当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。
早速ですが、最近気付いたのですが、ひまわりの会は、設立されてから早10年目を迎えていましたいつの間にか(笑)。
最近も忙しく、先週の土曜日から、火曜日の夜まで帰宅できていない状態で、本日も自宅から遠い場所でブログを更新しています。
今年の4月から、一般社団法人てんとうむしの設立&稼働により、毎週帰宅できない日が必ずあり、目の前の業務をこなしまくる日々が続いていて、全く忘れてしまっていました。
しかし、もう10年経つんですね・・・。本当に気付いたら、という感じです。
10年前は、まだABAという言葉自体を知らない方ばかりで、今も普及されているとは言い難いと思いますが、10年前は知っている人なんてほんのわずかだったのだろうと思います。
実際に、当時はWEBなどを見ても、ABAを提供できる機関などは本当に少なかった印象があります。
いや、ABAはもちろん、民間の療育機関なんてなかなかなかったですし、当時の心理士も、遊戯療法、精神分析学が主流で、保護者は具体的な助言を受けられなかったのだろうと思います。実際に、今中高生の保護者の話を聞くと、ほとんどそういった過去の話を伺います。
それだけに、当時は支援機関を必死で探される保護者の方々を多く見てきました。
今もそうなのだろうと思います。しかし、10年前は社会規模でそうだったのだろうと思います。
その時に明確な助言を受けられなかった方々が、今、てんとうむしで私のペアレントトレーニングを受けられています。
長い間、どの質問に対しても「受け入れましょう」と言われた方々ですから
「本当に子どもが、大人の手で「できる」ことを作れるのか?」
「うちの子どもでも大丈夫なのだろうか?」
などと思われるようです。が、それは大丈夫です。保護者が学ぶ姿勢がある限り、子どもも学ぶ姿勢でいることが出来るのです。
このブログをご覧いただいている保護者の方で疑問に思われる方がいるのなら、是非ABAの相談や療育を子どもに受けさせてみていただきたいです。
しかし、それは本物のABAの機関でなくては駄目です。
それでは、どうすれば本物のABAの機関を探せるのでしょうか?それについて以下に記載します。
①スーパーヴィジョンと到達方法を説明できること
ABAをしっかりと学んだ方で、臨床経験をしっかり積んでいる人間が担当、もしくは担当者にスーパーヴァイザーがついていれば、目標を明確化し、そして、今後どのような課題に展開していくか、また、そのために何が必要なのかを具体的に話すことが出来ます。
「子ども一人一人によって異なりますからね~」とか言っている担当者はそれですでに終わっています。
②目標に近づいていることを変数で証明できること
「伸びたような気がする」「頑張っていますから」それが子どもの「評価」として話す指導者はABAを理解している人間ではありません。
成長は、変数によって、客観的なデータとして証明することが出来ます。それを保護者に伝えられない時点で、ABAとしては失格です。
③相談に対して具体的な対応方法を明示できること
「子どもがなぜ問題行動を起こしているのかを分析し、その答えを出す」、また、「教えたいことをどのようにすれば教えられるのか」をはっきりと言えない指導者はABAの指導者ではありません。少なくとも、そういった人間が担当者の後ろについていなければなりません。
④療育「方法」が決定されていること
「TEACCHでやりますか?遊戯療法でやりますか?ABAでやりますか?」・・・ばかばかしい(怒)。
そういった機関が実際にあるのだから恐ろしい。
親に決定させて、責任を親に擦り付けるのか?許さないですよ私は。
TEACCHは療育方法ではないですよ(笑)。疑うならTEACCHを専門としている病院などに聞いてみるが良いです。
遊戯療法の目的とABAの目的は異なりますし、その両方を使う専門家なんていませんよ(笑)。大学の、心理臨床の教授に聞いてみたら良いです。
上記4点は、解釈とかではないです。ABAやっている専門家なら当たり前のレベルです。
こういったことを知らずに騙される人が増えないように、ひまわり10周年記念として?記載しました。
ひまわりの会では、常に40名程度のクライエントを、私を含める3名の職員によって指導しています。そして、長期支援の会でもあるので、退会される方が少ないことから、今年も新規利用者を受け付けることは難しそうです。
しかし、私は今、10年前に療育機関を見つけられなかった保護者とともに、「子どものできたを作り、共有しています」。
そして、その背中を部下に見せて、いずれひまわりの会で働ける技術者となるよう、毎日の激務をこなしています。
今週はこの辺で。
それでは、また来週に。
早速ですが、最近気付いたのですが、ひまわりの会は、設立されてから早10年目を迎えていましたいつの間にか(笑)。
最近も忙しく、先週の土曜日から、火曜日の夜まで帰宅できていない状態で、本日も自宅から遠い場所でブログを更新しています。
今年の4月から、一般社団法人てんとうむしの設立&稼働により、毎週帰宅できない日が必ずあり、目の前の業務をこなしまくる日々が続いていて、全く忘れてしまっていました。
しかし、もう10年経つんですね・・・。本当に気付いたら、という感じです。
10年前は、まだABAという言葉自体を知らない方ばかりで、今も普及されているとは言い難いと思いますが、10年前は知っている人なんてほんのわずかだったのだろうと思います。
実際に、当時はWEBなどを見ても、ABAを提供できる機関などは本当に少なかった印象があります。
いや、ABAはもちろん、民間の療育機関なんてなかなかなかったですし、当時の心理士も、遊戯療法、精神分析学が主流で、保護者は具体的な助言を受けられなかったのだろうと思います。実際に、今中高生の保護者の話を聞くと、ほとんどそういった過去の話を伺います。
それだけに、当時は支援機関を必死で探される保護者の方々を多く見てきました。
今もそうなのだろうと思います。しかし、10年前は社会規模でそうだったのだろうと思います。
その時に明確な助言を受けられなかった方々が、今、てんとうむしで私のペアレントトレーニングを受けられています。
長い間、どの質問に対しても「受け入れましょう」と言われた方々ですから
「本当に子どもが、大人の手で「できる」ことを作れるのか?」
「うちの子どもでも大丈夫なのだろうか?」
などと思われるようです。が、それは大丈夫です。保護者が学ぶ姿勢がある限り、子どもも学ぶ姿勢でいることが出来るのです。
このブログをご覧いただいている保護者の方で疑問に思われる方がいるのなら、是非ABAの相談や療育を子どもに受けさせてみていただきたいです。
しかし、それは本物のABAの機関でなくては駄目です。
それでは、どうすれば本物のABAの機関を探せるのでしょうか?それについて以下に記載します。
①スーパーヴィジョンと到達方法を説明できること
ABAをしっかりと学んだ方で、臨床経験をしっかり積んでいる人間が担当、もしくは担当者にスーパーヴァイザーがついていれば、目標を明確化し、そして、今後どのような課題に展開していくか、また、そのために何が必要なのかを具体的に話すことが出来ます。
「子ども一人一人によって異なりますからね~」とか言っている担当者はそれですでに終わっています。
②目標に近づいていることを変数で証明できること
「伸びたような気がする」「頑張っていますから」それが子どもの「評価」として話す指導者はABAを理解している人間ではありません。
成長は、変数によって、客観的なデータとして証明することが出来ます。それを保護者に伝えられない時点で、ABAとしては失格です。
③相談に対して具体的な対応方法を明示できること
「子どもがなぜ問題行動を起こしているのかを分析し、その答えを出す」、また、「教えたいことをどのようにすれば教えられるのか」をはっきりと言えない指導者はABAの指導者ではありません。少なくとも、そういった人間が担当者の後ろについていなければなりません。
④療育「方法」が決定されていること
「TEACCHでやりますか?遊戯療法でやりますか?ABAでやりますか?」・・・ばかばかしい(怒)。
そういった機関が実際にあるのだから恐ろしい。
親に決定させて、責任を親に擦り付けるのか?許さないですよ私は。
TEACCHは療育方法ではないですよ(笑)。疑うならTEACCHを専門としている病院などに聞いてみるが良いです。
遊戯療法の目的とABAの目的は異なりますし、その両方を使う専門家なんていませんよ(笑)。大学の、心理臨床の教授に聞いてみたら良いです。
上記4点は、解釈とかではないです。ABAやっている専門家なら当たり前のレベルです。
こういったことを知らずに騙される人が増えないように、ひまわり10周年記念として?記載しました。
ひまわりの会では、常に40名程度のクライエントを、私を含める3名の職員によって指導しています。そして、長期支援の会でもあるので、退会される方が少ないことから、今年も新規利用者を受け付けることは難しそうです。
しかし、私は今、10年前に療育機関を見つけられなかった保護者とともに、「子どものできたを作り、共有しています」。
そして、その背中を部下に見せて、いずれひまわりの会で働ける技術者となるよう、毎日の激務をこなしています。
今週はこの辺で。
それでは、また来週に。