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おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

勝俣ゼミ新年会2011

2011年01月09日 17時38分25秒 | 雑感
 昨日は、前いた大学のゼミの新年会でした。毎年、卒論提出が終わった次の日の土曜日に開催することが決まっているので、これも毎年の恒例行事です。

 場所は、大学の記念館というところで、アフリカに校外実習に行った3年生が仕切り、お酒、持ち寄り一品でわいわい刷るという感じで、今年も60~70人くらい、それ以上かな、それくらいはいました。1986年に入学した国際学部の一期生から、現役2年生まで、幅広い年齢層と話題に話はつきませんでしたが、2年生から毎年15名くらいゼミに入るので、そろそろ後輩の区別がつかなくなり、まいったものです。

 お酒もバラエティに富んでいて、ワインを飲みすぎてしまい、会場を後にした以降の記憶がほとんどありません。チンゲン菜の炒め物しか食べず、ひたすらお酒飲んで喋っていたので、酔うのもしょうがない。

 帰省本能は強く、酔っ払っても絶対家には帰れます。ただ、マフラーをしながら寝ていたので、相当フラフラだったようです。

 今日は二日酔い。実家に帰る余裕も気力もなく、久々に家でグダグダしてました。これもまた幸せなひと時です。 


2011年になりました。

2011年01月01日 20時56分08秒 | 雑感
 明けましておめでとうございます。今年は、とにもかくにも、博論に向けて、フィールドワークにまい進します。まい進しながら、寄り道して畑を耕していきます。

 大晦日に帰省しましたが、トコトコ鈍行で空いているかなと思っていましたが、以外と大きな荷物を持った人たちが多く、ビックリしました。しかし、小淵沢駅の乗り継ぎで、風が強い中、40分ほど待ったときは寒かったです。

 全然雪は降っていません。庭で日の当たらない場所だけ、かろうじてうっすら雪が残っています。

 ゆく年くる年が始まってから、そばを食い、2年参りも無事終えました。家の前にお寺、家の裏に神社があるので、近くて便利です。神社では、またまただるまが当たらず、みかんと落花生。記憶をたどる限り、一回も当たったことがありません。毎年、家族誰か一人、当たれば良いほうです。とにかく、空が広く、星が綺麗でした。

 と、家族は正月から東京に行ってしまい、僕は明日用事があるので、一人、実家の留守番です。コタツに入り、ぬくぬくしながら、テレビを見て、パソコンに向かうという、川崎にいるときとほとんど変わらぬ生活です。本屋に行っても、農文協の『TPP反対の大儀』と季刊地域が置いてなく、小さな本屋はまいったものです。

 1日1個、仕事を終わらそうと思い、今日は学内試験の書類を書いていますが、これから教育テレビで、白熱教室、ハーバード大・サンデル教授の政治哲学教室なので、テレビ見てしまいそうです。正月くらい、ゴロゴロしてもいいでしょう。

 実家へお土産に持ってきたこの前霜里農場から頂いたソーセージがめちゃくちゃ美味しかったです。

明日から帰省です。

2010年12月30日 22時58分43秒 | 雑感
 今年もいよいよ明日を残すのみとなりました。毎年感じることですが、なんだか年末という感じがしません。

 実家に帰ったら、外で大豆の脱穀を始め、家の中で学内試験の書類を仕上げ、投稿論文の精読、投稿予定の論文の構成、来年度の研究計画をこたつでぬくぬくしながら立てよう。

 今年は新しいスタートの年でした。そういえば、まだ、アルバイトを2つ掛け持つフリーターでしたね。2月に入って、アルバイトを終え、進学の準備していたのが2月です。

 2月は、神戸で開催された「地域がささえる食と農 神戸大会」に出席。神戸からそのまま沖縄に行き、1週間ほど、平和学習をしました。

 3月は日本有機農業研究会の全国大会@横浜で、「農業と平和」分科会の座長を務めました。そして、引越しをしたのもこの時期でした。

 4月は大学院に編入学し、新たな環境に身を置き、5月は福島県喜多方市で田んぼに水を入れる前の堰さらいのボランティアに参加、ほぼ毎週末塩尻に帰省。

 6月は前に在籍していた大学の「南北問題」の授業で、「有機農業と持続可能な暮らし」というテーマで話しました。この時に学生が書いてくれたリアクションペーパーを見ると、こちらが勉強させられます。本当に良い時間を共有できました。藤沢市にある相原農園にもゼミで訪問しました。

 7月はフランスの経済思想家であるセルジュ・ラトゥーシュさんを連れて、埼玉県ときかわ町と小川町で霜里農場、とうふ工房わたなべ、ぽっぽの木などを訪問。

 8月はゼミの調査実習で栃木県茂木町で有機農家など尋ね、ヒアリングを実施しました。また、小川町にも定期的に通い、NPOや地元農家に話を聞き、お世話になりました。お、8月も毎週末帰省していますが、その合間を縫って、蓼科や山梨県北杜市にも行きました。

 9月に入ると、これまでの調査をまとめ、学会に向けて準備をはじめました。有機農業映画祭の若手企画の準備もこの時期から始めています。

 10月には、反貧困世直し大集会の連帯経済分科会のスピーカーとして、ぺちゃくちゃ自分が実践する農的生活のことを話しましたが、とにかく暑かったです。翌日は、初参加となった土と平和の祭典のアルバイト。二日酔いの中、よく倒れずに仕事をこなしました。友人があちらこちらにいて、世の中は狭い。
それと、学会の予行練習で小さな研究会でも調査をまとめたものを発表しました。

 11月は、山形県高畠町を感動の初訪問。そして、学会発表のため、長野県上田をこれもなんと初訪問。長野県は広い。北信や東信はほとんどいったことがありません。そして翌週は、国際有機農業映画祭の前日企画と本番。前日企画も60名ほどの参加者があり、若者から団塊の世代まで、その関心の高さを改めて感じました。交流会のコーディネートもなんとか無事に終え、本番の映画祭には、500名以上の来場でこれまた大成功です。

 12月は有機農業学会で初、三重県訪問。愛農会愛農高校も見学することができました。感謝です。キリスト教の流れの有機農業の取り組みもぜひ勉強したいですね。

 こうした行事に加え、塩尻にも帰省して、畑耕しているわけですから、今年もなんだかんだで忙しかったですね。忙しいことは幸せなことです。研究だけに埋没するのではなく、市民活動にもきちんと関わっていきたいという姿勢は変わっていません。来年も、研究、市民活動、畑の両立ができればいいな。

 よし、帰る準備しよ。

 

 



 

 

 




 
 

もう2010年が終わります。

2010年12月29日 07時35分03秒 | 雑感
 久々のブログ更新になってしまいました。日本村落研究学会と日本有機農業学会が無事に終わり、投稿論文や雑務に追われています。

 学会の報告や三重県行ったことなども徐々にアップしていきたいと思います。23日は霜里農場の同窓会、27日はコモンズの忘年会でした。ここ2~3年はこの2つの忘年会が終わると、いよいよ新しい年に突入だな~と実感します。

 いつもながら、霜里農場の同窓会では先輩農家の話を聞くことができ、だいぶ刺激をいただきました。また、コモンズの忘年会では、こんな若造を呼んでくれるだけでもうれしいことですが、練馬区白石農園に隣接しているLa毛利でおいしい料理とお酒を堪能できました。シンプルでなおかつ素材をいかす料理、絶品です。

 コモンズの大江さんからも、先日の有機農業学会の報告は評判が良かったという有難いお言葉をいただき、勇気付けられました。ありがとうございました。有機農業は社会科学系の研究者が少ないので、開拓領域も広く、やりがいがあります。

 忘年会では、コモンズから新しく出た本『写真と絵で見る北朝鮮現代史』を購入。昨日は、農文協から『水田活用新時代』が届きました。PARCからも『オルタ』最新号が「まちがいだらけの魚食文化」も届きました。お正月、論文と格闘する傍ら、ゆっくり読みたいと思います。

 関心のある方はぜひ読んでみてください。

 大掃除も全然できず、もう来年、新年に掃除しようかなと思っています。今日もこれからご飯作って、大学に向かいます。

 今年の帰省は31日、青春18切符でトコトコ帰ります。




「沖縄・日本 400年」

2010年12月02日 09時05分12秒 | 雑感

「沖縄・日本 400年」

http://www.nhk.or.jp/etv22/tue/
http://www.nhk.or.jp/etv22/tue/summary.html#program

 在日米軍基地の移設問題に代表されるように、様々な苦しみを抱える沖縄。し
かし沖縄の人々の想いと苦しみは、400年の歴史を遡らなければ見えてこない。
 江戸時代、幕府の威を借りた薩摩藩が武力によって琉球王国を攻略したことか
ら、今日に続く琉球(沖縄)と日本の関係は始まる。薩摩は琉球を明との交流の
道具として利用しようとする一方、「異国」として「江戸上り」を強要する。琉
球は中国と日本に服属する不思議な「日本の中の異国」となるのである。その後、
日本は近代国家になる際に琉球処分を行い、沖縄県を設置し琉球王朝は解体され
た。
 番組では、沖縄が苦しい歴史を背負うに至ったのはなぜか。何が出発点で、ど
のように今に受け継がれてきたのかを、琉球沖縄と日本の関わりの中からみてい
く。

第1回 「琉球」と「日本」の激突
* 本放送 11月30日 PM10時25分~PM10時50分(教育テレビ)
* 再放送 12月 7日 AM 5時35分~AM 6時00分(教育テレビ)

第2回 琉球王国から沖縄県へ
* 本放送 12月 7日 PM10時25分~PM10時50分(教育テレビ)
* 再放送 12月14日 AM 5時35分~AM6時00分 (教育テレビ)

第3回 近代沖縄の苦悩と挫折
* 本放送 12月14日 PM10時25分~PM10時50分(教育テレビ)
* 再放送 12月21日 AM 5時35分~AM 6時00分(教育テレビ)

第4回 「沖縄返還」への道
* 本放送 12月21日 PM10時25分~PM10時50分(教育テレビ)
* 再放送 12月28日 AM 5時35分~AM 6時00分(教育テレビ)
* 再放送  1月 4日 AM 5時35分~AM 6時00分(教育テレビ)