京都へ息子を除く家族とともにお出かけ。
息子は、高校の同級生らとサッカーして遊ぶらしいので、家に置き去り。
宇治川のほとりにある源氏物語ミュージアムで、いにしえのみやびに家内と娘が酔いしれていた。
私がインパクトを受けたのは、ミュージアムを出た後、宇治川の両岸で多数見たコガタシマトビケラ、あるいはその近縁種である。
ものすごい個体数だった。
観光客、特に若い娘さん達は肌の露出度が高いので、ムシと接触するたびにウメキながら歩いておられた。
お茶屋さんなどが多い界隈は、商売に差し支えが生じていそうであった。
キタナイ虫ではないし、刺したり咬んだりすることもないので、宇治川の風物として楽しむようにと、当家の女性陣に諭してみたが、もう春に宇治へはゼッタイ行かないと宣言していた。
同様のことを考えるムシ嫌いは多いだろうから、宇治市の観光に関わる人々にとっては、さぞや頭が痛い問題だろう。
河原で石の下を観察してみたが、ノグチさんしかいなかった。