絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

イブキトラノオ

2008-05-31 06:52:05 | 花おりおり
イブキトラノオ (タデ科)

花茎は長く30~100cmもあるでしょうか
その長い茎の先に立派な?花房、この花房を虎の尾にみたて
滋賀県の伊吹山に多く自生していたことから「伊吹虎の尾」
北海道から九州の山地帯から高原帯の日当たりのいいやや湿り気の草地に生える。

根茎はケンジン「拳参」といい下痢止めに煎用される。
又うがい薬として口内炎、扁桃炎などに用いられる。

分布 :北海道、本州、四国、九州の山地
花期 :6~8月
撮影地:東京薬用植物園

タラヨウ

2008-05-30 15:51:12 | 花おりおり
タラヨウ (モチノキ科)

神社やお寺でよく植えられているタラヨウ。
大きな木で花も間近で見ることはなかったのですが
東京薬用植物園で花を見る事が出来ました。
雌雄異株。秋には赤い実がなります。

別名「葉書の木」と呼ばれるタラヨウの葉は大きくて
長さ20cmほどももあります。
葉の裏面に堅いもので字や絵を描くとその部分が黒く浮き上がり
乾燥してもそのまま残るので保存することが出来ます。
葉に住所氏名を書いて郵便で出すことも出来るとか・・・
ちなみに郵便局のシンボリツリーだそうです。

公園のタラヨウの下側の葉の裏には沢山の落書きが・・・・^^

中国では苦丁と呼ばれ煎じて飲用とする(苦丁茶)

分布 :本州中部の太平洋側、四国、九州、中国
    (日本のものは植栽された物のようです)
撮影地:東京薬用植物園

カラタネオガタマ

2008-05-29 23:05:06 | 花おりおり
カラタネオガタマ (モクレン科) 

淡黄色に臙脂の縁取り。なんとも小粋な花です。

そして薄っすらとバナナの香り・・・・花の不思議さを感じさせます。

薬効は無いようですが香りで食欲増進???

原産地:中国南部
花期 :5月
撮影地:東京薬用植物園

カルミア

2008-05-28 22:41:25 | 花おりおり
カルミア(アメリカシャクナゲ) ツツジ科

金平糖のような蕾が開きだすと小さなパラソルを広げたように愛らしい。
この愛らしい花が東京薬用植物園の表示で有毒とありビックリしました
有毒部分は葉で誤って食べると、運動神経麻痺や呼吸麻痺を起こすそうです。
(アシビと同じなんですね)
しかしこの葉を食べるなんてことはないでしょうが
幼児がこの花に近づいた時は要注意ですね。

原産地:北アメリカ東部
花期 :5~6月
花言葉:大志を抱く、野望
撮影地:東京薬用植物園

ヒナゲシ

2008-05-27 23:58:32 | 花おりおり
ヒナゲシ (ケシ科)

花径5~10cm、赤、白、ピンクなどの4弁の花は
薄紙で作ったような繊細さ・・・・
誰にでも好まれる花のようで、歌でもお馴染みの花です。
アチコチの河川敷や公園などで良く見る芥子はヒナゲシが多いようです。

別名、虞美人草・・・項羽の愛した虞妃の名を貰っています。

原産地:ヨーロッパ  1年草
花期 :4~5月
撮影地:東京薬用植物園
別名 :虞美人草。シャーレポピー


ヒマラヤの青い芥子(メコノプシス・ベトニキフォリア)

2008-05-26 15:53:06 | 花おりおり
ヒマラヤの青い芥子 (ケシ科)
芥子の仲間でなんと言っても圧巻はヒマラヤの青い芥子です。
メコノプシス・ベトニキフォリアという名前がありますが
一般的にヒマラヤの青い芥子で知られています。
昨年春、国立科学博物館で見た青い芥子は細々としたひ弱そうな花でしたが
東京薬用植物園の青い芥子はなんと見事!!
草丈7,80cm、花径は10cm位もありました。
今の東京は気温が高すぎるので隔離・・・・ガラス越しの観賞でしたが
妖艶な姿に魅了されます。
花色は淡青色→濃青色→紫紅色と変化するそうです。
写真の花はオシベがもう落ちているので花も終わりごろのようです。
(それでも美しい・・・)

青い芥子はヒマラヤの標高4000m前後の草原や
砂礫地に自生している。

日本では北海道の極限られた地域において
種子からの栽培に成功しているそうです。

原産地:ヒマラヤ、チベット、中国南部の高地
花期 :5~6月
撮影地:東京薬用植物園

アザミゲシ

2008-05-25 23:05:02 | 花おりおり
アザミゲシ (薊芥子) ケシ科

葉が薊に似ています。花は芥子・・・だから「薊芥子」です。
北アメリカ南部からメキシコの乾燥地帯に自生。
江戸時代末期に渡来。
種から絞られた油は灯火用や石鹸の原料として使われた。

原産地:北アメリカ南部、メキシコ
花期 :5~6月
撮影地:東京薬用植物園

ツノゲシ

2008-05-24 23:14:41 | 花おりおり
ツノゲシ (ケシ科) ツノゲシ属

見慣れたポピー類の花と少し違い草丈が低い。
花がケシによく似ていて果実が長い角状なので
和名を「ツノゲシ(角芥子)」
全草は有毒だそうですが、種子から油が取れ食用となる。

原産地:地中海沿岸
花期 :5~6月
撮影地:東京薬用植物園


オニゲシ (鬼芥子)

2008-05-23 10:52:07 | 花おりおり
オニゲシ (ケシ科)

薬用植物園には観賞用の芥子も沢山植えられています。
これは、手のひら大の大きな花

オニゲシの名に相応しい・・・気がしますが、
鬼芥子の名は葉や茎に粗い毛があることからだそうです

草丈75~100㌢存在感のある芥子です。

別名、オリエンタルポピー

原産地:イラン北東部、アルメニア、トルコ
花期 :4~5月
撮影地:薬用植物園

芥子

2008-05-22 21:33:25 | 花おりおり
ケシ (ケシ科)

東京薬用植物園のケシが公開されていると言うので見に行ってきました。
普段は二重の柵で厳重に隔離?されているケシ。
公開されているといっても1柵内まで。。。ケシに近寄ることは出来ません。
麻薬の原料となるソムニフェルム種とセティゲルム種のケシです。
一重、八重、色も白、赤、ピンク、紫と様々です。
八重のケシ・・・その見事さに圧倒されます。
写真のケシはソムニフェルム種で草丈は100~150cm。
”芥子”独特の丸い実も大きくて「オ~、芥子なのね」と納得です

花期 :5~6月
撮影地:東京薬用植物園