2章まで読んでみて、懸案の、序文の問い1の主旨が見えてきた
2章最後に、シュタイナーが決然と言い切っている箇所がある
カッコ内はhasutamaによる
我々が自然から疎外されたことは真実でも、
我々が自然の中にあり、そこに属しているのもまた真実
我々の内で脈打っているのは、(肉体であろうと、意識内のことであろうと)
自然の働き以外の何物でもない
私たちは、自然に還る道を、再び発見しなければならない
なぜ?
それが人間にとって、「意識」はじまって以来の課題となっているから
これが2章で述べられた学問への「基本的欲求」
私と世界を結び付けたい、世界を理解したい、欲求があるから
(この、「再び」というのはどういう意味だろう?)
この道を、どのように発見できるのか?
素朴に熟慮しさえすればわかるのは、
私たちは自然から身を引き離したといっても
それでもやはり何かしらを、
自然の中から私たち自身の(内面、意識の?)本質の中に取り入れたずである
私たち自身の内側にある、この自然のあり方を、
探し求めなくてはならない
そうすれば再び、(自然と私との)つながりを見出すことになるだろう