中 野 晴 生 Diary

photographer harubowのつぶやき
日々の出会ったこと、感じたことを綴っていきます。

春風駘蕩

2008-04-01 23:22:04 | ひとりごと
=4/1=春風駘蕩。気持ちの良い朔日(ついたち)を迎える。神棚、御厨をきれいにして、庭にたくさんなった甘夏をもぎいて奉げる。神馬牽参(しんめけんざん)の撮影に神宮に向かう。宇治橋を渡り、衛士見張所前で桜を入れて撮影しようと考えていた。Oさん始め、顔見知りのアマチュアカメラマンの方が勢揃いされていた。8:00AM過ぎに神馬が現れ、みなさんのシャッターが快く押し鳴らされた。神馬とともに心地良い春風を受け、参道を進み撮影する。ちなみに神馬の名は「晴勇号」である。わたしと同じ字で、こちらを向いた顔にどことなく親近感を覚える。いちど事務所に帰り、スーツに着替え朔日のお参りに神宮に戻る。今月は式年遷宮行事の「鎮地祭」が行われる。御垣内での参拝を終え、記録撮影が無事できることを再び祈り拍手を打つ。春風晴天。晴。

東奔西走

2008-04-01 00:49:51 | ひとりごと

=3/31=東奔西走。「神宮125社」めぐりの旅は、鎮守の杜に佇んでいるだけで心落ち着き、神々のいわれを文献にて確認しながら、興奮しての撮影を続ける。Sさんの案内で大湊、小俣と進み、お昼前に外城田の棒原(すぎはら)神社に着く。高台にあり、外城田川をはさんで玉城の平野が続き、苗付けを待っている田んぼを眺めてホッとする。神社の御祭神は天須婆留女命御魂(あめのすばるめのみことのみたま)で、このあたり一帯では星の出具合によって農耕を占う儀礼が執り行われていたと祭神名から察せられている。すてきな祭神名ではないか。お寿司の昼食をとり、今日の日程の最後に、宮川の久具都比賣(くぐつひめ)神社に向かう。途中、川のほとりの桜に見惚れてぼんやりと遠い昔を想う。桜の景色はなかっただろうが、宮川の流れは変わっていないだろう。神社の御祭神は、大水上神の御子。時々、風が激しく吹いたが、日差しのあたたかい一日であった。晴


東奔西走

2008-04-01 00:25:03 | ひとりごと
=3/31=東奔西走。5:30AM起床、昨日からの雨が続いている天候に、早朝の神宮撮影をお休みして、締め切りの過ぎているデーター整理にあてる。8:15AM完了、送信。朝食をとり、9:00AMに友人Sさんと待ち合わせて「神宮125社」の撮影に出掛ける。パソコン作業をしているあいだに雨も止み、軽バンのマイ赤帽号で気持ち良くドライブを楽しむ。先ずは、神社(かみやしろ)の御食(みけ)神社に向かう。倭姫命に御水を奉った老人の霊を御食都神(みけつかみ)として祭っている神社である。またここは、愛知県の篠島から神饌の干鯛が届く港にあり、船参宮でにぎわった港にある神社にふさわしく船の形をした御手洗(写真)が置かれていた。説明が後になったが、「神宮」は、皇大神宮(内宮)、豊受大神宮(外宮)を御正宮として、14の別宮、109の摂社、末社、所管社、計125の宮で成り立っている。別宮は御正宮とかかわりの深い神を祀り、式年遷宮も御正宮に続いて行われる格の高いお宮にあたる。摂社、末社、所管社は御正宮、別宮にお供えする酒、米、塩、麻、絹など、衣食住に必要な物品をつかさどる神々が祀られている。この旅は、たくさんの神々にお会いできるであろうか、、、。晴