「自由の哲学」ノート

その日開いたページ、浮かんだイメージを大切に、読んでいきます。

人間の意識の宇宙的役割

2014-06-19 07:31:06 | 第4章 知覚内容としての世界
忙しさにかまけていたら、広告が出てしまった
昨日は電車に乗る時間があったので、また本を開いてみたものの、これまで読んだ部分もすっかり忘れている

人智学出版社 p62 を開いた


テーマは4章までに

自由→思考→人間存在
と具体化(?)していく

なぜ自由を知るにあたり思考に焦点をあてるのかを長々と述べたシュタイナーである
そして次には、なぜ(自由について知るにあたり)思考の後に人間存在に焦点をあてるのかを述べる

彼の論述が、アメーバ的に広がり世界を取り込んで行く

人間存在という表現をなぜするかと考えると、彼的には「この宇宙全体における人間の存在」ということだろう

人間の出現を宇宙歴史的に俯瞰するシュタイナーの視線があるとわかり、すごいというか、恐いというか^_^;



人間の意識とは、
概念と観察とが
出会い結び付けられる
舞台である

思考する存在を通して、
思考は観察と
結合される

人間の意識は、
思考と観察を
媒介するものである



意識を持った人間=思考する存在=思考と観察の媒介者

しつこく3回繰り返して言うのは、エーテル体に染み込むようにということだろう

この表現から予想されるのは、人間の宇宙的機能である

人間は自分のために観察と思考を結び付けるとも言えるが

人間が存在することにより、観察と思考の結合が可能となるとも言える

観察と思考の結合のために人間を使用出来ます!
と、人間の取説には書いてある…みたいなね

観察と思考の結合って、いったい何を意味しているのだろう?

おまけの写真

私の庭のお気に入りどうし
シロクマくんに話しかけるセリンセマヨールさん