「自由の哲学」ノート

その日開いたページ、浮かんだイメージを大切に、読んでいきます。

唯一者とその所有 第一編 アトランダム

2013-08-30 07:48:42 | 「唯一者とその所有 」シュティルナー
人間がこの世の光を瞥見(べっけん)する瞬間から彼は彼自身を発見しようとする。
そして彼が自分以外のものと一緒に雑色混合の中に動揺している紛乱から彼自身を把握しようとする。/第一編 人間編 人生 冒頭

「古代人にとってこの世界は一個の真理であった」とフォイエルバッハが言っている。しかし彼は「真理の背後にある虚偽を探そうと努めた、そして遂に彼らは実際探しあてた」と重要な付け加えをすることをわすれている。/第一編 人間編 古代人

「古代人にとって世界が真理であった」と上に言われたように、我々は茲では「近代人にとって精神が真理であった」と言わなければならない。しかし此処でも、彼らの如く、我々は「彼らが真理の背後にある虚偽を探そうと努めた、そして遂に彼らは実際探しあてた」という追加を略してはならない。/第一編 人間編 近代人

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