絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

シキミとハッカクの実

2010-11-29 15:16:19 | 花おりおり
ハッカク (モクレン科)

シキミの花の時期は春でその淡黄色い花はよく目に止まりますが、
実の頃は気にも留めず歩くため?実を見ることはありませんでしたが
先日歩道に綺麗な星型の実が沢山落ちているので上を見ると
シキミの木です。
昔ハッカクと間違えられるて中毒騒動があったというシキミの実
本当にハッカクに良く似ています。



我が家ではハッカクを使わないので、今年中華ソバ店を閉められた友の家に常備されているハッカクを借りての写真です。

八角  ハッカクウイキョウの果実を乾燥させたもの。



肉料理、魚料理の臭い消しや香り付けに、又健胃、興奮剤として利用される。

成分の一つであるシキミ酸はインフルエンザの治療薬[タミフル」の合成原料として使用されている。

近縁のシキミは日本に自生し仏事などに使われる。
猛毒成分アニサチンを含むため口にすると危険です。

ハッカクの原産地 :中国
シキミ      :日本 

高尾山の紅葉

2010-11-26 23:36:57 | Weblog
高尾山の紅葉を観に行ってきました。
今回は歩きなれない友も加わり往復ケーブルでの登山です。
平日ですがこの季節は込み合うので早めに家を出ました。
ケーブルは一台待ちで乗ることが出来、まずは車窓から紅葉を楽しめます。
猛暑のため?美しさはいまいちかも・・・・。
しかし、ケーブルを降りて歩き出したとたん目に止まったのはメグスリノキの紅葉です。


薬王院でも


登るごとに美しさが増すようです。
頂上には11時に着き、早めのタイム
時間が早いから?座り場所は確保できました
暖かな日差しを浴びての食事に勝るものはありませんね
頂上付近の紅葉です。
 

時間が早いので紅葉台まで脚を伸ばしました。
 

散り敷く紅葉


冷え込みで鮮やかさを増したのは紅葉ばかりではありません。
アズマヤマアザミも美しい!             キッコウハグマもがんばっていました。
  


リンドウ

2010-11-22 23:11:54 | 花おりおり
リンドウ (リンドウ科)

八王子の小宮公園では今リンドウの花盛りです。
野生種なので上に伸びるというより横に這うように?
木漏れ日の中で笑みを見せています。



心が和むような優しい色合い。
紅葉には少し早すぎましたが、陽だまりの中での”お握りタイム”
鳥の声・・・現世をほんのひと時忘れさせてくれました。




分布:本州、四国、九州の山野
花期:10~11月

サネカズラ

2010-11-21 23:22:08 | 花おりおり
サネカズラ (マツブサ科)

漢字では実葛と書きますが
その字の通り花のときより実のほうが目立ちます。

 

赤い液果は艶やかで美しいく
色付き始めた実もまた可愛い!


こんなに自己主張の強いサネカズラも花時はひっそりと静かです。
8月ごろ葉に隠れてうつむき加減に咲く恥ずかしがりや?

 

別名の美男葛は蔓から採った液を整髪に使ったことから。

分布:関東地方以西の本州、四国、九州、沖縄
花期:8月


トックリキワタ

2010-11-20 22:37:03 | 花おりおり
トックリキワタ (パンヤ科)

神代植物公園の温室でトックリキワタという花が咲いていました。
花後に直径15cmほどの実を付け割れると綿(パンヤ)が出てくる。
綿花のように自然のよりがないので繊維としてではなく、
クッションや縫ぐるみなどの詰め物として利用される。
軽くて浮力があるので、ライフジャケットなどに使用されているようです。

 

残念ながら実が生っていません。
落葉高木。



原産地:ブラジル。南アメリカ。 花期:10~11月





ダリア

2010-11-16 21:54:01 | 花おりおり
ダリア  (キク科)

猛暑のため開花が遅れたのでしょう。
例年より沢山のダリアの花が咲いています。
大きい花は人の顔ぐらい。小ぶりの花は径3cmくらいと様々です。
余り大きい花はグロテスク??(ごめんなさい)
写真に収めたのは普通の大きさの花と小ぶりの花ばかりでした。

 

メキシコ原産のダリア。
日本には1847年(天保13年)にオランダ人によって渡来
花の形がボタンに似ていることから「天竺牡丹」と呼ばれた。

 

切花としても好まれ品種改良が進み今では3万種もあるそうです。



原産地:メキシコ
花期 :8~10月
    メキシコの国花


マルバフジバカマ

2010-11-15 15:55:45 | 花おりおり
マルバフジバカマ (キク科)

白い小花を沢山つけていますが、その姿は密やかです。
生け花のそえものにしたら他の花を引き立てそう!



マルバフジバカマは昭和初期に箱根で発見された帰化植物のようです。
強羅の自然公園の栽培種が野生化したのでは・・・と言われています。
葉は対生、茎の上方で分枝して白色の花を多数つける。



原産地:北アメリカ
分布 :箱根以東関東、東北
花期 :9~11月 


負けじと?少し遅れて咲いたフジバカマ。

小さな秋

2010-11-14 23:31:29 | Weblog
本格的な紅葉にはまだ早いようですが、
園内には小さな秋がそこここに・・・

ほんのり色付いたモミジ


灯りを燈したカラスウリ


ヤマボウシの実も一役買っています。


それを見守る眼!
 

桐の枝おろしの跡のようですが、御苑の番人(?)

菊の香に包まれた御苑!秋の深まりを感じさせます。


新宿御苑の菊花展

2010-11-12 21:26:12 | Weblog
各地で菊花展が催されていますが、圧巻は矢張り新宿御苑の大作り菊です。
一本の茎から数百本の花を同等に咲かせる技術にはいつも驚かされます。

627本立て
 

懸崖

厚盛


ユニークな江戸菊。渦を巻く面白さにひかれます。
 

まだ、嵯峨菊、丁子菊、伊勢菊、一文字などなど・・・どれも素晴らしい!!!

ラクウショウ

2010-11-11 22:01:17 | 花おりおり
ラクウショウ  (スギ科)

新宿御苑へ菊花展を見に行ってきました。
新宿門から右回りに行くとラクウショウに出会えます。
太古の息吹を感じさせるラクウショウ・・・・



自生地は沼地や湿地で気根を伸ばして呼吸するとか・・・
その気根がさまざまな形で面白い!



落葉高木でメタセコイアのように赤茶色に紅葉します。
まだ紅葉は始まったばかりでしたが不思議な静けさと威厳のあるラクウショウです。


原産地:北アメリカ
別名 :ヌマスギ