感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

自らで考え実行する事のできる様な環境づくり

2014-01-06 20:12:32 | 家づくり職人物語
穏やかな年末年始の連休を過ごしスタッフたちが元気な姿で職場に出てきてくれた事に感謝する事から始まる一日。

各々が其々に楽しい時間を過ごせた様で何よりの事。

私自身もしっかりと休暇を取らせていただき今日より多くの人と感動と幸せを分かち合える様にと今年の「家づくり物語」に一日、一日を大切に過ごさねばと気を引き締めて望みます。

そんな今年最初の一日は総社市総社での離れ棟の増改築工事へ本格的に解体工事に着手する事になった一日。

大工の「しんちゃん」、「まっちゃん」と一緒に現場で解体作業に取り組む訳ですが連休中の運動不足もたたり鈍った体には厳しい作業。

其れでも先ずは怪我の無いように安全第一で作業に取り組みます。

今回は木造平屋建ての建物をほぼ丸裸にしてしまい、内外装も然ることながら間取りの変更、地盤沈下の補強などの工事を絡めて行なう作業に見えない部分への不安も・・・

其れでも現場に立って自ら作業していれば何とか成るもので、構造や木組み、地盤沈下などどの問題も許容範囲の工事で納まりそうな雰囲気に先ずはひと安心。

途中、施主さんの両親も廃材運搬などの作業の手伝いをしてくださり本当に恐縮してしまうシーンもありましたが・・・其れでも笑い合って作業ができた事は何よりありがたく嬉しい事。

こうした暮らす人や御両親と共にお互いに思い出に残る「家づくり物語」である様に明日からも取り組んで行きましょう。

さて、写真は明日の外部足場組立に先立って「まっちゃん」が足場を組むと解体しづらい部分の解体作業を先行して行ってくれています。

其々が自分で考え自分で作業の進行を判断し実行できる事は何より大切なことだと感じています。

その為にも私から必要以上に作業方法、作業手順などの指示を出す事を控えています。

何より個々が「自分で考え自分で実行する事」で、その対価を受け取る事の意味と大切さを知ることができねば成長し続ける事は難しいと考えているから。

そうした中で起きる苦難を自らで乗り越えた時の達成感を知り、仕事の楽しさを知ることで彼らはもっと大きく成長できる才能を秘めていると確信しています。

夕方からは会社でデスクワークに務める仕事っを行なう事はもう日常、内容は去年の続きでもある経理の仕事と岡山市南区で依頼されている浴室・トイレの改修工事計画の見積書の作成。

こちらは設備業者さんからの見積が届かずあと一息の所で未完成のままなのは私自身も惜しい所でも・・・しかし今週中には、お客さんにお届けできるように致しますのでもう少々のお時間を宜しくお願いします。

さて、この連休中にも4件ほどのリフォーム工事の依頼や現地調査の依頼などいただき誠にありがとう御座います。

丁寧な工事を心がける為にも無理をせず順を追って対応させていただきますので、お急ぎの方もいらっしゃるとは思いますがどうぞ暫くのお時間の猶予をお願い致します。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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