではなく、複雑な事情がからみあって起きています。人間ですから、たとえ政策が違っていても仲良くなることは政治家同士において多くあるし、政策が同じでもあいつは気に入らないと思えば喧嘩にもなります。
だから一面的な見方というのはよくないけれども、一つの方法として何を提言していく場合には必要なことでしょう。したがってここでは、お金の仕組みに戦争の原因があるのだという前提で、かなり不足点は多くありますが簡略に話します。
朝鮮戦争とベトナム戦争は南北による米ソ代理戦争です。これはお互いにその圏内を広げる事により、経済的に潤うからなされたものです。
湾岸戦争はイラクとクウェートの石油の取り分の問題から始まっています。あとから米国がいろいろと理屈をつけていますが、そもそもの戦争の要因はここにありました。
東チモールの独立戦争は、そこに石油資源があるから一国として成り立つと考える独立派と、この地域から得られる利権で国家が潤うインドネシアによってなされました。
9.11テロからアフガンまでの流れは、中東の人々が自国の文化を米国によって汚され、貧困に陥ったからです。もちろんそれまでにも貧しさはあったでしょうが、これは世界的に通貨が動き回り、ドルが圧倒的に優位な位置をしめているから起きることです。
イラク戦争は大量破壊兵器を所持しているからと言って始まっていますが、そんな根拠はどこにもなかったと後ほどになって認めるように、石油利権によって起きています。
戦争というものは正義のために行われるとどの国でも言っています。正義の理屈がない場合には、なんとか作り出そうとしています。市場を拡大するための経済の仕組みだからです。これは社会主義も同様です。
だからマルクスはそれらの富を国家で一元管理すればよいとしましたが、結局のところ、ソ連圏では多くの代理戦、国際紛争、あるいは冷戦状態がありました。現代人がわかっていることは、「社会主義は平和にはならない」ということです。社会主義独裁政権は、人権を抑圧する制度を作り出すとほぼ同義であることを知りました。
共産圏に限らず、彼らが生きていくために必要なものというのは、資源です。その資源の調達手段は増殖する貨幣によって取引されます。前年よりも貨幣は増えていくのは、資本主義であろうと社会主義であろうと前提になります。つまりお金だけが増えていくので「常に経済成長をしなければならない」のです。
当然にお金と自然万物の量を比較すると、お金が増えて自然万物は増えていません。労働力は前年よりも今年のほうが増えているのは当然ですが、そこには売買取引によってペイされているから償却されているはずです。でもお金だけは残っています。
お金だけは維持されている。ということは、自然万物との調整をしなければならないから、自然万物を増やさねばならない。ということは彼らの地域外にそれを求めなければなりません。こうして第二次世界大戦になるのです。
なればアジア・アフリカは資源を争奪される。アジアを欧米列強にとられてなるものかと大日本帝国が立ち上がる理屈ができあがります。欧米列強にしてみれば、大日本帝国は覇権・征服・侵略を
試みているから征伐すべし、満州などは国としては認めない、となるわけです。
それで既存の政治思想というのは、ここからどんどん枝葉の問題になっていきます。あっちが先にやったからこっちは手を出したんだと、子どもの喧嘩の話になります。
そんなことを戦後延々と、右と左、改憲と護憲と、2つの立場の人間が神学論争をしているから、もうそろそろやめにしようというのが平和党なのです。
教育問題で、「いじめるほうも悪いが、いじめられるほうも悪い」と十年くらい前に言われたら、今度は次に「いじめられるほうが悪いなんてことはない。やっぱりいじめるほうが悪い」となりました。N極とS極で、陽子と電子で、いつもどちらが正しいのかという理屈になる前に、その二つがなぜ生まれるのか。その土台はなんだろうと考えることが必要です。これから考えると円天はあきらかに資本主義の土台に乗せられています。
ようするにこの戦争の要因についていえば、貯蔵できる通貨にその要因があるのです。資本主義か社会主義かというところにもないし、先進国か途上国かというところにもないということです。
●(1)「円=円天」法令を発令する
だからL&Gが「円=円天」と最初に定義づけていますね。
●(4)国民は日本円を国家に預けると同時に、同額の円天を自己の携帯電話の財布に受け取ることができる
なおかつ円以上に紙幣を増刷すると世界平和になるのだという論法はむしろ逆なのです。
貨幣が増えれば、それだけの資源が必要となるから、他国に手を突っ込んで支配する必要が出てきます。だから、この方法は現在の資本主義体制以上に戦争を作り出すということに他ならないのです。第三次世界大戦に導く方法としては最適な方法ですが、こんなことを望んでいる人はいないでしょう。
●(2)円天での取引は税金を免除する
これは政府が規制することでしょう。平和党の提唱していることは、国家の規制はいらずとも、自然主義経済によって自動的に無税国家に近づくということです。政府が規制するということは、恐怖政治によってなされることにつながります。これらはつねに政権交代によって、その税収のあり方が左右される事になります。平和党の場合は、市場が自動的に、無税を選ぶのです。そして公共事業が成り立つようにできるのであって、法的規制が何もいらない世の中になるのです。
●(3)円天は電子マネーを使用する
電子マネーは確かに便利であるから否定はしませんが、事務的な問題として、電波障害などによって消えてしまう可能性があるので、電子マネーだけで証明されることには問題があると思っています。
軍需産業によって大規模なマネーが動きます。それで戦争を起こさざるを得なくなります。市場拡大のためにもお金は暴れまくります。この弊害について円天は無力です。なぜなら、現行の資本主義経済となんら変わらず、むしろ貨幣増刷によってもっと悪くなるからです。
それから円天構想では次のようなことも言っています。
1.国債の乱発がなくなる
2.地方経済の破綻がなくなる
3.飢える人々がなくなる
1.は、円天を毎年毎年乱発していることと何が違うのか。じゃあ、平和党にもこのような政策がありますね。
国民一人あたり4000万円、合計4800兆円を日本銀行が発行し与える。それは食料・エネルギーつきの自宅購入に限定される。財源は紙幣の増刷とする。
これをどう説明するか。
このときに、自然通貨によって食料・エネルギー完全自給志向の経済がなされるためにハイパーインフレがおきても問題とならないということです。
それで円天構想でも同じことを言っています。「企業間取引は円天でまかなわれているから問題ない」としています。
ここに減価通貨であるかないかの違いが出てくるわけです。ようするに、円天の場合、100円天と100円に相当する商品Aとでは、100円天のほうが価値が高いわけです。なぜなら、100円天は、100円に相当する商品Bにも交換できるからです。AはAでしかない。BはBでしかない。しかし100円天はAでもBでもCでもDでも交換可能であるから強いわけです。しかも、その100円分の価値が維持されます。
自然通貨の場合であるとどうなるか、同じようにどのようなものでも同じ価格なら交換できますが、自然通貨は一週間後に減ります。でも、モノはその速度よりも遅く価値が維持されます。腐り方がお金のほうが早く設定しているわけです。中には、モノのほうが腐り方が早いものもありますが、総じて自然通貨はなるべく早く使おうとすることに代わりはないでしょう。一年で消えてしまうものなど世の中にはほとんどないでしょう。
そうなってくると、お金を持っていることよりも在庫を多く抱えることが価値が出てきます。でも、自然通貨の流通速度はとても早いためにその財もどんどん出て行きます。
そうなれば、より自然に近いものを作り出すということです。
なぜ農薬を撒いて田畑を耕すか。大量生産することによって、貨幣を多く得たいからです。でも自然主義経済の場合だと、貨幣をより多くとることよりも、質の高いモノを作ることが好まれます。
手間がかからないようにします。不耕起栽培、水耕栽培、ハイポニカ耕法が自然主義経済において最も効率の高いものであり、金融のようなものは最も効率が悪い事となります。
自分の家の近くにネギが生えている畑があったとして、なぜスーパーでネギを買いますか。安いからです。なぜ安いか。大量に仕入れて大量に売る。そのためにスーパーやデパートは大資本というものがあります。だから、売り場面積の広いところを確保します。八百屋は売り場面積が小さいから品揃えも悪くくて値段も高い。
スーパーが強くて八百屋が弱いのは、資本を貯めておくことができるからです。そして、大きいものこそより強くなれる制度だからです。
こんな細かいところに戦争の要因があったとは、人々は気づいていないでしょう。だから永年の経済の常識に支配されて、重大なことを人々は見過ごしているというのです。
自然通貨であると資本をためておくことに意味を持ちません。自然通貨をもっていると減るからです。消費者としてはどんどん使う。距離的な問題も生産者側は考えて、地産地消にならざるを得ないということです。
だから円天は地方経済になんら貢献することなく、地域経済にさらなる悪化をもたらし、自然通貨だと貢献するということについての意味がわかりますか。
円天の方法だと、やはり金融市場やホワイトカラーの多い東京に一極集中することに変わりがないでしょう。地域経済の活性化にはなりません。円と同じ制度を利用して、さらにお金を持っている人を強くさせながら、かつ毎年増刷するので、そのお金自体の価値を下げていくからです。
現に、円天加盟店をみると東京に集中しているではありませんか。なぜ、モノを作り出さないでお金だけ動かしている東京において加盟店が多いのか、おかしくありませんか。確かに東京に企業も人口も多いというでしょう。だけれども、お金の束縛をなくして、円天だけで経済を成り立たせるのならば、売る・作るに関しては、圧倒的に農山漁村のものが多くなくてはいけないのです。
減価通貨制度にしたならば、農林水産物や自然エネルギー産業が活性化します。小資本ほど効率がよくなるからです。現行では、いかにお金に換えるかに注力がなされています。そうなれば第一次産業ほど効率の悪いものはないから、みながやらなくなるのです。
化学的工業製品の場合は大資本を必要とするでしょう。でも木材加工のものであるならば大資本はいりません。これがないから、日本の森林は放置されて、洪水がおきたり、人里にクマが出たりします。間伐されないから、やがて日本の国土には木が生えてこなくなります。逆に途上国は過剰に伐採されて土壌に貯水タンク機能がなくなって洪水がおきたり、水不足が発生します。
商業の場合、間に仲介が入っているとコストが高くなります。しかし、自然通貨を使用すると産物を直接得ようとします。時間がかかるとその間に減価するからです。
では今までの仲介業者が失業してしまうではないかと。でも、その雇用分とはなんで生まれましたかとなるのです。つまり、今まで大量生産・大量消費せざるを得なかったのは雇用経済にも大きく関係しているのです。
資本主義はやがてモノが過剰になります。なぜならみんなお金を欲しがって働くからです。お金がないと生きていけないからです。それでどんどん作っていき、金融による増殖にみなが走り出します。儲けていもいないようなものを儲けているようにして、通帳上でみながゲームを始めます。生産者は、最終的には人にとって必要ないものでも無理して作らなければいけない、売り切らなければならない、環境負荷を与えてでも仕方がないと、やがてお金の奴隷になっていきます。
だからお金を基準に物事を考えているから起きる事です。円天構想もお金の奴隷となっていることをまさに踏襲してしまっています。
モノから基準に考えればわが国の経済は満たされています。しかし、これを国内生産だけの面で見ると自給率が低いこととなっています。この現在のお金の仕組みが世界的に破綻したときに、日本はとんでもないことになります。だから、そのために自給率を上げねばならない。そこで自然通貨が必要になってくるのです。
しかし円天の場合だと、お金だけが増えていってモノは不足し、それを調整しなくてはならなくなります。だからより多くの領土資源を求めざるを得なくなります。だからその理念とは逆に戦争の要因になると言っているのです。
そして、円天はお金が増えて、モノの生産量はほったらかし。したがって、「3.飢える人々がなくなる」どころかどんどん飢える人を増やします。
以上、説明がつきます。
だから高い志を見せるために、即席に作られたいい加減なものとしか言いようがありません。別の目的があるのだろうと言われても仕方がないほど、提言している政策内容に甘さがあります。
あなたがたは、政治団体ではないから別にいいのでしょうけれども、同じニュアンスに平和党がとられた場合に、のちのちになってマイナスイメージにもつながる可能性があるから私は書いているのです。
すぐさま自然主義経済に切り替えるか、それとも騙しきるか、どちらかしか方法はありません。
どれほど崇高な理念を掲げていても、その人たちが本気で世界平和と豊かさを考えているのでなければ、人には見抜かれます。
「波会長に遭ったらどうですか」というのではなくて、波会長が平和党に来たらどうですか。私には、一企業たるL&Gを自然主義経済にさせることの義務など全くありません。
そのうち逃亡を考えているのであれば、平和党の話などどうでもいいことでしょう。あなたがたが本気であるかどうかを私は聞いてみているのですが、あなたは答えられないという。波会長でないと知らないという。
政治や経済の専門性を身につけていなくても、お金をばら撒いたらハイパーインフレになることぐらい誰でもわかるでしょう。
現に私は、L&Gのことを書きつづけて、ヤフーでもグーグルでも検索エンジンで平和党ブログが、御社のホームページよりも上位にきています。
平和党の公約がのちのちになって、L&Gみたいなものだと言われないようにするために、私は徹底してやっていきます。
http://heiwatou.com