難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者の手話学習の意味(1)

2010年09月01日 23時58分34秒 | エンパワメント
難聴者、中途失聴者が手話を学ぼうとするのは、手話の習得によっ
て失われた会話、コミュニケーションを取り戻そうとするためだろう。
手話を学べば手話で話ができる、出来るようになるということを期
待、希望している。

しかし、難聴者、中途失聴者は難聴であることで会話ができないで
いる、あるいは会話の中に入れないでいるがそれだけではなく、聞
こえる人ならば会話によって生まれる知識の獲得、相手への共感、
畏敬、その他の感情によって、積み重ねられる「関係」が積み重な
らないのだ。結果としてその場にいる他の人より「関係」が薄く
なってしまっている。

手話の習得によって、同じ手話を学ぶ同級の受講生とのコミュニ
ケーション、講師とのコミュニケーションが生まれる。手話の表現
がぎこちなくても、一緒に聞こえないことを分かりあえているとい
う共通の意識を持っているので通じる。
会話が通じることと「関係が積み重なっていく」こと(関係性の発
展)が喜びとなって、学ぼうとする意欲が増してくる。

この「通じる」ことと「関係性の発展」が難聴者、中途失聴者の手
話の学ぶ意味がある。


ラビット 記
※通勤路に咲いている唐辛子

「自立のための手話講習会」だけれども、「自立」の定義は難しい。
難聴であることの理解、聞こえの障害だけでなく、関係性の障害を持っていることの理解があること、種々のコミュニケーションの方法があることを知っている人、権利意識を持った人と言うようなことを考えたが、ハードルが高い。

Googleリアルタイム検索が独立

2010年09月01日 06時21分06秒 | 日記(つぶやき)
Googleリアルタイム検索が独立、場所指定やスレッド表示など新機能も

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/08/27/028/index.html
米Googleは8月26日 (現地時間)、
リアルタイム検索サービスをアップデートし、場所による絞り込み
や会話表示などの新機能を追加、また独立した専用ホームページを
用意した。
(略)
リアルタイム検索は日本語による検索も可能で、場所指定ツールも英語/
日本語/ ロシア語/ スペイン語をサポートしている。また
google.co.jpの日本語リアルタイム検索ページ
http://www.google.co.jp/realtime
も すでに公開状態になっており、メールアラートも日本語で
作成できる。ただし、例えば場所指定で「東京」「大阪」と入れて
もうまく機能せず、「東京都」「大 阪市」というように絞り
込めば数多くの結果が得られるなど、うまく検索するためにはコツ
がいる。日本語に関しては、日本語対応と使い勝手の向上をしばら
く 待つ必要がありそうだ。