おおさか佳巨 街頭演説のブログ

減価する地域通貨ですべての改革

自然主義経済の成功例① オーストリアの町

2006年09月11日 20時31分29秒 | Weblog
オーストリア西部、チロル地方にある小都市でヴェルグル(Wörgl)という町がある。
現在では、神奈川県秦野市と姉妹都市関係にある。

1920年代、当時ヴェルグルでは大恐慌により、景気は史上最悪に低迷していた。
失業率は10パーセントを超え、財政状況も破綻するところまで目に見えていた。
失業者のうち半分以上は失業保険も切れて、生活保護を受けていたために、町の財政では支払い不能に陥っていた。
財政赤字を100とすると税収は、6という絶望的な比率である。税金滞納額の比率は220である。
このような状況下で、同町のミヒャエル・ウンターグッゲンベルガー町長は、1932年から「減価する貨幣」である地域通貨「労働証明書」を発行した。
この労働証明書は、紙幣にスタンプを押す欄がある。
毎月その金額の1パーセントに相当するスタンプを郵便局に支払って、購入しなければ紙幣として100%の価値にならない。
モノを売ってこの労働証明書に換金した場合、いちはやく買物しなければならないのである。
その結果、著しく流通速度がアップして経済が促進された。
町は1000シリングの労働証明書を役場の職員の給与として発行。
そのわずか3日後には、5100シリングもの税金が市役所に支払われた。
税収もまたすぐに、モノやサービスに変換するため、驚くべき速度で流通は早まった。
税金を前払いする町民まで現れた。
オーストリア全体での失業率は増加が続いていたが、この町だけは次々と失業率が減少。
ところが、ウィーンの中央銀行は、これを政府に対抗する危険なものであると判断し、その一年後廃止された。
自然主義経済は実現不可能なものではない。
問題なのは、現行の与党政府は、これを禁じうるということである。
だからやがて自治体でこれを実行しても、国の政権をとらなければならないかもしれない。
また、既存の価値観に縛られている現代の人々には、これを理解する事ができないということにある。

だが、もともとお金というものは、人間が衣食住を満たすために作られたものである。
それが、今、本末転倒な結果として、人類は経済の奴隷と化している。
これが、すべての政策諸課題に大きな問題を作っているのである。

自然主義経済で解決できないのは恋愛の問題だけだ。そんなのは自分でなんとかやってくれ。

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自然主義経済の成功例②

2006年09月11日 20時29分14秒 | Weblog

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自然主義経済に疑問を持つのに典型的なのは、

「減価する自然通貨などという紙幣が発行されても誰も使わないのではないか」というのがある。
これも、今までの常識にとらわれた誤りとなる。
実行される前から、こうした考えを持っていようといまいと、経済制度というのは、やってみるとその効果が思いもしないところから現れる例だ。

ドイツのバイエルン州 http://www.bayern.de/

に、シュヴァーネンキルヘンという町がある。

この町は、人口500人ほどの鉱山と農業の村であったが、世界恐慌まっただなかの1929年に鉱山が閉山した。
炭鉱を所有していた資産家 ヘべッカーは、翌1930年、炭鉱を再開しようと4万ライヒスマルクを借り入れた。

これを担保に「ヴェーラ」という地域通貨を発行した。

「ヴェーラ」は常に石炭と交換できる紙幣で、毎月額面の2%のスタンプを購入し、貼付しなければ使えない仕組みになっていた。
年利マイナス24パーセント(年損24%)という利子である。高金利ならぬ高金損だ。

へベッカーは、鉱山の労働者賃金の半分をヴェーラで支払った。

失業が蔓延しているこの町では、とにかく仕事を求めていたので、半分がヴェーラであってもみな仕事にとびついた。

労働者は当然、昼飯を食べる。日用品も買うだろう。
ヘべッカーは鉱山現場近くのの商店にヴェーラで買物ができるようにたのんだが、どこも受け入れてもらえなかった。
誰もおもちゃのお金として認識して、相手にしなかったのである。
ましてや、持っていると価値が減るなどという、前代未聞のしろものには誰も手を出さなかった。
そこで、へベッカー自身が日用品を仕入れて従業員に売る店を作った。

労働者は、当然その店におしかける。店は大繁盛である。へベッカーにしてみれば、店で回収したヴェーラで、鉱山労働者のための給料を払えばいいのだから、これは便利だ。

すると、それを見ていた不況に苦しむ他の商店たちは、いっせいにヴェーラを使うようになった。
ヴェーラを得た商店とその労働者たちにも回り、続々と広がっていった。

商店→卸売業者→生産者まで到達した。

これにより経済循環は、一気に活気を増した。
これまでの常識にとらわれず、頭を柔らかくして、一つの変革するだけで、いろいろな波及効果によって全体が調和されるものである。

その後、ドイツ全土に広がるようになり、2,000以上の企業が参加。
だが、これも1931年2月、ドイツ中央銀行により廃止命令が出された。
前回記事の成功例①と同じく、やはり中央銀行によってつぶされるのである。
これまでの成功例①及び②は町の規模が小さく、また20世紀初頭になされている。
次回以降は、規模が大きく、現代の事例を取り上げたい。

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熱海市長選挙結果

2006年09月11日 20時27分08秒 | Weblog

斉藤 栄(無新、43歳) 7216票
川口 市雄(無現、69歳) 7154票
鵜沢 精一(無新、62歳) 6111票
猪木 快守(無新、68歳) 771票

現職62票差で落選です。

投票率59.7%とのことで、けっこう高め。

やはりこのブログで、誰かが「●●が有利」と最初に書いた人がいるとすると

必ずその候補者が落選するという流れがあります。

衆議院千葉補選のときもそうでした。

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ミハエル・シューマッハ引退

2006年09月11日 20時26分27秒 | Weblog

自動車レースのF1世界選手権シリーズ第15戦、イタリア・グランプリ(GP)は10日、当地のモンツァ・サーキット(1周5.793キロ)で決勝(53周)を行い、ミヒャエル・シューマッハー(37)=ドイツ、フェラーリ=が予選2位から逆転し、1時間14分51秒975で今季6勝目、前人未到の通算90勝目を挙げた。同選手はレース後、今季限りの引退を表明。

スーパーアグリ・ホンダ勢は佐藤琢磨が2周遅れの完走で16位、山本左近はデビュー後4戦連続リタイア。

シューマッハ引退とのことです。ところで、
日本人はやはり向いていないようです。

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高砂市長選挙

2006年09月11日 20時25分21秒 | Weblog
熱海に続いてこちらも現職やぶり。
しかし一万票差がついています。
兵庫県の高砂市長選挙。

元市生活環境部長の岡恒雄氏(56)が初当選。現職の田村広一氏(56)を破る。投票率は67.9%と高め。

 確定得票数
当30198 岡  恒雄=無新 初当選
 20320 田村 広一=無現 2期

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おじゃる丸/犬山りん氏自殺

2006年09月11日 20時24分54秒 | Weblog

NHKの人気アニメ「おじゃる丸」の原案者で知られる女性イラストレーターの犬丸りんさん(48)が、東京都武蔵野市吉祥寺本町の自宅マンションの屋上から転落して死亡していたことが11日、わかった。仕事に悩んでいるという内容の遺書が残されていたことから、警視庁武蔵野署は飛び降り自殺と見ている。

こういう、面白い作品から、現実の世界で自殺などと起きると悲しい事になる。
自殺者の急増は、それ自体に対策を施しても何の問題解決にも至らない。
以前にも書いたとおり、自殺者が増えるのは今日の経済社会がもたらしたものである。
お金を優先した世の中が作り出すものである。生命を最優先する政治をつくることが平和党の役割である。日本が自然主義経済を選択した場合、経済的苦境に立たされたことを理由とする自殺者はいなくなり、そこから派生した自殺もなくなるであろう。

現代の経済社会は金になることとならないことがはっきりと別れている。ここに問題があるのだ。
金になることだけを優先的にするために、思いやりや生命の尊重性が欠けてくる。
自然主義経済は、むやみやたらな搾取をなくし、政府の経済介入がいらない世の中を作り出す。


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今度は寝屋川・・全国津々浦々、公務員の飲酒運転

2006年09月11日 20時23分09秒 | Weblog
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作成日付 2006/9/11(月) 午後 2:29  |  書庫 平和党内閣行政部会  |  カテゴリ 事故

大阪府寝屋川市は11日、同市クリーン業務課の西岡直二被告(36)が道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で大阪府警に逮捕、起訴されたと発表した。西岡被告は過去に3回、酒気帯び運転で免許停止処分などを受けたことがあるという。

寝屋川市によると、西岡被告は今年8月27日、寝屋川市高宮栄町付近で、信号無視したところを、警ら中のパトカーに見つかり、職務質問を受けた。

福岡市を発端に、全国津々浦々であいつぐ、公務員の飲酒運転・酒気帯び運転。
ここも、政府や世論は対処方箋的な政策が論じられているが、私は大幅に違うと思う。
警察の取締りを強化したところで、さほど意味はない。

ある程度のところで沈静化したら、また同じ事が起きるからだ。治療は予防に劣る。
そもそも江戸時代までは、交通機関も発達していないから、自宅か自分の歩ける範囲内で酒を飲む。

ここには地域コミュニティがあるから、泥酔してもすぐ近所の人がその情報を得る。
通勤・通学は、その居住地に関係なく、幅が広がっているのが現代といえよう。
とくに東京ではそこに住んでそこで働くという人は少ない。
東京の23区の区役所の場合はなおさらである。

例えば立川市などの市町村では、市町村ごとに採用するが、23区は23区として一括採用である。
だから葛飾区在住の杉並区職員もいるし、北区在住の大田区職員も山ほどいる。
例えば中野区職員の中野区在住率は一割だ。
こうなると、仕事としての区を考えるが、自分が住む区としての意識はなくなる。
金を稼ぐための手段となろう。
これが地方になってきても、その傾向がある。活動範囲が広いのが理由である。

老子が言うように、

「小さい国に少ない人民で、すぐれた才能の人物がいても任用させず。

人民には、死を重要に考えて、遠くに移住することをさせず、舟や車があってもそれに乗ることがないようにさせ、武器があってもそれを用いることがない。おいしい食べ物と美しい衣服と住居を満足させ風俗を楽しみ、隣の国とはお互いに見える関係にあり、鶏や犬の鳴き声が聞こえても老いて死ぬまでお互いに往来することもしない。」ことが望ましいのである。

簡単に言うなら、酒を飲みたければ自分の家の近くで飲めということだ。

しかしながら経済優先主義社会はそれをお勧めしないのである。

自然主義経済の地産地消システムはこれを可能にする。

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電車男と小市民ケーン

2006年09月11日 20時21分45秒 | Weblog

電車男の再放送見た。
小市民ケーンを思い出した。
やはりチビノリダーだったからだろうか。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%B3
http://www.nssquare.com/kean/
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C1%A5%D3%A5%CE%A5%EA%A5%C0%A1%BC

仮面ノリダーぶっとばすぞのテーマ
http://youtube.com/watch?v=DcdMvSO_7ls

仮面ノリダーV2 そこでみつけた少年合唱団
http://youtube.com/watch?v=hRZqAmdNwLo


仮面ノリダーVSラッコ男
http://youtube.com/watch?v=t7PtIO53X5o
http://www.youtube.com/watch?v=5SZdE0aeIG0&NR


斎藤佑樹投手は進学

2006年09月11日 20時21分15秒 | Weblog
斎藤佑樹投手は進学
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作成日付 2006/9/11(月) 午後 5:40  |  書庫 娯楽三昧  |  カテゴリ 野球

今夏の甲子園で初優勝を果たした早実の斎藤佑樹投手(18)が11日、都内の同高で記者会見し、大学への進学を表明した。
斎藤投手は「家族と相談した結果、プロ志望届は出しません。大学進学を希望します」と話した。

そうですか。やはりそうだと思いました。
このような投手の特徴です。

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日韓で日本海調査

2006年09月11日 20時20分37秒 | Weblog
谷内正太郎外務次官は11日の記者会見で、旧ソ連、ロシアによる日本海への放射性廃棄物投棄の汚染状況に関する海洋調査を、日韓共同で10月中に6地点で実施すると正式に発表した。

調査は、日韓双方が調査船を同じ地点に向かわせ、互いに相手国の調査員を同乗させて行う。取得したデータは交換する。

このときは竹島のたの字も言ってはいけないらしい。




小沢民主代表の矛盾

2006年09月11日 20時20分09秒 | Weblog
小沢民主代表の矛盾
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作成日付 2006/9/11(月) 午後 8:14  |  書庫 民主党の人  |  カテゴリ 練習用

民主党の小沢一郎代表は11日夕、衆院議員会館で記者会見し、
12日告示の党代表選への出馬を正式表明するとともに、「基本理念」と「基本政策」を発表した。

内政では、格差の解消を「最重要課題」と位置付ける一方、外交・安全保障では、自衛権の行使を専守防衛に限定。小泉改革の継承を掲げ次期首相に確実視される安倍晋三官房長官との対決姿勢を明確に打ち出した。12日に小沢氏の無投票再選が確定する見通しだ。

政策の方向性を示した基本理念では、長年の自民党政治の結果「国民の現状不満と将来不安を背景に、極端で偏向した『扇動政治』が台頭した」と指摘。「安定感のある信頼される『常識の政治』を行い、『普通の国・日本』を実現する」と宣言した。 


おいおい、( ・_・)ノ と思うのは、

小沢氏が掲げていた理念・政策というのは新生党、新進党、自由党時代を通じて、
安倍氏と同じようなものであったはず。

『常識の政治』を行い、『普通の国・日本』をするのも安倍外交路線、小泉内閣から引き続けようという
改革路線に違いない。

十五年前に小沢氏の書いた『日本改造計画』は個人の自立を訴え、国連の軍事力強化を唱えたものである。

彼は、自分の置かれている政治状況において変化するらしい。

社民党も与党時代には消費税を3パーセントから5パーセントにあげ、日米安保条約堅持を表明したが、
野党の今では、消費税増税に反対し安保解消を言っている。

日本の政治は、自分が与党にいれば自分の考えは違えども服従し、
自分が野党にいれば与党の反対のことを言うという、幼稚なことをしているものだなと感じる。

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