「自由の哲学」ノート

その日開いたページ、浮かんだイメージを大切に、読んでいきます。

観察 ✖︎思考→事象の繋がりが明らかになる

2014-08-06 22:40:20 | 第3章 世界認識に仕える思考
ある事象に対する、観察と思考

*観察した結果

事象の諸部分を、
発生の経過に沿って
たどることが出来るようになる

ただし、諸部分の結合関連は不明

*事象に対応する、概念を見出した後

事象の諸部分や他の事象との
つながりが明らかになる

観察された事象と、
他の事象とのつながりは
観察と思考が結びつく時に
はじめて明白になる

hasutama

観察だけでもなく、思考だけでもない

観察✖︎思考

この、✖︎の記号部分に人間が、人間の意識があるのかもしれない

それぞれが所属する世界を
現象世界、概念世界というふうに設定するならばの話だが

シュタイナーは何度も概念的次元という言葉を使い、概念世界を一つの次元、世界として話をしている

現代では、一般にはそのような世界が現象世界以外に実際に存在していると考える人は少ないのではないだろうか

シュタイナーの思想は、ギリシア思想の復興の流れの中にあると高橋巖さんがおっしゃっているそうだ

プラトンが言ったイデア界=シュタイナーの概念的次元なのだろうか

おそらくこの根本的な世界設定の中で、人間の意識の存在を宇宙的に位置付けようとするシュタイナー氏

概念的次元に関して、この本の中で説明があるのかどうか