難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者にとって「自立」とは?(2)

2010年09月14日 20時40分02秒 | エンパワメント
介護福祉のテキストには、「日常生活をセルフケアによって生活し、心理的に他者への依存から脱却し、自己決定(意志決定)できること。出来るだけ社会で何らかの役割を持って活動すること」というようなことが書いてあったりする。

しかし、自立についての記述はそう多くはない。
日常生活動作ADLが出来ること=自立ではないことは、リハビリテーションの目的が「参加」(人生)と「活動」(実生活)の活性化を目指すことからもあきらかだ。

難聴者の場合も自立というのは考え方、プロセスであってゴールでなく、ゴールは人それぞれに異なり、人生そのものだと思ったりしている。


ラビット 記

※夕立の後の夕焼け。上に延びるような陽光がきれいだった。
20:22に乗車して20:38に下車するまでに記す。