「自由の哲学」ノート

その日開いたページ、浮かんだイメージを大切に、読んでいきます。

3章 「思考を思考」が宇宙を支えるてこの支点である

2013-08-23 20:08:04 | 第3章 世界認識に仕える思考
誰でも思考を観察できるようになるが、それができた人にとっては、
この自分自身の思考の観察が
あらゆる観察の中で一番重要なものとなる

その理由

自分自身が生み出したものを観察する

自分自身がやったことだから、よくわかる

観察対象となる思考の生成過程や、生成の状況、観察したもの同士の関係性、全て見通すことが出来る

「自分の思考の観察」の場

世界に存在する他の全ての現象をも、この地点において解明することが出来るに違いない
そう期待できるような、「確かな基盤となる地点」である




あるものが存在する

それがどのような意味合いで存在するか?は、規定出来ない

存在の意味を、存在そのものから汲み取れないなら、それが確かなものとは言えない

存在の意味を存在そのものから知ることが出来るようなものは、
自身の思考以外にはない

他の事物は、思考と同じあり方をしているのか?


結構強引に話を進めるシュタイナー氏である

自分が生み出したもので中身も知ってるし、同じ素材どうしだから、だからこれが世界を解明する支点だし、それをゲットしたのだと言う

「存在の意味を存在そのものから知る」

他のものも同じ在り方しているの?

わかる気もするし、なんか納得行かない気もする

これをもって彼は、序文で述べたZwei Wurzelfagenのうちの一つめの問いである、人間はその本質の中に、世界を解明しうる可能性を持っているのか?に、答えたことにするのだろうか?

世界を支えるてこの支点は、思考による思考の場であるということにするのか

それで大丈夫なの?ルディおじさま?
ちょっと心配になる


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