中 野 晴 生 Diary

photographer harubowのつぶやき
日々の出会ったこと、感じたことを綴っていきます。

四海波静

2010-09-08 05:40:09 | ひとりごと

=9/7=四海波静。8:50AM、鳥羽水族館に週刊誌の取材で伺う。連載の「神秘の水槽」というページの撮影である。前もって、東京の編集部から取材申込書等の書類は送ってあり、朝一番で水槽の前に陣取る。「水槽の水も綺麗なので、早くが良いですよ」と聞いていたが、入館者の皆さんがやってこないこの時間を独り占めできて嬉しい。幸せだ。部屋の左側がオスの「じゅんいち」、右側の水槽が「セレナ」でメスである。また「セレナ」はアオウミガメの「カメ吉」と同居中である。水が大好きなわたしは、仕事を忘れて水槽を眺めて、うっとり+にっこり。担当の方も、わたしの姿に「ご自由に撮影してください」と言って、事務所に戻られた。編集部は、人が見ているところのカットが希望である。順路から、ここは最後の観覧の位置になる場所である。入館者がみえないのを良いことに、、、、、3分もすれば「じゅんいち」「セレナ」「カメ吉」、そしてわたし「はる坊」となって一緒になって泳いでいた。幸せだ。ジュゴンは、日本ではここの水族館だけしか見れない唯一の場所である。平日というのに20分もすれば、たくさんの人が「ここだ、ここだ」と入ってみえた。わたしは、こっそり水槽のなかから出てカメラマンの「はる坊」に戻る。撮影は、楽写、優写、幸写とシャッターを押す。幸せだ。10:20AMに、プラスチィックに入った餌が水槽に入れられた。この食べる姿がまた可愛い。「食べてる、食べてる」「しっかり」「美味しい」とみなさんも、ジュゴンとコンタクトをとるのに話しかける。しかしジュゴンもカメも、黙々と食べる。ジュゴンは「海牛目」というグループに分類されている。「カメ吉」と一緒に海草のアマモを食べる姿は、草原で草を食む牛のようにも見れる。一日に、10Kgも食べるそうである。いつのまにか、わたしも一緒に食べているかのように口を動かしていた。外は36℃の蒸暑さ、このままいつまでも一緒にいたいと思う。幸せいっぱいの、平和な一日であった。感謝。晴


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