感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

環境や状況に左右されず自分の流れを作れる人に・・・

2014-02-27 23:59:59 | 林俊文の想い
今月も残り一日を残して取り組んだ本日。

今朝は電気屋さんにも手伝ってもらい新倉敷駅前の某企業さんの倉庫の土間の解体作業の続きに取り組む所からのスタート。

重機を借りてようやく解体したコンクリートを剥がし、今度は土間を掘り下げるための掘削作業。

重機が使える部分は良いのですが、隅や高さの微調整はまだまだ人力。

重機の運転は「しんちゃん」に任せる事にして私と電気屋さんは人力での作業を延々と午前中行います。

天候は小雨の降る倉敷ではありましたが、屋根があるのが唯一の救いでもあり午前中には堀方・床付作業もひと段落。

「しんちゃん」は昨日のミスを取り戻す為に再度、午後から久米郡美咲町へ走ります。

電気屋さんに残土の処分をお願いして、私は器具の取り付けが進む倉敷市玉島の某企業さんのトイレ改修現場を確認。

午前中で壁紙の貼られたこちらの現場では別の電気屋さんが懸命に照明器具などの取付作業に取り組んでくれている様子。

ここまで来れば特に監督せずとも現場は流れ作業の様に進むわけですが勿論、細やかな納まりなどは打合せせねばなりません。

こちらも明日で一期工事は完工予定に最後の最後まで気を抜くことなく取り組まねば・・・

午後からは倉敷市玉島での住宅リフォーム現場で作業をしてもらっている「まっちゃん」も合流して先日まで木工事の進んでいた倉敷市連島の台所、浴室改修工事現場で物置の屋根の復旧作業。

屋根の勾配などが変わった為に新しい垂木(たるき)を用意して屋根下地の組直し。

こちらも明日が工事完工予定に室内では電気屋さんや水道屋さんが慌ただしく器具の取付作業に励んでいる様子。

今年に入りスタートする現場ばかりが多く、完工した現場が少ないのは致し方ない所。

本来はひとつ終わって次の現場という始めと終わりが交互に繰り返される方が何かと効率が良いのですが、そのバランスもこの慌ただしさにかき消され目の前の「今」に取り組み続けた私の失敗。

何事にも始まりがあれば、必ず終わりがあるもの。

その自然の摂理を無視していては、何処かで無理が来るのは致し方ない。

世の中の流れに置いて行かれる事なく、どんな状況の中でも自分の流れを作れる様に成長しなければ・・・

単に流されるだけの人生で終わってしまうのは不本意で仕方ないのは誰しも感じる生き様なのかも。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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