ツメダニの古いプレパラートを観察。
室内塵検査で時々検出されるツメダニの不明種について考え中。
写真は、我社の社長宅(東大阪市)の畳から採取された個体。
大きな扇状毛が体の大部分を覆うという、ナゾの構造を持つ。
触肢の指状突起先端にある剛毛の形が先太りであることと、周気管の形態を観察した結果、Neoeucheylaの一種とおもう。
扇状毛にはどのような機能があるのだろう?
触肢のツメを隠すような位置にまで扇状毛がある。
化学的な隠れ蓑?獲物に気づかれないように接近できるなどという能力があるのかも。
飼育に成功したことがないので確かめようがない。