◆自衛隊関連行事
暖かくなりつつも花粉に黄砂にPM2.5に脅かされる今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
さてさて、今週末は3月9日と10日、即ち週明けがあの東日本大震災から二年を迎えるという鎮魂の日となりますが、併せて今後我が国を襲う東海東南海南海地震の連動、南海トラフ地震では広島核攻撃を上回る死者が想定されているという状況下にありますが、これに合わせて日曜日、大阪にて防災行事が行われます。
大阪防災フェスティバルは3月10日の1000時から1600時に実施され、大阪南港ATCとその周辺を会場として実施されます。陸海空自衛隊がこの行事へは装備品展示として参加するようで、南海トラフ地震では最大で梅田と難波まで津波が到達する想定がありますので、防災への準備と共に自衛隊への関心を持たれた方は是非どうぞ。
護衛艦せんだい一般公開、が併せて大阪南港で行われます。満載排水量2800tと護衛艦では最小ですが、沿岸警備用に建造されました。新潟中越地震では一番艦あぶくま、が取るものも取り敢えず新潟港へ駆けつけました。続いて物資を満載した護衛艦はるな、とともに任務に当たった一隻で、小型と言えど頼りになる。
大阪湾展示訓練の際に大阪南港を出港する護衛艦いせ、これだけの大都市が津波に襲われるのか、と一瞬眩暈がしそうですが、海の恵みを全て享受して成り立つ日本、災害に立ち向かうのも我が国の文化であり、一つの宿命ですので、お時間がある方はぜひ足をお運びください。
与座岳分屯基地開庁40周年記念行事、土曜日に行われるこの行事、沖縄本島南部の第56警戒群が運用するレーダーサイトです。40周年というと、沖縄返還後すぐに創設されたレーダーサイトですが、通称ガメラレーダーことFPS-5警戒管制レーダーが運用されている基地でもあります。特徴ある形は一見してわかりますので、お近くの方は是非、弾道ミサイルへ目を光らせるガメラをご覧になられてはどうでしょうか。
今週末の海上自衛隊基地一般公開は、舞鶴基地北吸桟橋が土曜日広報の護衛艦上甲板開放と日曜日に岸壁一般公開が予定、佐世保基地は土曜日と日曜日の倉島桟橋一般公開にて掃海艇ひらしま一般公開、呉基地が10日の一般公開で護衛艦うみぎり一般公開、とのこと。
◆駐屯地祭・基地祭・航空祭
- 3月9日:与座岳分屯基地開庁40周年記念行事・・・http://www.mod.go.jp/asdf/index.html
- 3月10日:OSAKA防衛防災フェスティバル2013・・・http://www.mod.go.jp/pco/osaka/index.html
◆注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関