感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市連島での住宅リフォームもいよいよ着工

2014-04-07 21:02:10 | 住宅リフォーム工事物語
週明けの月曜日、今朝はうちの次女と三女の小学生組も新学年の始まりという事で慌ただしい朝を向かえた我が家、新しい学年になり期待と不安が入り混じりながらも元気よく登校する彼女らの姿に新しい一年に幸多かれと思うばかり。

そんな中、私は大工の「小野くん」、「まっちゃん」と共に今日から工事がスタートする倉敷市連島の住宅改修工事現場へ出動。

途中、道を間違えるアクシデントもありましたが予定通りの時間に現場に到着。

朝一番でお客さんに挨拶した後は今回、こちらの現場を担当する大工の「小野くん」に作業内容の説明。

何事もですが一度で相手に理解してもらう様に説明するのは難しい事ですが、これまでも幾度となく現場を共にしている彼なら無事にやり遂げてくれると確信しています。

その後は現場の養生からということですが、工事範囲外の部位に傷をつけたりしては成らないとシートやベニヤを用いて養生を施しておきます。

勿論、態と傷つける職人さんはいないものの作業に熱が入りつい傷を付けてしまったと言うのは良くある話。こうしたミスも事前にしっかりと養生材で保護しておくことで事故を未然に防ぐのは大切なこと。

養生も終われば後は解体作業、今日は水道、電気の設備業者さんも現場に訪れ電線の処理や給排水管の止水など行ってくれました。

他にも仮設トイレの搬入に産廃ボックスの搬入など慌ただしい午前中は瞬く間に過ぎていく中、建材納品業者さんと材料発注前の現場打ち合わせまで済ませる事ができたのは幸運。

「小野くん」、「まっちゃん」も順調に解体工事を進めてくれいる様子。

解体作業は床や壁、天井と木材と建材の組み合わせの中には「材木」、「建材」という部材の撤去だけが仕事ではありません。

其処に刻まれた暮らす人の思い出や歴史があることを忘れては解体作業は単なるひとつの作業で終わってしまう事に・・・

私たちは暮らす人にとっては長年の歴史を刻んだ家という場所だけに「つくる」作業同様に精魂込めて丁寧に解体作業をさせていただきました。

先ずは此処から始まる「つくり手」と「暮らす人」との想いが「家づくり」という壮大な作業の中で複雑に絡み合いながらも、最後は共に「感動」と「幸せ」を感じれる物語になるべく一歩、一歩を着実に進めていこうと思います。

さて、夕方からはデスクワークに取り組んでいる私ですが・・・先週の努力の甲斐もあり、溜まっていた作業も随分と片付いてきています。

又、この一週間を無事に乗り切れる様に今夜は少し早目に帰宅して体力を温存せねば・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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