難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

外務省のWEBに 障害者権利条約署名の閣議決定

2007年09月28日 14時50分46秒 | 権利

国連日本署名.jpg外務省のホームページに、障害者権利条約に署名ることが閣議決定されたとプレス発表されている。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h19/9/1175598_812.html

MSN毎日新聞インタラクティブにも報じられている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070928k0000e010057000c.html

ラビット 記
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「障害者の権利に関する条約」(仮称)への署名について
平成19年9月28日

1. 我が国政府は、「障害者の権利に関する条約」に署名することを閣議において決定した。
2. この条約は、2006年12月、第61回国際連合総会において採択されたものであり、障害者の人権及び基本的自由の完全な実現を確保し、促進する上で重要な意義を有している。


(参考) 障害者権利条約

障害者の固有の尊厳、個人の自律及び自立、差別されないこと、社会への参加等を一般原則として規定し、障害者に保障されるべき個々の人権及び基本的自由について定めた上で、この人権及び基本的自由を確保し促進するための措置を締約国がとること等を定めている。




難聴者のエンパワメントを再カテゴライズ

2007年09月28日 11時13分58秒 | エンパワメント

070922_2055~001.jpg難聴者のエンパワメントに関する記事を、「エンパワメント」再度カテゴライズした。

記事の大分類(カテゴリー)の「エンパワメント」で、記事を一覧できる。
または、下記から。
http://blogs.dion.ne.jp/rabit/archives/cat_249817.html

キーワードは、セルフ・エスティーム、エンパワメント、ピアメンター、精神対話士など。

サンフランシスコの風さんの問題提起が新鮮だ。

ラビット 記


難聴青年の職場の問題が日本聴覚医学会に。

2007年09月26日 09時19分22秒 | 生活
難聴青年の職場の問題が、来月開催される日本聴覚医学会で報告される。
http://plaza.umin.ac.jp/cjas52/program/index.html

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第10群: 聴覚障害(地域・住民検診等) (10:06~10:54)
【座長】馬場俊吉
43. 音声言語を主なコミュニケーション手段とする青年聴覚障害者の職場環境の現状と課題
坂井純二, 鶴田美律, 大山孜郎

坂井純二氏は、京都市の医療法人大山医院併設の補聴器販売店「補聴器ショップかめかめ」の認定補聴技能者だ。
http://www.ooyamaiin.or.jp/hochoukishop.html

鶴田美津氏は、同病院の言語聴覚士で、別の演題で発表される。
http://www.ooyamaiin.or.jp/gengyo.html

98. 医院における補聴器外来・言語聴覚外来の現況と言語聴覚士のはたらき
鶴田美律, 坂井純二, 大山孜郎

大山医師は、全難聴のシンポジウムでも報告頂いたことがある。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1998/01887/mokuji.htm
「補聴援助システムとリハビリテーションの普及啓発」
「補聴器、人工内耳、補聴援助システムの普及啓発」
-難聴を克服するために-
1.開催期日 :1999年1月16日(土)13:00~17日(日)16:00
2.内容 :シンポジウム
シンポジウムの内容は以下からダウンロードできる
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1998/00257/mokuji.htm

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地域に密着した補聴器外来を持つ医院のようだ。難聴青年の問題が医療側からも問題提起されることは、就労問題の解決の基礎となるデータが期待される。

ラビット 記



第30回総合リハビリテーション研究大会 開催のご案内とお願い

2007年09月25日 11時42分54秒 | PHSから
070922_1016~001.jpg日本障害者リハビリテーション協会からシンボジウムの案内があった。
30年の記念大会にしては200人と参加者数は少ないが、「次世代の」と銘打っている「リハビリテーション」の最新の動向が論じられると期待したい。

なぜ「次世代の」なのか知りたい。国連の障害者権利条約の批准が現実の課題となり、障害者差別禁止法が視野に入ってきたからなのか。

リハビリテーションの考え方、手法に大きな変化が出ているのか。


超高齢化社会で難聴者が数百万人いるのは公然の事実なのに、「社会リハビリテーション」も「当事者リハビリテーション」もきちんとシステム化されていないのは何故か。

リハビリテーション研究者が高齢化して難聴になった時には第一線にいないので必要性を感じないのかも知れない。


ラビット 記

・・・・・・・・・・・・・・・
当協会では、「総合リハビリテーションの30年とこれからの展望」をテーマに、
『第30回総合リハビリテーション研究大会』を,東京都新宿区にございます日本青年館にて、
来る10月19日(金)・20日(土)の両日開催いたします。

つきましては、お一人でも多くの方にご出席頂きたく,お忙しいところ誠に恐縮ではございますが、
関係各方面への周知のご協力をお願いしたく存じます。

以上、何卒よろしく願い申し上げます。

*最新情報は、下記ホームページにて紹介しております。
http://www.normanet.ne.jp/~rehab/

☆☆☆
(財)日本障害者リハビリテーション協会
TEL: 03-5292-7628
FAX: 03-5292-7630


--以下、紹介文(転載自由)--


『第30回総合リハビリテーション研究大会
 -総合リハビリテーションの30年とこれからの展望-』


本大会は、1977年に、各分野のリハビリテーション従事者の連携と交流を目的に、
有志らによる「交流セミナー」としてスタートし、本年で第30回を迎えます。
今大会は、海外からのゲストを含む、リハビリテーション分野の第一人者である
スピーカーによる講演とシンポジウムのほか、「リレー討論」により、バラエティーに
富むテーマで意見交流を行います。

この30年を振り返り、次世代への展望を共に探る大会としたいと存じます。


テーマ    総合リハビリテーションの30年とこれからの展望

とき     2007年10月19日(金)・20日(土)
ところ    日本青年館 国際ホール
       (東京都新宿区霞ヶ丘町7番1号)
http://www.nippon-seinenkan.or.jp/hotel/access/access.htm

定員     200名

大会参加費  一般5,000円 、1日のみ参加3,000円 、学生2,000円
懇親会費   3,500円(10月19日夕方)

主催     第30回総合リハビリテーション研究大会実行委員会
       財団法人 日本障害者リハビリテーション協会

後援(順不同)  
 内閣府、厚生労働省、文部科学省、東京都、
 社会福祉法人 全国社会福祉協議会、
 独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構

独立行政法人福祉医療機構(高齢者・障害者福祉基金)助成事業

■申込方法 下記ホームページから参加申込みができます。
http://www.normanet.ne.jp/~rehab/
■主なプログラム(敬称略)
○10月19日(金)
開会  9:50
[ 1 ] 基調講演  10:00~11:00 
  上田 敏(日本社会事業大学 客員教授
日本障害者リハビリテーション協会 顧問)

[ 2 ] 記念講演  11:00~12:00 
 フェデリコ・モンテーロ(コスタリカ)
        (前 WHO 障害とリハビリテーションチーム コーディネータ)

[ 3 ] シンポジウム  13:00~16:30
  「次世代のリハビリテーションへ向けて」

 コーディネーター 寺山久美子 (帝京平成大学健康メディカル学部 教授)

シンポジスト    上田 敏  (日本社会事業大学 客員教授)
           フェデリコ・モンテーロ(前WHO)
           藤井 克徳 (日本障害者協議会 常務理事)
           松井 亮輔 (法政大学現代福祉学部 教授)
           松矢 勝宏 (目白大学人間学部 教授)

[ 4 ] 懇親会  17:00 ~18:30 (会費制)

○10月20日(土)
[ 5 ] リレー討論 テーマ 「最先端の取り組みを繋ぐ」
座長     伊藤 利之 (横浜市リハビリテーション事業団顧問)
寺島 彰 (浦和大学総合福祉学部 教授) 

 10:00 ~ 12:00
 (1)「ICFをどう活かす」  
   大川 弥生 (国立長寿医療センター研究所生活機能賦活研究部 部長)

 (2)「障害者権利条約、わが国の課題」
   尾上 浩二 (DPI日本会議 事務局長)

 (3)「ユニバーサルデザインからアクセシブルデザインへ」
   星川 安之 (共用品推進機構 専務理事)

-昼休み-
 13:00 ~ 15:00 
 (4)「福祉から就労へ ~福祉と就労の連携~」
   崎濱 秀政 (障害者就業・生活支援センター「ティーダ&チムチム」所長) 

  
 (5)「特別支援教育の実践と課題」 
   岡 典子  (東京学芸大学 特別支援科学講座 准教授)

 (6)「当事者の視点から」
   伊藤 知之 (浦河べてるの家)

[ 6 ] 総括   15:00~15:30 
   伊藤 利之 (リレー討論 座長)
   寺島 彰  (リレー討論 座長)  
   山内 繁  (実行委員長 早稲田大学教授)   

閉会 15:40

*プログラム・演題は、変更する場合があります。

■申込先・問合せ
    第30回総合リハビリテーション研究大会事務局
    162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
    財団法人日本障害者リハビリテーション協会内
    TEL:03-5273-0601 FAX:03-5292-7630
E-mail: rehab@dinf.ne.jp
http://www.normanet.ne.jp/~rehab/
--以上、紹介文--




聞こえない人の緊急地震警報の受け方は? 

2007年09月25日 08時47分21秒 | 生活
070924_1859~002.jpg070924_1858~001.jpgNHKのニュースで10月から緊急地震警報が発令されると、テレビにそれを知らせる画面が出ると報じられていた。

テレビを見てない人はどうするのか、見えない人はどうするのか、それを携帯や電話で知らせようとした人の情報は錯綜しないか。

交通機関は緊急停止するのか、その際にアナウンスされるのか、聞こえない人はどうするのか?

国民や聴覚障害者に説明が足りないのではないか。

ラビット 記




難聴者のいろいろな補聴方法

2007年09月24日 09時07分17秒 | 生活
070923_0858~001.jpg070908_1330~001.jpg磁気ループのある会場では、人工内耳のスピーチプロセッサーに入力する磁波を拾うのにテレホンピックアップを利用している。
元々は電話録音用のコイルで電話機に付けるための吸盤が付いている。だが電話器の受話器がスピーカーから圧電素子に変わってしまい、コイルがないのでこのピックアップコイルでは録音が出来なくなったので、今では販売しているところが少ない。
古くからある町の小さな電気屋にあるかも知れない。あれば即買いだ。


ワイヤレスのマイクを送信器と一緒にスピーカーに直接取り付けた例もある。普通は音源のアンプに送信器の入力を接続するがそれが出来ない時に、近くのスピーカーに付けたのだろう。
ワイヤレス受信器の出力を補聴器のオーディオ入力端子につなぐ。

他にもデジタルAV機器を補聴器や人工内耳で聞く方法がある。

ラビット 記



N700系新幹線 難聴者のバリアフリーは

2007年09月24日 07時56分09秒 | 生活
070922_2126~001.jpg070922_2127~001.jpgN700系新幹線はバリアフリーか。

電光ニュース画面の文字は大きくなっていた。降車の方向も←で示されている。
新幹線の事故等が発生した時のアナウンスが出れば言うことないがどうだろう。

FMラジオが聞けることこともメリットだ。ラジオのイヤホン端子にピックアップコイルやMリンクなどをつなげば良く聞こえる。見えるラジオを持っていれば文字情報も入る。

足下にコンセントがあるので、パソコンや携帯電話の電源が取れる。ビジネスマン等を対象に付けたのかも知れないが、携帯電話でwebを見ているとあっという間に電池を消耗してしまうのでこれは役に立つ。パソコンでウェブメールも出来るし、情報も収集できる。

車内の飲料などの販売員が聞こえないと言った時に、筆談や金額を表示した端末を見せてくれる等の対応が出来れば良い。

車掌が、聞こえない人から聞かれた時に筆談対応してくれれば良い。携帯用ホワイトボードを持ち歩くべきだ。


ラビット 記



災害時の情報提供 「目で聴くテレビ」の努力に公的支援を

2007年09月23日 23時06分48秒 | 生活
070923_1034~001.jpg070923_2246~001.jpg災害時に自分たちの手で運営して情報提供してきたのがCS障害者放送統一機構の「目で聴くテレビ」だ。

先の7月16日10時13分の新潟中越地震では、11時過ぎからNHKより早く字幕と手話を配信した。


この時だけではなく、能登半島地震や有殊山地震など災害の発生する度に現地に乗り込み、字幕と手話を報告してきた。
統一機構は総務省や内閣府、厚生労働省に何度も支援してきたが、現行法による「放送事業者」を盾に支援措置をとろうとしないでいる。

朝日新聞投稿覧にも支援を求める声が掲載された。


ラビット 記 



災害要援護支援者としての難聴者  

2007年09月23日 22時50分21秒 | PHSから
070923_0741~001.jpg070923_0946~001.jpg愛知県、名古屋市一円で全国ボランティアフェスティバルが開かれ、二日目の今日は国際会議場2号館で、「災害要援護支援者対策」について、報告と討議が行われた。分科会担当は名古屋難聴者、中途失聴者支援協会だ。災害関連の分科会だけで四つあるそうだ。

参加者は約80人、開始そうそうで満席になっていた。

講演テーマにある「災害要援護支援者」は難聴者、中途失聴者のことだ。
これまで、災害等が起きた時に必要な情報提供の対象者に聞こえない人たちは忘れられてしまい、避難も支援も受けられない例が報告された。

社会の理解が進まない理由として、難聴者等は目に見えない障害者であり、主として音声によるコミュニケーションが生じる際に障害になるので障害の状態も見えにくいこと。さらに、自分が障害を持っていることを自覚していないことや障害の状態を説明しにくいことが説明された。

災害対策として地域社会のネットワークに溶けこむ難聴者側の努力と理解を深める周囲の努力が必要だ。

聴覚障害者の災害対策マニュアルをCS障害者放送統一機構2007年3月に発行している。朝日新聞や日経新聞などでも紹介されている。

ラビット 記





人工内耳と補聴器の併用の効果のデータ

2007年09月22日 11時19分17秒 | 人工内耳
人工内耳と補聴器の併用に関するデータが見つかった。
http://www.orlj-fukui.jp/reikai_h17.html#21

ラビット 記
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第21回日耳鼻福井県地方部会学術講演会

日時 平成18年3月18日(土)
会場 フェニックスプラザ

3.当科におけるbimodal人工内耳について
○ 山田武千代、意元義政、窪誠太、小嶋章弘、高林哲司、成田憲彦、須長寛、高橋昇、
杉本千鶴、都築秀明、藤枝重治(福井大)伊藤俊久(社保福井)、井川秀樹(笠原)、
富永八千代(富永医院)
 聴力改善を目的とする手術では術側の聴力改善が最も重要であるが反対側の聴力にも注意を払う必要がある。当科では、2003年から2005年までの間に、人工内耳埋め込み術を13名の患者様に施行した。その中で、片側人工内耳と反対側補聴器(Bimodal)を装着している成人7症例(20歳から77歳)に関して、人工内耳装着による語音明瞭度検査(70 dB 音場検査)、反対側の補聴器の場合、片側人工内耳と反対側補聴器(Bimodal)装着の条件で手術後3ヶ月以内と手術後約1年で比較検討した。人工内耳装着による語音明瞭度、片側人工内耳と反対側補聴器による語音明瞭度は、それぞれ、平均で45.4 %、54.9 %までに改善した。
 一方、反対側補聴器の裸耳聴力は97.5 dBから100.6 %と変化がなかったが、反対側補聴器による語音明瞭度は、平均13.7 %から26.0 %と有意に改善した。片側人工内耳と反対側補聴器(Bimodal)装着は、自然な音感覚が得られる。人工内耳を装着するすることにより両側の中枢を刺激することにより反対側補聴器による語音明瞭度が改善したと推測された。


テレビのテロップは「字幕」ではない

2007年09月22日 10時41分02秒 | PHSから
070922_0958~001.jpg070922_0958~002.jpg最近のテレビのニュースなどのテロップは話した言葉のままではなく、幾らか文章の処理はしている。

画面に収める字数制限が主な理由だろうが丁寧語がですます調になったり、間接語が省略されたりしている。

これは字体にエッジなどの工夫もしてあり、見易い。読み安い。

しかし、番組ディレクターやテロップ作成者は聴覚障害者への情報保障という観点がないので、常に付くとは限らない。
聞こえない人に分かりやすい制作を心がけてもらえるのか。
画面が混んでいても付けてくれるのか。

放送事業者は字幕放送ではないが情報保障になっているだろうから字幕放送にカウントして欲しいというのだ。
これが、「視聴覚障害者向け放送の普及行政の指針(案)」に対する放送事業者の要望だ。

字幕放送に近い機能はあるかも知れないが、字幕放送ではないから字幕放送にカウント出来ないだろう。
テロップ、字幕等でカウントすべきだ。

ラビット 記



オト・コラム 人が音を聞くメカニズム(8)

2007年09月22日 08時01分13秒 | 生活
「物を見る「目・視覚」のメカニズムは、ほとんどの方が、何と無くおぼろげにでも知っているものですが、音を聞くメカニズムを知っている人は、ほとんどいません。」

聴覚の仕組みを理解するのに、参考になるメールマガジンがある。
今回は、音が聴神経にどのように伝わっているかの説明で、なるほどと思うことが多い。

難聴者の音や声の聞き方もこうしたことを理解して、コミュニケーション支援の方法が考えられる必要がある。

ラビット 記


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         オト・コラム 第11号
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音や耳(聴覚)に関するエッセイを、メールにて皆様にお届けする、オトデザイナーズ< http://www.otodesigners.com > のメールマガジン「オト・コラム−第11号−」です。
今回も、前回までの続きで「人が音を聞くメカニズ(Part8) 」です。

Part1〜Part7をお読みになっていない方、読んだけど忘れちゃったという方は、こちらから
                ↓
http://www.otodesigners.com/column/column.html
第4回〜第10回を読み直して、今回のコラムをお読みください。

皆さんから大好評を頂きました「人が音を聞くメカニズム」は今回のPart8をもって、一旦区切りとさせて頂き、次回からは新シリーズを開始する予定です。

=====人が音を聞くメカニズム(8)=========
         〜電気が走る〜
(以下、略)


NPO-HIJベターヒアリングフォーラム2007 開催のご案内

2007年09月22日 07時49分54秒 | 生活
NPO法人の日本ヒアリングインターナショナルから、「ベターヒアリングフォーラム2007」の案内があった。
ヒアリングインターナショナルは、難聴予防、難聴問題の啓発を中心に活動している耳鼻科医の国際的組織だ。

プログラムを見ると積極的に社会に働きかける的な内容になっている。
「認定ヒアリングアドバイザー」の考え方は、難聴支援員の考え方に通じるところがある。


ラビット 記

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NPO-HIJベターヒアリングフォーラム2007
開催のご案内
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★★★★★★事前参加登録開始いたしました★★★★★★
   ↓↓↓下記URLよりお申込いただけます↓↓↓
    https://www.procomu.jp/bh-forum/apply.php
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拝啓、時下益々ご清栄の段お慶び申し上げます。
皆様には、格別のご高配を賜り、深く御礼を申し上げます。

平成19年10月13(土)〜10月14日(日)、東京お台場の東京
ファッションタウンビルにて、本会日本ヒアリングインターナショ
ナル主催によりますNPO-HIJベターヒアリングフォーラム2007 in
Tokyoが開催されます。

フォーラムのプログラムは昨年度、認定補聴器技能者講習会や

日本耳鼻咽喉科学会認定専門医学術集会に認定されるなどクオリティー
の高い内容となっております。
さらに、学術セミナーは専門性と高い倫理性を備えた「HIJ認定
ヒアリングアドバイザー」を育成する制度の教育プログラムとして、
着々と準備が進んでおります。
難聴の予防、聴覚障害者の早期発見・支援は、待ったなしの課題と
言えます。
高齢退職者の人材活用を円滑に行うためには補聴器などにより矯正
聴力を得てノーマライズするという視点は早急に啓蒙・普及すべき
情報ではないかと考えております。
市民レベルにおいても加齢性難聴の予防や補聴器への理解、あるい
は聴覚障害者にとってのバリアフリーとは何か、などの知識や情報
を得たいとの意見は少なくなく、われわれの活動はこのようなニーズ
の高まりに応えるものと自負しております。
何よりも多くの市民がこのフォーラム(公開市民講座)を通じて、
難聴の予防、聴覚障害者の早期発見・支援という問題を認識して
いただけることを願っています。

つきましては、多数の皆様にご参加を頂きますよう、下記にご案内
申し上げます。

***************************************************
◆主催
特定非営利活動法人日本ヒアリングインターナショナル(NPO-HIJ)
◆後援
特定非営利活動法人 日本ブレインヘルス協会
   URL http://www.brainhealth.jp/
◆会場・開催日
平成19年10月13日(土)〜 14日(日)
東京ファッションタウンビル東館9F(東京ビッグサイト隣)
会場URL http://www.tokyo-bigsight.co.jp/tft/
***************************************************
プログラムは下記のように予定しております。

◇ 10月13日(土)<<HIJ学術セミナー 第1部>>
 B会場 
14:50〜 開会のあいさつ (新井寧子 BHF2007大会長)
15:00〜 ハンズオンセミナー(事前登録者のみ・当日申込不可)
・実耳測定:コーディネーター: 酒井 俊一(HIJ理事)
・オープンフィッティングの適応と特性の読み方:
深澤 佳道(HIJ理事
協力:スターキージャパン・フォナックジャパン・GNリサウンド(予定)
※ 本ハンズオンセミナーはテクノエイド協会認定補聴器技能者資格指定講習会(申請中)です.

18:15〜     BHF2007組織委員会(理事会)
19:00〜   会員懇親会

◇ 10月14日(日)<<HIJ学術セミナー 第2部>>
午前の部 A会場 
8:00     会長あいさつ(新井寧子 BHF2007大会長)
8:15〜10:00
講義1:「脳の学習と聴覚」
 講演者  中川雅文(みつわ台総合病院副院長) 
 座 長 鈴木淳一(HIJ理事・帝京大学名誉教授)

10:15〜12:00 
講義2:「補聴器供給システムのあり方について」
 講演者  河野康徳(前昭和女子大学教授)       
 座長  中村昇太郎(HIJ理事・なかむら耳鼻咽喉科院長)

12:00〜12:15  HIJ事務局からのお知らせ
   「認定アドバイザー制度に関する連絡」

午前の部 B会場 
10:15〜12:00  ハンズオンセミナー(事前登録者のみ・当日申込不可)
・TRT療法における実践的カウンセリングテクニック
 講師 松田太志(耳鼻咽喉科まつだクリニック院長)
大脇真奈(春日井市民病院 臨床心理士)

午後の部 A会場  13:00〜 
市民公開講座(無料・できるだけ事前参加登録を御願いします。)
 ※パソコン要約筆記有り。
HIJ理事長からのあいさつ(中川雅文HIJ理事長)

「子どもはなぜ勉強しなければいけないのか」
-人工内耳の成績から分かったその理由ー
 講演者 森満 保(宮崎大学前学長)
コメンテーター 田中美郷(田中美郷教育研究所)

閉会の辞  (新井寧子 BHF2007大会長)

14:55    フォーラム終了予定

注)学会開催期間を通して機器展示説明会が同会場にて行われます。
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◆参加申込方法
講義・ハンズオンセミナー
(会員)
・事前申込:10月13日&14日両日参加は8,000円(当日申込はありません。)
・事前・当日申込:10月14日のみ参加は5,000円

(非会員)
・事前申込:10月14日のみ参加の場合は8,000円
・当日申込:10月14日のみ参加の場合は10,000

市民公開講座
・事前申込、当日申込ともに無料
できる限り事前登録を御願いします。
お申込多数で定員をオーバーする場合はお断りすることがございますのでご了承下さい。

◆宿泊情報
会場の東京ファッションタウンより歩いてすぐのところに
東京ベイ有明ワシントンホテルがございます。
お申込は直接ホテルへお問い合わせください。
http://www.ariake-wh.com/
〒135-0063 東京都江東区有明3-1-28
Tel.03-5564-0111 Fax.03-5564-0525

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BHF2007 ホームぺージ:http://procom-i.co.jp/bhf2007/index.html
BHF2007チラシデータ(jpegデータ):http://www.procomu.jp/bhf2007jpeg/poster.jpg
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多数の皆様のご参加をお待ち申し上げております!!

尚、今後は日本ヒアリングインターナショナルからのメール配信を希望されない方は、お手数ですが、件名に「reject」と明記の上当案内をkoho@npo-hij.orgまで返信下さい。

どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

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特活)日本ヒアリングインターナショナル(NPO-HIJ)
理事長 中川雅文
〒135-8071
東京都江東区有明三丁目1番地22
TFTビル東館9階 私書箱2142号
c/o プロコムインターナショナル
Tel /Fax 03-3529-1533(直通)
URL: http://www.npo-hij.org/
mailto: contact@npo-hij.org
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難聴の祖母の敬老の日の「断念」

2007年09月21日 22時14分59秒 | 生活
070920_0743~001.jpg070916_1918~001.jpg祖母が市から案内の来た「長寿を祝う会」に行かないと案内状をゴミ箱に捨ててしまった。

理由を聞くとまだ暑い日に入場に30分も長蛇の列に並ぶのは嫌だ、お祝いに飴をもらうがこの天気でべたべたに溶けてしまうのでもらってもしょうがない。
それに、行っても話が良く聞こえないから、前は友だちにも会えたから出かけていたが今年は止めた。

確かに会場の市民会館までバスを乗り継いで分もかかるし、苦労して行っても話が聞けないでは行きたくないのも仕方がない。

案内を見ると警察のサギに合わない話しとマジックショーなどだ。
話がゆっくりなら良いが、今のバラエティのタレントみたいに早口だと聞き取れないだろう。

市に要約筆記や磁気ループなどは要望していなかった。足元暗しだった。


ラビット 記