絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

キケマン

2007-03-31 01:09:57 | 花おりおり
キケマン (ケシ科) キケマン属
ムラサキケマンは何処にでも生えていてよく目にしますが
キケマンは家の近くで目にしたことがありませんでした。
そのキケマンが高幡不動駅近くの道端に咲いているのを見つけました。
ムラサキケマンは葉も柔らかく優しい感じですが、
キケマンは茎が太く、背丈も花も大きいく
フェンスの向こうで逞しく?咲き誇っていました。
☆葉や茎を傷つけると悪臭がするそうです。
 秋に芽生えて、春に花を開く越年草。

分布:関東以西、四国、九州
花期:4~6月

クサノオウ

2007-03-30 22:10:56 | 花おりおり
クサノオウ (ケシ科) クサノオウ属
日当たりの良い道端で鮮やかな黄色い花、クサノオウです。
多数の雄シベの中で身をくねらせているような雌蕊が面白い。

クサノオウは茎や葉を切ると黄色の汁が出るので「草の黄」
と言う説がある。
この乳液は有毒だが鎮静や鎮痛の作用があり漢方薬として用いられる。
特に皮膚病全般に効き、瘡(くさ)を治す薬効のため
「瘡の王」の名が付いた説。
薬草の王様と言う意味で「草の王」とも言われるそうです。

分布:北海道。本州、四国、九州
花期:4~7月

ウグイスカグラ

2007-03-28 23:12:08 | 花おりおり
ウグイスカグラ (スイカズラ科)
藪の中にほんのりと明かりが灯ったよう・・・・
小さな漏斗状の淡紅色の花がなんとも愛らしい。

名前の由来はよく解らないそうですが
鶯が隠れやすい藪の中に自生。
「鶯隠れ」が変化してウグイスカグラと言う説?があります。

分布:北海道南部から九州の太平洋側
   落葉低木
花期:4月頃  6月には径1cm程の赤い実をつけます。
        生で食べられます。

ノゲシ

2007-03-27 22:34:14 | 花おりおり
ノゲシ(ハルノノゲシ) キク科 (ノゲシ属)
道端や畑の縁など何処にでも見られる花。
キク科なのにケシの名が付いていますが、
葉がケシの葉に似ていることからだそうです。
春から初夏にかけて咲くことから「ハルノノゲシ」
秋に咲くのは「アキノノゲシ」

分布:日本全土
花期:4~7月
   ノゲシは世界各地で普通に見られる雑草の1つ。
   

ミモザ

2007-03-25 00:21:48 | 花おりおり
ミモザ(ギンヨウアカシア) マメ科 (アカシア属)
通っている歯医者さんの近くの家に見事なミモザの木があり
小さなポンポンのような愛らしい花をつけています。
1つ1つの花は小さいのですが、沢山集まるとかなりの存在感が有ります。
賑やかな笑い声が聞こえてきそう。。。。。

北斗の人  (上・下)    司馬遼太郎

2007-03-23 17:22:52 | 読書
仙台藩領の馬医者の息子として生まれた千葉周作が
持ち前の分析能力を発揮して、剣術六十八手を編み出す。
一介の武芸者が名を知られるために次々と他流試合をして悉く勝つ。
勝っても恨みを買わないために”舌刀”(言葉による駆け引き)を使う。
1つの流派を興すと言うことは、並大抵のことではない。

知力、武力に優れ人間的にも大きな魅力のある周作。
竹刀と防具による竹刀稽古を世に広めた
貢献者として、日本剣道史上の大きな足跡を残している。

☆☆☆☆☆

ニリンソウ

2007-03-22 00:56:53 | 花おりおり
ニリンソウ (キンポウゲ科)
1つの茎に仲良く花を二輪をつけることから「二輪草」と呼ばれています。
葉は3つに大きく分かれ直径2cmくらいの五弁の白い花を咲かせます。
高尾山には二輪草の群落がありこれからが見頃だと思います。
私が行った時はまだ早く、ポチポチ咲き始めというところでした。
優しい感じの花です。

若芽が食べられるそうですが、毒草ヤマトリカブトによく似ているので要注意です。

ミヤマカンスゲ

2007-03-20 17:56:13 | 花おりおり
ミヤマカンスゲ (深山寒菅) カヤツリグサ科 (スゲ属)
小さなハタキのような花が林内を賑やかにしています。
淡黄色のフサフサが可愛いです・・・・。
このフサフサが雄花穂で下方に数個の雌花穂をつける。

カンスゲの名は冬の寒い時期に青々としているので、
寒い時期にも見られる菅の意味。
丘陵や林内の湿った所に生える常緑多年草。

花期:3~6月
分布:北海道、本州、四国、九州。

サンシュウ

2007-03-19 15:37:16 | 花おりおり
サンシュウ (ミズキ科)
公園やお寺さんの境内を明るく彩っている黄色い花サンシュウ。
小さい花が沢山集まって木全体が黄金色に輝いて見えます。
その小さい花をよく見ると線香花火のように弾けていて可愛い!!

享保7年(1722)に朝鮮から薬用植物として渡来。
秋に赤い実をつけることから「秋サンゴ」とも呼ばれています。
「ひえつき節」にも歌われてる木です。


狂言

2007-03-18 21:59:23 | Weblog
茂山狂言が調布で公演されるとのパンフを見てすぐにTEL。
早い申し込みだったので良い席がとれ楽しみにしていた茂山狂言を見てきました。

4世千作の長男千五郎、次男七五三(しめ)三男千三郎と千五郎の長男正邦・・他3名。
出し物は「蝸牛」「素袍落」「濯ぎ川」
「蝸牛」は蝸牛を探しに出た太郎冠者が山伏を蝸牛と間違える話。
「素袍落」主人の使いで主人の伯父に伊勢参りを誘いに来て酒を振舞われ、
上機嫌で帰る途中、素袍を落としてしまう話。
「濯ぎ川」毎日嫁と姑にこき使われている養子の男の、ささやかな抵抗・・・。

古いようで古さを感じない面白さ!もう笑いっぱなしでした。
特に印象的だった「素袍落」の千五郎の太郎冠者。
酒を振舞われ、次第に酔っていく様・・・酔って歩く様は唸らせます。

 温故知新・・・狂言を見てみませんか?
舞台装置がなくてもその場を連想することが出来、無駄な動きがない。
思いがけない世界が見えてきます。