感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

大工職人の悪いイメージを脱却して新しい大工職人象を模索

2014-04-01 23:54:15 | モノづくり挑戦物語
四月の初日も絶好の晴天に包まれた倉敷市。

大工の「まっちゃん」は今朝も誰よりも早く出社して玉島へ向かい出動した様子。

手際よく工事を進めてくれている彼の報告に安心しながら私は大工の「小野くん」と一緒に倉敷市大内の現場へ出動します。

昨日、以前のカーポートを撤去した後に今日から土工さんがブロック塀などの撤去工事が進みます。

そんな中、私たちは新しく設置する予定のアルミーカーポートの柱部分を設置する作業に取り組みました。

カーポートの屋根全体を支える柱という事もあり、間違いは許されないという事もあり何度も寸法を確認しながらの取付作業も、昼食後にはほぼ施工完了。

屋根部分は後日、駐車場の床コンクリートの施工の段取りが付き次第、取り付ける予定に今日の私たちの作業はここまで。

後は土工さんに任せて、私は倉敷市中庄のお客さん宅にアルミ業者さんと訪問。

こちらは先日、雨樋の修理をさせていただいたお宅、今回は玄関ドアの閉まりが悪いので対策を考えて欲しいとの事に、専門業者さんと一緒に現地の様子を確認。

色々な案を考えた中、結局たどりついたのはドアの取替えが一番の正攻法という事。

熱に依るアルミ材の変形など色々と原因を考えながら対策を練ったのですが、確実に不具合が解消されることが前提という事でこの選択に間違いはない筈。

先ずは工事価格の提示から手順を追って進めて参りますので、お客様。少々jのお時間の猶予をお願いします。

その後はガラスの割れ替えの現場を訪問してアルミ屋さんとガラスの採寸を行ない会社に戻ります。

其処から「まっちゃん」にお願いして用意してもらっている作業服の裾直しの為にワークショップを訪問して各自のズボンのサイズなどを測ってもらいます。

新しい作業服の裾直しと社名、名前の刺繍などをしてもらえば各自の手元に作業服が届くはず。

建築業者の作業服と言えば誰もがイメージ出来るのですが・・・其れでは余りにもオシャレでないと今回は「まっちゃん」のセンスで新しい作業着を選択してもらっています。

此れは小さな試みですが、「建築業は汚い・・・」と定着しているイメージを少しでも変えていき、これからの若い人達が「建築業」を目指しやすくなる様なイメージの転換のキッカケにになれば・・・

日本家屋はこの先何年も日本人がつくる、日本人の為の住宅であれと願うのは私の考え方が古いのか・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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