北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-中京油屋町,重厚パスタと1400時からのランチタイムのヒミツ

2024-06-30 18:14:28 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 今にも降り出しそうな曇天の京都は上掲だけ見れば涼しげですが梅雨の曇天は蒸し暑さが盆地に滞留して吐きそうな頭痛と脱水の不快感が疼痛のように身を包む。

 ランチタイムというのは、最近この京都でも前は通し営業していたのに今はディナータイムとの間に休憩を置くお店が多くなってしまい、1400時を過ぎればそれはランチ難民という状態になってしまう、かといってファストフードというのも、なあ。

 カンティーナアルコさんはこうした状況で心強い味方です。中京区油屋町の、つまり有名な錦商店街のアーケードをアーケードから出てすこしのぼったところにある。ここはなんと、ランチタイムが1400時からはじまるという、ちょっとかわったおみせ。

 オリーブとケッパーとアンチョビーのトマトソースプッタネスカ、暑い日日という事で冷製パスタはないかなあ、と期待したのですが、たまにしかやらない、ということでこの日は無かったものですから、それならばと定番のトマトソースのパスタにしよう。

 トマトソースプッタネスカ、カンティーナアルコさんのパスタは太麺で、80gから150gまで好きな量を選べるという、そして太麺のパスタだから、フォークをくるりと廻すだけでおどろくほどたくさんのパスタが丸々とフォークを大きくしてくれて。

 ケッパーとオリーブは酸味の中に仄かな苦みと、そして歯ごたえの違いと、濃厚なトマトソースの中に在って確かな存在感を果たしていて、パスタはアルデンテ具合が新鮮さを残ししかし芯はゆで上げられている絶妙な感覚で美味しいという実感を伝える。

 カンティーナアルコさんのランチタイムが1400時から、というのは、奇をてらったわけではなく、ここのパスタは太麺でゆであがるのに12分かかるのだという、だから1100時からのランチタイムを始めると、昼休みが一時間しかない方には厳しい。

 南イタリアではランチタイムがちょうど昼過ぎからゆったりと取るという実情もあるようなので、カンティーナアルコさんはその時間に合わせた、と聞きました。冷たいアイスコーヒーを口にしながらそういう話を聞きますと、ほっとするのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ユーロサトリ2024,PULSロケッ... | トップ | 【京都発幕間旅情】広島電鉄5... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

グルメ」カテゴリの最新記事