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四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

瑞浪の屏風山(びょうぶさん)と黒の田湿地

2017年09月28日 | 登山

9月23日 前から気になっていた屏風山登山と黒の田湿地に行ってきました。

画像提供元 「瑞浪市観光協会」 

「道の駅・おばあちゃん市 山岡」をナビにセットして到着。直径24m日本一の水車(杉)が回っています。
屏風山にはトイレがありませんので、こちらで借ります。県道を挟んで反対側にある道を笹平ゴルフ場に向かうと屏風山への
矢印看板が各分岐に立っていますので普通ミスコースはありません。

登山口には10台くらいの駐車スペースがあります。


登山道は最初上りが続きますが、後は歩きやすくチョッと長いハイキングコースという感じです。


前回の蕪山は迫力ある杉でしたが、屏風山は美しいヒノキの香りに包まれます。

エコーの森なので大きな声で「元気ですか」と言ってみましょう。いっぱいのヒノキが反射して返してくれます。

元気になります・・・・・・・・歌に自信のある方は「森のクマさん」を歌って下さい。

なんてったって手入れの行き届いたヒノキが美しい。こんな登山道初めてです。


黒の田湿地は帰りに寄ることにして山頂へ進む。


ヒノキの林が過ぎたら緑のアーチを進みます。


標高800mの八百山


屏風山山頂794(なくよ)mは一等三角点です。(上面正四角形の一辺18cm石柱の重さ約90kg)
ちなみに日本の高さの基準になる0mは東京湾の平均潮位です。


登山中の展望はサッパリでしたが、山頂は低山なのに一等三角点の定義に相応しい視界です。
三角点の基準は、視界と見渡せる距離によって一等から四等に分けられ、ちなみに富士山は二等三角点です。

あいにく伊吹山、能郷白山、白山・別山までは見えませんでした。


本日の本命 屏風山笹平登山道の中腹にある黒の田湿地に着きました。


いいですねぇ もう草紅葉が始まっています。

キセルアザミ


シラタマホシクサ


ノリウツギの紅葉


ミズゴケ

 イワショウブ


他にミミカキグサやサワギキョウ(終盤)などが見られました。


自転車(マウンテンバイク)を置いて くつろぐ若者
「ここに自転車で来れるコースがあるのですか?」と尋ねたら「山頂まで担いで上がりました」
「自転車の重さは?」「12kgです」だって、確かに下りだけなら僕でも山頂から下りられそうな登山道です。

本日の訓練終了。道の駅 『おばあちゃんの市・山岡』まで戻ってきました。店内のおじいちゃんの市は本日閉店でした。

屏風山は幾つも登山道がありますが、今回は黒の田湿地が近くにあり、最も緩やかな笹平登山道を選びました。
登山道には花はありませんが何といってもヒノキの森林浴はまた訪れたくなりました。黒の田湿地も3月から
10月まで四季の花が楽しめるようです。

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初秋の伊吹山笹又登山道

2017年09月06日 | 登山

山友から笹又の情報を聞き様子を見に出かけてきました。

笹又登山道、下の駐車場は台風5号の影響で河原が粉々になっており、さざれ石公園へは通行止め、トイレも使用禁止になっております。


想像を絶する破壊力です


上の駐車場へのアクセスは問題ありません


草刈りがされた斜面にはミヤマトウキが栽培されます


ゲンノショウコは日本3大薬草(ドクダミ、センブリ)の一つです


ツルボ


ミズタマソウ


マツカゼソウ


シデシャジン


マネキグサ

 イブキレイジンソウ

イブキコゴメグサ


イブキトリカブト、葉っぱはおそらく鹿に食べられたと思われます。

笹又登山道は台風5号の影響は幾分みられますが、普通の登山者なら問題なく歩けます。只、このコースが初めての方は
道を見間違う箇所がありますので注意が必要です。
今回驚いたのは茎と花だけになっているトリカブトで、しかも去年の2割程度しか株がありません。イブキコゴメグサも
辛うじて頑張ってくれていますが、姿を消した花も幾つかあります。
マネキグサも生長点をほとんど鹿に食べられ蕾を持っている株は ほんの少しです。
鹿に関しては増えすぎて自然に淘汰されるのを待つしかないのでしょうか?

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8月21日(月)乗鞍岳登山と乗鞍スカイライン

2017年08月27日 | 登山

乗鞍岳に登る時、畳平までスカイラインをバスで移動中、途中に咲く花をゆっくり見たいと思い今回は片道きっぷのバスで輪行。
(濃霧になると自転車は通行禁止になるため その時は自転車をバスに積んで下ることも考えて実行しました。)

バスに自転車を積み込み 朴ノ木平バス停から乗鞍スカイラインで畳平到着 6:49 月曜の朝はガラガラです


自転車は袋に入れたままワイヤーロック


朝日に向かって登山開始、左は大黒岳


コウメバチソウ


高山植物の女王と呼ばれているコマクサは終盤でしたが、残り少ない花に感謝


ウサギギク


イワギキョウ


イワツメクサ


やっと本格的な登山道に入ります 7:48


槍ヶ岳と穂高連峰


山頂下の蚕玉山(こだまやま)


噴火口跡の権現池は今だけ巨大なハート形


あとチョット


乗鞍岳てっぺん3026m 9:09


乗鞍本宮に参拝。手前は石に囲まれた一等三角点


休憩後、一礼して下山 9:25


左の赤い屋根は東京大学宇宙線研究所。右は肩の小屋(規模は小屋じゃない)。摩利支天岳にある乗鞍観測所(旧国立コロナ観測所)


チングルマの花後


富士見岳口(約10分と書いてあります) 10:25


富士見岳頂上 10:37


畳平とお花畑


畳平まで戻ってきました。 11:11


お花畑のハクサンイチゲ


昼食後、折り畳みのママチャリで『乗鞍スカイライン』を下ります。ヘルメットは登山用を使用


下山スタート 12:12


花を見つけたのでストップ


トウヤクリンドウとコウメバチソウ


路肩にメチャメチャ咲いています


スカイラインはこんな感じです


軽快に下ります


ライダー同志?挨拶を交わします。彼らはスカイラインとエコーラインを使って高山から松本まで走るそうです


いたる所に駐車場があります(マイカー乗り入れ禁止なので誰もいませんがクマはいます)


ハンゴンソウ


トリカブト


マルバダケブキ、サラシナショウマ、トリカブトは伊吹山の秋をまとめたような花景色


サラシナショウマ


ソバナ。スカイライン道沿いには貴重植物が雑草のように咲き乱れており大満足でした。


誰もいませんが周りを気にします(クマ)


カーブミラーに映った自分をカシャ。登山靴とザックに登山用ヘルメット、こんな格好でママチャリ


無事、朴ノ木平バス停に到着 13:57

乗鞍スカイラインは元々 旧日本陸軍が戦闘機のエンジン開発のために造った道路を観光道路として再生し、有料道路として
大人気になったがゴミや踏み荒らしなどの自然破壊が目立ち、平成14年を持って一般車の通行は禁止になった。

普通、登山だと足腰が筋肉痛になるのですが、今回は肩と腕が筋肉痛になりました。
14.4㎞をロードバイクじゃなく折り畳みママチャリでブレーキかけっぱなしでしたから当然ですね。

途中ガードレール脇に1mくらいの子グマ発見、何かを食べている最中だったので横眼で見ながら通過、20mくらい先で
写真を撮ろうと振り返ったら目が合い 一瞬『親グマがいるはず・・・』さすがにこの時は目いっぱいペダルをこぎました。
乗鞍スカイライン第1ゲートゲートのおじさんとの会話
「今、子グマとすれ違った・・目の前だった・・・(汗」
「あぁ~最近よく出るよ。このごろはバスが通っても逃げないので困ったもんです」
「親グマは?」
「おそらく近くにいるでしょう。でもクマは前足が短いので登りは得意だが下りは苦手だから追ってこないよ」
「じゃぁ写真撮れたかな」
「それは止めた方がいい、早くその場から離れなきゃ」
当たり前ですね。

今回、ママチャリで『乗りスカ』を下った感想は、そう快の一言。
畳平、白雲荘を12時12分スタート。途中何度も止まり 朴ノ木平駐車場に着いたのが13時57分
これからは乗鞍岳へはこのパターンが最高です。今度は紅葉の時期かなと思いましたが相当寒そうで雪でも降ってきたらを考えたら止めた方がいいみたいです。

 

コメント (4)
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白山登山 二日目

2017年08月09日 | 登山

展望歩道のアルプス展望台から御来光を見るため朝4時過ぎに南龍山荘を出発。

5時11分御来光。アルプス展望台は人で溢れて入る余地がなく直下の斜面から撮影。


5時13分、アルプスは雲の中


朝日に照らされた憧れの別山(奥の真ん中、右は御舎利山)


日の出が終わり、人がいなくなったアルプス展望台で朝食。別山に雲がかかり始めました。


森林限界を超えハイマツの展望歩道、山頂の御前峰が見えてきました。


岐阜県側からの登山道『平瀬道』に合流。室堂まで500m


室堂センターです。


白山奥宮祈祷殿 後ろが山頂です。


白山奥宮祈祷殿(手前)と室堂センター、700人以上が宿泊できる山荘。ガスがかかり始め天気が怪しくなってきました。


山頂まで500m


山頂が見えてきました。視界は悪くなってきましたが、霧は天然のミストとなり体を冷やしてくれます。


白山奥宮。富士山、立山と並ぶ『日本三名山』『日本三霊峰』 全国に2700余りの白山神社(白山信仰)の総本社です。


信者ではありませんが威厳を感じます。参拝をすると心が晴れます。天気はガスで曇っていますが・・・・。
誰もが知っている白山神社、自分の力だけで何時間もかけて登ってたどり着くと何か変わる気がしませんか


山頂、御前峰(ごぜんがみね) 一等三角点。360度真っ白でアルプスどころか目の前にある剣ヶ峰、大汝峰もなんも見えない只々真っ白。
霧の粒が大きくなって雨に変わり暫く岩陰で休憩。


山頂からは、お池めぐりルートで下山します。全部で7つあり火口後のようです。(池の名前は不確認のため全部記入できませんでした)


ハイマツ


千蛇ヶ池


千蛇ヶ池は真夏も雪に閉ざされております。


室堂に戻ってきました 室堂で昼食後下山。


12:47 弥陀ヶ原


13:07 別山山頂は雲の中、連続『くの字』の登山道はチョットきつそうです・・・・・・汗。。。でもまだ挑戦できるかな?
左下の建物は南龍山荘のケビン(貸小屋5棟10部屋)、1部屋8畳5名まで12400円は泊まるだけですがプライベート空間です。


吊り橋を渡り終えました。


8月3日14:09 やっとゴール、よく歩きました。
我々にしては長いコースで疲れたけど、また登ってみたいと思う白山は魅力的な山です。

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白山登山 一日目

2017年08月09日 | 登山

8月2日~3日(晴れ・霧)
久しぶりの白山登山、今回は時期的に花が一番多く見られるルートを友人の案内で登ってきました。

一日目、(スタート)別当出会→観光新道→黒ボコ岩→十二曲り→南龍山荘(宿泊)
二日目、南龍山荘→展望新道(日の出)→室堂→白山奥宮(御前峰・山頂)→お池めぐり→室堂→エコーライン→砂防新道→別当出会(ゴール)と楽しんできました。


別当出会 標高1260mは伊吹山ドライブウェイの駐車場と同じです。


今年は福井県出身の僧侶『泰澄(たいちょう)』が白山を開山して1300年。6時54分登山届けを提出してスタート


鳥居をくぐると白山比咩神社(はくさんひめじんじゃ)の境内です。夏休みで若い家族連れが多い(爺々婆々はもっと多い)


吊り橋は渡らず観光新道へ


白山では〇合目という表現はなく、すべて距離で表している。


岩のトンネルで室堂まで丁度半分


稜線歩き、自分の体重+ザック10Kgだけど登山道は花々々々・・・


殿ヶ池避難小屋


分岐 黒ボコ岩(標高2320m)を右に下る


十二曲り


宿泊先の南龍山荘(標高2080m)が見えてきました。受付けを済ませザックを降ろし下界の暑さを忘れてビールで乾杯。

コメント (2)
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