明治学院大学国際平和研究所で、下記のシンポジウムを開くそうです。福島からもゲストがいらっしゃいますし、29日は社会学者の栗原彬さんも来られるようです。29日は参加できればと思います。
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明治学院大学国際平和研究所(PRIME)国際シンポジウム
「原発危機下の分断を越えて―〈私〉とフクシマをつなぐ」
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日時:2012年1月28(土)、29日(日)
言語:日本語、英語(同時通訳あり)
参加費:無料(事前申込歓迎)
福島第一原子力発電所の事故は、一年近くを経過した現在、その深刻さがますます明らかになってきました。周辺地域の被害はもとより、放射能大量放出の将来にわたる地球社会への影響は甚大です。
原子力エネルギーを組み込んできた社会構造のもとで、今あらゆる人がこの災害の当事者でありながら、しかし同時にその被害によって分断を余儀なくされています。それぞれがどのようにつながり、共同性を創出し得るか、大学はそれにどのように関与できるのか、さまざまな視点から考えてゆきます。
【プログラム】
1月28日(土)13:00‐18:15(受付開始 12:30) 会場:アートホール
オープニングイベント 13:00-13:30
セッション1:原発災害をめぐる情報の共有と政府・市民の役割 13:30-16:00
原発事故に伴う放射能汚染問題に日本がどのように対処するのか、いま国際的に注目されています。「情報の公開・共有」という視点から事故後をふりかえり、今後を展望します。
「低線量長期被曝都市と住民」 後藤宣代氏(福島県立医科大学)
「内外への情報公開・共有についての課題―福島事故の教訓から」鈴木達治郎氏(原子力委員会)
「いっそうの情報開示を―国境を超えた情報共有の意義」ローレンス・レペタ氏(明治大学)
コメンテーター 武者小路公秀氏(大阪経済法科大学・国際平和研究所客員所員)
司会 高原孝生(国際平和研究所所員)
カフェ形式でのセッション 16:15-18:15
福島からの当事者の方々を交えてのグループ討論
1月29日 (日)10:00-17:45(受付開始 9:45) 会場:本館10階大会議場
セッション2:原発災害を生きるための思想を創り出す 10:00-12:30
福島原発での事故によって生じた災害はただちに終わるものではありません。これまでの災害を生み出した社会をふまえて、現在、そしてこれからの社会を生きていくための思想について討議します。
「足尾から福島へ―『デンキ開ケテ、世見暗夜トナレリ』」菅井益郎氏(國學院大學)
「原発危機の政治学│福島と水俣をつなぐ」栗原 彬氏(日本ボランティア学会代表)
「フクシマ後に築く分かち合いの社会」マルク・アンベール氏(フランス・レンヌ大学)
コメンテーター 五十嵐暁郎氏(立教大学)
司会 浪岡新太郎(国際平和研究所所員)
セッション3:原発危機と大学―〈知の拠点〉は存在しうるか 14:00-16:30
原発危機は、これまでの研究や教育の在り方を問い直すべき契機です。原発事故後に大学で展開されている研究・教育・社会貢献活動を振り返り、これからの知の在り方を探ります。
「3・11後の福島大学の取り組み」塩谷弘康氏(福島大学)
「放射能汚染をめぐる研究の組織化」小山良太氏(福島大学)
「3・11後の大学とボランティア―何をみようとしなかったのか」仁平典宏氏(法政大学)
司会 猪瀬浩平(国際平和研究所主任)
全体総括の討論 16:45-17:45
コーディネーター 竹尾茂樹(国際平和研究所所長)
プログラムは変更の可能性もございます。予めご了承下さい。
【お申込み・お問合せ】
準備のため、できるだけ事前にお申込み下さい。当日参加も可能です。
メールまたはFAXにて、件名に「PRIME国際シンポ申込み」とご記入の上、
お名前、ご所属(または学籍番号)、連絡先をお伝え下さい。
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
E-mail: prime@prime.meijigakuin.ac.jp
TEL:03-5421-5652 FAX: 03-5421-5653
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明治学院大学国際平和研究所(PRIME)国際シンポジウム
「原発危機下の分断を越えて―〈私〉とフクシマをつなぐ」
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日時:2012年1月28(土)、29日(日)
言語:日本語、英語(同時通訳あり)
参加費:無料(事前申込歓迎)
福島第一原子力発電所の事故は、一年近くを経過した現在、その深刻さがますます明らかになってきました。周辺地域の被害はもとより、放射能大量放出の将来にわたる地球社会への影響は甚大です。
原子力エネルギーを組み込んできた社会構造のもとで、今あらゆる人がこの災害の当事者でありながら、しかし同時にその被害によって分断を余儀なくされています。それぞれがどのようにつながり、共同性を創出し得るか、大学はそれにどのように関与できるのか、さまざまな視点から考えてゆきます。
【プログラム】
1月28日(土)13:00‐18:15(受付開始 12:30) 会場:アートホール
オープニングイベント 13:00-13:30
セッション1:原発災害をめぐる情報の共有と政府・市民の役割 13:30-16:00
原発事故に伴う放射能汚染問題に日本がどのように対処するのか、いま国際的に注目されています。「情報の公開・共有」という視点から事故後をふりかえり、今後を展望します。
「低線量長期被曝都市と住民」 後藤宣代氏(福島県立医科大学)
「内外への情報公開・共有についての課題―福島事故の教訓から」鈴木達治郎氏(原子力委員会)
「いっそうの情報開示を―国境を超えた情報共有の意義」ローレンス・レペタ氏(明治大学)
コメンテーター 武者小路公秀氏(大阪経済法科大学・国際平和研究所客員所員)
司会 高原孝生(国際平和研究所所員)
カフェ形式でのセッション 16:15-18:15
福島からの当事者の方々を交えてのグループ討論
1月29日 (日)10:00-17:45(受付開始 9:45) 会場:本館10階大会議場
セッション2:原発災害を生きるための思想を創り出す 10:00-12:30
福島原発での事故によって生じた災害はただちに終わるものではありません。これまでの災害を生み出した社会をふまえて、現在、そしてこれからの社会を生きていくための思想について討議します。
「足尾から福島へ―『デンキ開ケテ、世見暗夜トナレリ』」菅井益郎氏(國學院大學)
「原発危機の政治学│福島と水俣をつなぐ」栗原 彬氏(日本ボランティア学会代表)
「フクシマ後に築く分かち合いの社会」マルク・アンベール氏(フランス・レンヌ大学)
コメンテーター 五十嵐暁郎氏(立教大学)
司会 浪岡新太郎(国際平和研究所所員)
セッション3:原発危機と大学―〈知の拠点〉は存在しうるか 14:00-16:30
原発危機は、これまでの研究や教育の在り方を問い直すべき契機です。原発事故後に大学で展開されている研究・教育・社会貢献活動を振り返り、これからの知の在り方を探ります。
「3・11後の福島大学の取り組み」塩谷弘康氏(福島大学)
「放射能汚染をめぐる研究の組織化」小山良太氏(福島大学)
「3・11後の大学とボランティア―何をみようとしなかったのか」仁平典宏氏(法政大学)
司会 猪瀬浩平(国際平和研究所主任)
全体総括の討論 16:45-17:45
コーディネーター 竹尾茂樹(国際平和研究所所長)
プログラムは変更の可能性もございます。予めご了承下さい。
【お申込み・お問合せ】
準備のため、できるだけ事前にお申込み下さい。当日参加も可能です。
メールまたはFAXにて、件名に「PRIME国際シンポ申込み」とご記入の上、
お名前、ご所属(または学籍番号)、連絡先をお伝え下さい。
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
E-mail: prime@prime.meijigakuin.ac.jp
TEL:03-5421-5652 FAX: 03-5421-5653