「自由の哲学」ノート

その日開いたページ、浮かんだイメージを大切に、読んでいきます。

月の光に充たされ、愛の熱を受け取る

2021-01-15 07:32:10 | 第8章 人生の諸要因
昼と夜

この自然現象のあり方は、人間にとっての「観察」と「思考」なのである
昼と夜があり、あ!これは観察と思考だ!とあてはめたのか
それとも、人間に必要なあり方として観察と思考があるから
地球に昼と夜があるのか
後者はこじつけのように思われるだろうが
でも実を言えば後者なのである

どうしたら目に見える世界以外の世界を確信できるのだろうか?
そもそも、目に見える世界以外の世界を求める心を持てるのだろうか?
非科学的とレッテルを貼ってしまいがちな目に見えない世界は
日常とかけ離れたものなのだろうか?

例えば、あまりにも見える世界の価値観のみを重視している母に
どうしたら説明できるかな・・
でも、母は神話の故郷島根の人
太陽や月に対する信仰のような素朴な畏敬の念を持っている一面もある

何か共有できることはないかと
ちょっと祈るような気持ちで「魂の暦」を買い求め開いてみた
美しい装丁は内面に向かう「青の中に黄色」のパステル画で
夜空の月のよう・・


その日のための暦のページには

(私のとんでも訳と夜空バージョンの解説)
私が自分自身の精神の深みに向かい
魂の国に到達したとき


夜空を見上げ、心が月に向かい
昼の光では見えなかった
私の想いそこに見出すとき

その中心にある愛の源泉から流れ来るものに
私は浸されるでしょう


月の光に照らされるとき
(それは私自身の中心にある憧れの想い、愛が、光となっている)
その愛の源泉から流れ来るものに私は浸されるでしょう

孤独で虚しいものに思われていた
私の魂の奥底での想いや憧れが


光がないときには、
暗く虚ろなものとして封じられていた私の想いが

言葉の世界の、火の力によって満たされる

言葉の世界、世界創造の言葉・・つまり理念界の
熱をともなった力によって充たされるでしょう

冬の凍てつく夜空に月を見上げる時
その光の中で見つけられるものがあるかも?
言葉にできなくて意識にのぼらなくても、
感じ取っていて染みているものってあると思う
だから素朴な心を持つ母を、その全体として信頼することは出来るのである
・・って偉そうです(^-^;

と、まあ母はともかく

8章最後に添えられた1918年の新版のための補遺で
「沈潜する思考」のあり方は、
自分の内面の働きの中に流れている力によって
可能になるとされている
それは「精神化された愛の力」なのだそうで
この魂の暦の言葉にある「言葉の世界の火の力」というのは
まさにこのことだと思ったので、ノートしてみたのだった



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