駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

他人のお金と自分のお金 同じ金でも大違い

2016年12月03日 | 社内事情
私が社員に対して厳しく指導し続けてるにも関わらず 
 
未だに私の思い通りにならない事の一つに 
 
金銭感覚があります。 
 
いわゆる浪費癖みたいな個人の話しではありません 
 
人間誰でも持ってる 
 
自分の金に対する思いと 
 
他人の金に対する感覚 
 
この違いの事です。 
 
これ 
 
私達のような仕事でなければ何の問題もありませんが 
 
不動産の仕事であれば 
 
意識してこれを克服しないと 
 
長く続ける事はできません。 
 
具体的には 
 
例えば会社の車 
 
新車で買っても 
 
すぐに小さな傷がつくようになります。 
 
つまり社員の運転が雑な訳です。 
 
この会社の車を雑に乗り回す社員達 
 
これが自分の車はいつまでたってもかすり傷一つ無くピカピカです。 
 
この感覚が私が今日語る金銭感覚です。 
 
私達の仕事でどうしてこれが命取りになるかと言うと 
 
例えば家主さんに払っていただく修理代金 
 
自分で金を出すのであれば 
 
あっちこっち当たって安い業者に頼む訳ですが 
 
これが私が監視の目を緩めると 
 
すぐに家主にとってのメリットより 
 
自分が楽に発注できる 
 
そんな事を優先するようになります。 
 
で 
 
本人は自分の金ではないので何の危機感も感じませんが 
 
家主さんにとっては 
 
他の不動産屋より少しでも値段が高ければ 
 
その営業マンに対する信頼は地に落ちて 
 
そしてある日突然 
 
“他の不動産に管理をお願いする事にしました” 
 
って話しになる訳です。 
 
これが私がいつも社員に語る 
 
自滅のパターンです。 
 
これ 
 
私が会社設立以来社員に語り続けていますが 
 
根治ができないのです。 
 
私が少し目を離すと 
 
すぐに顧客目線で仕事を発注する事を怠ります。 
 
まぁしかしこれだけ言い続けても根絶できないって事は 
 
逆に言えば 
 
本当に難しい事なんでしょうね 
 
であれば 
 
他の不動産屋も似たような人間がゴソゴソいるって事です。 
 
って事は 
 
これがしっかり意識し続ける事ができれば 
 
他社と差別化が出来て 
 
結果業績アップになるはずです。 
 
簡単ですよね 
 
社員の皆さん 
 
今成績が伸び悩んでるアナタ 
 
低迷の原因 
 
色々ありますよね。 
 
でも 
 
私が皆さんを見てきて 
 
一番感じるのは 
 
その原因のほとんどは 
 
あなたの内面に潜んでいます。 
 
つまり 
 
ズボラ 
 
これに行き着きます。 
 
そしてそのズボラ菌 
 
一番発生してはいけない場所は 
 
他人のお金です。 
 
あなたのズボラは 
 
そのままお客様の負担増となります。 
 
ズボラですから 
 
お客様の心にも神経が鈍りますので 
 
相手の気持ちも分かりませんが 
 
自分を置き換えれば簡単に分かります。 
 
無神経に自分の金を余計に出費させる営業マン 
 
これに愛想を尽かすのは当たり前です。 
 
今日の話 
 
思い当たる事がある社員は 
 
しっかり改善して下さい。 
 
ズボラな人間は 
 
人の金を扱う不動産の仕事 
 
やるべきではありません。 
 

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コメント
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