韓国の化粧品には毒蛇とかカタツムリとかが使用されているそうだ。
最近、ソウルに旅行に行った人が身の回りに何人かいて、生物多様性コスメというものを教えてもらった。
ウチのよめはんは、そんなヌルヌル土産をうれしそうに使用していた。娘は、韓国土産の「ハロー!ソウル」なんて書いてあるTシャツを着て近所のスーパーに買い物に出かけていたが、だれかに絡まれたり、投石されたりなどということは別段無かったようだ。
旅行に行った人に、こんなご時世だから、旅にはイロイロ苦労があったのでは無いかと聞いてみた。韓国の観光地でみかける邦人は少なくなっていたが、韓国の人々は皆おしなべて、普段以上に日本人には親切だったとのこと。
新聞では、極東アジアで高まる緊張ということが連日報道されているが、あたりまえながら、実際にはそれほどみんなが力んでいるわけでもないということだ。
iOS 6の「まったく新しいマップ」の脱力ぶりがネットで話題騒然だけれど、よめはんのiPadで、尖閣諸島が2セット表示されているところを、見せてもらってチョット笑った。
鳥取県の大山周辺に巨大な国定公園?みたいなナゾの表示とか、大阪府の駅の数が倍くらいに増えていて一般民家まで駅になっているところとか、ストリートビューが使えないとかってみているうちに、使用者の顔から笑いが消えていった。これはマズイでしょう?
仕事でバリバリ使っている人は、本気で怒り出すレベルと思う。
でも、こんなに良いタイミングで、ここまで素晴らしいボケをかますアップルってスゴイ。
少し涼しくなってくると、またしてもヒトスジシマカが事務所の中を飛び交うようになってきた。
ダニやらムシやらを飼育している手前、蚊取り線香などを使用できない。
事務所内では殺虫剤使わないでねって、同僚達にもお願いしている。
物陰になった社長ゾーンから、シューってスプレーぽい音が聞こえることがタマにあるけれど、多分気のせいだろう。
事務所内での蚊の退治には、手のひらの他に、電撃ラケットが使用されている。
火花を上げて死んでゆく蚊を陶然とみつめる我々には、きっと良くない死後の世界が待っていることだろう。
先週にアメリカ疾病管理予防センター(CDC)から発表されたウェストナイル熱患者の死者数は87人で、本年は最終的に2003年の4分の1くらいの流行となる見込みらしい。
日本では今のところ、ウェストナイル熱については大丈夫らしいけれど、チクングニヤ熱の輸入症例なんかが国内で発表(今年は8月までに3件)されたりしているので、蚊による感染症流行にたいする不安は若干ある状態。
ムシを調べたりすることが多い仕事をしている者としては、一時的な視覚障害を伴うことがあるらしいチクングニア熱なんてものが、はやったりしないことを切に願う。実体顕微鏡をノゾけなくなったら悲惨。
朝は少し雨が降っていたが、会社に着く頃には晴れていた。
ベランダで朝日を浴びながら、動かないクマゼミが転がっていた。
7月初旬にクマゼミの踏みつけられた新成虫をみて、夏の始まりを感じたが、ヤルべきことはやったご様子の亡きがらをみて、夏の終わりを感じた。
もう4ヶ月も経たないうちに除夜の鐘をきくことになるのか・・・。1年が早すぎる。
木材害虫飼育用コンテナの廃墟化したものをつついていると、またエグリゴミムシの成虫が出てきた。ウチの放置木材では、マヨイダニとササラダニ類とイトダニとエグリゴミムシとトビムシ類というメンツが最後まで生きていることが多い。
エグリゴミムシは、トビムシが多い材に5個体移してみた。産卵するかも知れない。などといっているが、絶対また忘れたままになりそうな予感。