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秩序は利害の調整のために存在する

2018年10月19日 | 世間一般
サウジアラビアのトルコ領事館でのジャーナリスト殺害事件 
 
凄いですね。 
 
国の機関でありながら 
 
まるでアウトローの人達の事務所 
 
って感じですよね。 
 
世界で一番の石油輸出国ですから 
 
日本も仲良くしていますが 
 
今回の事件で分かる事は 
 
このサウジアラビアは未だに中世の支配体系が続いてる 
 
って感じですよね。 
 
ウサマビンラディンの気持が少し分かった気がします。 
 
この話し 
 
人権意識の強い欧米各国はすぐに反応して強く非難していますから 
 
恐らくサウジアラビアは苦境に立たされるって事になると思います。 
 
まぁしかしこの展開を突き詰めて考えると 
 
少し違和感がありますよね。 
 
確かにジャーナリストは殺されましたが 
 
シリアでは今でも毎日たくさんの市民が殺されてる訳で 
 
一個人として見れば 
 
ありふれた話 
 
って事になります。 
 
にも関わらずこれが大きく取り上げられるのは 
 
秩序に関わる事件だからです。 
 
領事館で国が暴力組織のような事をやるとすれば 
 
その国とはまともな付き合いは出来ない 
 
そんなジレンマがあるのです。 
 
しかし実際にはその事件は体裁を整えて終わりでしょうね 
 
そうしないと 
 
私達日本も含めて深く付き合いのある国は困る事になりますからね。 
 
まぁしかしこれまでも 
 
巨大な産油国故に 
 
こんな国家が存在する事ができた 
 
そう言えるのかも知れませんね 
 
石油で世界経済が回ってる以上は 
 
サウジアラビアには経済制裁もできなければ 
 
攻め入ることも出来ない訳ですからね。 
 
そんな感じで 
 
私達人間は 
 
モラルを口にして組織を安定させますが 
 
実際にはそのモラルは 
 
実利には勝てない 
 
これがサウジアラビアと言う国を見ると良く分かりますよね。 
 
国レベルでそうなんですから 
 
私達の身近な世界はそんな話しだらけです。 
 
特に不動産の仕事をすれば 
 
それを嫌と言うほど目にする事になります。 
 
親が生きてる内はとても仲が良かった兄弟が 
 
遺産相続になれば 
 
それまでの関係は瞬時に吹っ飛ぶ 
 
なんて事は良く目にします。 
 
また昔の事になりますが 
 
私はクリーンが売り物だったある自治体の市長さんが 
 
何のためらいもなくワイロを受け取る 
 
そんなシーンに立ち会った事もあります。 
 
そんな感じで 
 
私達が語る理念は 
 
所詮利害の下に存在する 
 
これが人間社会です。 
 
逆に言えば 
 
これを認めたくないと言う心理が働きますから 
 
人間社会には義理人情みたいな綺麗な言葉が溢れるわけです。 
 
この話し 
 
私のように人を使う立場になれば 
 
常に意識しなければなりません。 
 
当社の社員は皆頑張ってくれていますが 
 
しかし 
 
これを私が愛社精神がある 
 
なんて勘違いすると 
 
いずれ立ちゆかなくなります。 
 
社員は一人一人が 
 
自らの生活のために働いてるのであり 
 
その目的を達する事ができなければ 
 
瞬時に全員いなくなる 
 
これは当然の事です。 
 
ですから 
 
私は常に 
 
それを意識しながら会社の舵取りをしています。 
 
私の知ってる経営者の中には 
 
社員を褒めてばかり 
 
なんて人達が何人かいましたが 
 
そんな社長さんは 
 
口先で社員は動く 
 
そう勘違いしてるのです。 
 
ですから 
 
悉く最後は社員の給与を踏み倒してドロンです。 
 
私は 
 
人前で自社の社員を褒める事はありません。 
 
私が社員をつなぎ止めるには 
 
しっかり収入を確保する 
 
それ以外にありません。 
 
この緊張が 
 
自らを成長させるのです。 
 
まぁしかし 
 
緊張るって事はストレスですからね 
 
長年それに晒されて 
 
最近は体調が不調気味です。 
 
それでも 
 
その緊張からの解放はありませんから 
 
突き進むのみ 
 
自分の人生はそうやって諦めています。 
 
 
コメント
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