難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害者総合福祉法論点 利用者負担など

2010年09月04日 18時18分42秒 | 障がい者制度改革

総合福祉法の論点も核心に触れつつあるが、難聴者施策の立案の立場からどういうことが求められるか。

コミュニケーション支援事業は、聴覚障害者とその場の他の参加者双方が利用者となる。
それを「無料」と主張するには問題がないか。
総合福祉法のコミュニケーション支援とその法律以外の教育、就労の場における合理的配慮としてのコミュケーション支援は同じ考えでよいか。
教育、就労の場における費用負担は教育現場で良いか。


ラビット 記
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(第7回総合福祉部会)「障害者総合福祉法」(仮称)の論点についての意見
(分野G利用者負担)
<項目G-1応益負担の問題点と現状の評価>
論点G-1-1) 「自立支援法」で導入された自立支援給付(福祉サービス、補装具)、自立支援医療の応益負担の問題点についてどう考えるか?
○結論
○理由

論点G-1-2) 「応益負担の廃止」方針に基づく、今年4月からの福祉サービスと補装具の軽減措置についてどう評価するか?
○結論
○理由

論点G-1-3) 基本合意でも「当面の重要な課題」とされている自立支援医療に関する軽減措置についてどう考えるか?
○結論
○理由

<項目G-2負担の範囲>
論点G-2-1) 「応益負担廃止」後の負担のあり方として、サービス・支援に関する負担と食費等の実費負担について、それぞれどう考えるか?
○結論
○理由

論点G-2-2) 費用負担を求める場合の仕組みとその際の負担を求める範囲(障害者本人、同居家族等)についてどう考えるか?
○結論
○理由

<項目G-3 その他>
論点G-3-1) 「分野G利用者負担」についてのその他の論点及び意見
○結論
○理由

(分野H報酬や人材確保等)
<項目H-1支払方式>
論点H-1-1) 「自立支援法」による報酬払い方式についてどう評価するか?日額払い方式について、人材確保や安定したサービス提供の困難さを指摘する声がある一方、利用者の選択等の点から評価する声もある。これについてどう考えるか?
○結論
○理由

<項目H-2人材確保・育成>
論点H-2-1) 人材確保の困難が指摘されている。また、事務量の増大等を指摘する声がある。人材不足の解消及び事務の簡素化のために、サービス体系及び資格要件をシンプルにすることは有効か?また、有効である場合、どのように整理するべきか?
○結論
○理由

論点H-2-2) 支援職員や相談支援者の迅速かつ有効な人材確保・育成の課題は何か?
○結論
○理由

論点H-2-3) 障害福祉サービスの質・量を適切な水準に保つには、支援職員の賃金その他の労働条件が他の分野と比べて遜色のない水準に保たれる必要があるが、そのために障害者総合福祉法で規定できる事項、その他の法制度で規定すべき事項があるかどうか?
○結論
○理由

<項目H-3 その他>
論点H-3-1) 「分野H報酬や人材確保等」についてのその他の論点及び意見
○結論
○理由

(分野I その他)
<項目I-1介護保険との問題>
論点I-1-1) 国と「自立支援法」訴訟団との「基本合意文書」の中では「新たな福祉制度の構築に当たっては、現行の介護保険との統合は前提とせず」と記されている。この点から、検討すべき論点としてはどのようなことがあるか?
○結論
○理由

論点I-1-2) 現行「自立支援法」第7条では「介護保険優先」の原則がうたわれている。介護保険対象となった際に、「自立支援法」のサービスが利用できなくなったり、サービスの量・種類が削られたりする事例が生じている。こうした事態を避けるためには、どのような制度とすることが必要と考えるか?
○結論
○理由

<項目I-2現行の特別対策等>
論点I-2-1) 臨時特例交付金による特別対策事業についての評価はどうか?また、この中で、「特別対策」から正規の制度に組み入れる必要があるものはあるか?
○結論
○理由

論点I-2-2) また、特例交付金の延長は必要か?
○結論
○理由

論点I-2-3) 新体系への移行の期間(2012年3月)をどう考えるか?
○結論
○理由

<項目I-3現行の特別対策等>
論点I-3-1) この法による支援のための所要額について後年度負担も含め、推計する必要があるのではないか?
○結論
○理由

論点I-3-2) この財源を安定的に確保するための方策と目途をどのようにたてていくべきか??
○結論
○理由

論点I-3-3) この法の実施に関するモニタリング機関の必要性をどう見るか?
○結論
○理由

論点I-3-4) 相談、「選択と決定」(支給決定)、支援の利用、利用者負担等、この法に関わる全般的な不服審査・苦情解決・権利擁護機関の必要性をどう見るか?
○結論
○理由

論点I-3-5) 「分野I その他」についてのその他の論点及び意見
○結論
○理由

今日から介護実技講習会3日目。 あちゃの連続。

2010年09月04日 13時22分13秒 | 日記(つぶやき)
介護福祉士の申し込み締め切りは9月10日まで。

専攻科で学んでいる場合は、修了見込み証明書が必要。早々と取り寄せたがどこにおいたか分からず1ヶ月もの間探し回っていた。あちゃ。
申し込み締め切り1週間前になって発見!した。やれやれ。

介護実技試験免除のために介護技術講習会を受講して修了すれば免除が受けられる。
試験の申し込みにはこの受講決定通知書が必要だが、受講通知決定通知書が見あたらない。あちゃ。

あと1週間しかないので焦って、再度良く受験案内書を読むと、技術講習会の修了書でも良いとある。明日の修了試験になんとしてもパスして送らないと間に合わない。
あと5日間だ。

今朝は、講習会の会場は郊外の丘陵にある大学なので周辺に食べるところがない。弁当を自分で作って持って行った。
駅ではたと割り箸を忘れたことに気がつき、売店で飲み物を買って割り箸をもらってきた。すると駅のホームにその飲み物を忘れてきてしまった。割り箸が140円になってしまった。あちゃ。

午前中は、食事と口腔衛生の介助の実技だ。手話通訳の口元を見ていると眠くなってしまう。夜中から朝までノートを取っていたりしたので眠い。


ラビット 記

障害者制度改革推進会議レポート(8回から11回)

2010年09月04日 03時34分58秒 | 障がい者制度改革
障害者推進会議は、毎回、論点に付いて会議までに意見を求められる。

先週、第19回推進会議に対して、文化・スポーツ、住宅、ユニバーサルデザイン、障害の予防について、それぞれ意見を提出した。

中途失聴、難聴者の視点からそれぞれ問題を考えるが、委員は聴覚障害者全体、障害者全体の視点から意見を出しているようだ。


ラビット 記
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第8回~11回の報告 -リレー推進会議レポート3-
新谷友良(しんたにともよし)
(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会常務理事)
はじめに
障がい者制度改革推進会議(以下、推進会議)は、障がい者制度改革推進本部に6月中旬提出を予定している第一次意見をまとめるにあたって、表1の日程で、障害者関係団体及び関係省庁へのヒアリングを行った。本稿は、その概要の報告である。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/report_1008.html

障害者施策の抜本的転換を図る議論をしている推進会議だがその内容については一般新聞でも取り上げられず、国民の認知度、理解度は低い。

そのため、各地で地域公聴会のようなイメージで障害フォーラムの開催が行われているがまだ数県にとどまる。
しかも内閣府にも予算がないため、JDFの地域フォーラムに乗っかる形だ。

全難聴も「聞こえのおこまりアンケート」の配布を通じて、推進会議と難聴者等の要望を広報しているがまだまだ少ない。


※通勤路のざくろ?

障害の定義と難聴者・中途失聴者の課題

2010年09月04日 03時25分16秒 | 障がい者制度改革
障害の定義は、障害者権利条約の定義を受けて、障害者基本法など で社会モデルとして定義される方向だ。
6月29日の閣議決定の「障害者制度改革の推進のための基本的な方向」にも「日常生活又は社会生活において障害者が受ける制限は、社会の在り方との関係によって生ずるものとの視点」が記述されている。

これを受けて、難聴という障害をどのように定義するのか。聴力レベルによらない障害のモデルが必要になる。そのためには、国際生活機能分類によって難聴を記述することが必要になる。


ラビット 記
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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2007年8月号
障害の定義から生じる難聴者・中途失聴者の現状と課題

障害者自立支援法が施行されることで従来の福祉法の再編が行われたが、聴覚障害の定義は、身体障害者福祉法第4条に基づく身体障害者障害程度等級表を継続している。身体障害者福祉法は昭和24年に制定されたが、ここで定義されている身体障害者障害程度 ...
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n313/n313004.html

※日中はしごく暑いが、夕方はうろこ雲などが出て秋の気配だ。