絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ミヤマキケマン

2008-04-30 22:09:26 | 花おりおり
ミヤマキケマン (ケシ科)

山の中腹から山裾にかけて人参の葉に似て柔らかそうな葉の中で
優しい黄色の花を咲かせているミヤマキケマンに出会いました。
山裾の花はもう花盛り・・・・
葉も少々見た目が悪るかったので、
林の中でヒッソリ咲いていた花を載せました。

林の縁などに生える2年草。
全体がやわらかく、葉はしばしば紫褐色を帯、
数回羽状に深く裂ける。
高さ20~50cm、淡黄色で径2cmほどの花を多数つける。




アケボノスミレ

2008-04-29 23:52:16 | 花おりおり
アケボノスミレ  (スミレ科)

生藤山頂上付近は日当たりがいいからでしょうか、
アケボノスミレが沢山咲いていました。
少々大形で赤紫色の花は愛らしく目を楽しませてくれます。

下山途中では白いスミレが多く見られました(ヒガゲスミレ?)
その種によって生育範囲が決まっているよう・・・・
山歩きを楽しくさせてくれる花々に感謝!
自然の恵みに感謝!です。

花期 :3~5月
撮影地:生藤山頂上付近

マムシグサ

2008-04-28 16:26:11 | 花おりおり
マムシグサ (サトイモ科) テンナンショウ属

生藤山への登山道でヒトリシズカの次に歓迎してくれたのはマムシグサです。
小さくて可愛いものからマァ~なんて大きい・・・
と思わず呟くほど立派なマムシグサまで様々。
独特の姿に気味が悪いと言う人もいますが、愛嬌があると思うのは私だけ?

雌雄異株で花を咲かせたマムシグサは翌年は雄株となり
株が肥ると又雌株となり花を咲かせるそうです。

湿った林内に生える多年草。
偽茎のまだら模様がマムシの色に似ていることから「蝮草」
または、蝮が出そうな所に生えているからとか
鎌首を上げている蝮に見えるからの説もあるようです。

分布 :関東地方以西、四国、九州
花期 :4~6月
撮影地:生藤山への道



ヒトリシズカ

2008-04-27 22:10:24 | 花おりおり
ヒトリシズカ (センリョウ科)

風と歩く会の山行きに参加。生藤山へ行ってきました。
山梨県上野原の山です。
鎌沢入り口から登りはじめたのですが
登るにつれ両側に小さな白い花。ヒトリシズカでした。
この時期にまだ咲いていたのです。
心に小さな灯がともったような感動をうけました。

4枚の葉の中心から一本伸びた花。
沢山咲いていても清楚さは薄れることなく静かです。
静御前の名を貰っただけのことはあります。

風に揺れる花・・・
山道を行く人達に歓迎の一指しでしょうか?

分布 :北海道、本州、四国、九州
花期 :4~5月
撮影地:生藤山への道


西洋オダマキ

2008-04-26 22:48:57 | 花おりおり
西洋オダマキ (キンポウゲ科)

ヤマオダマキと対照的にフリルがいっぱい・・・
派手なオダマキです。
花色も多彩!上を向いて咲く花もあったりと種類が多い。
丈夫で側溝の縁でもシッカリと花を咲かせます。
手をかけなくても華やかに咲いてくれる・・・嬉しい花です。

撮影地:我が家

ヤマオダマキ

2008-04-25 23:02:51 | 花おりおり
ヤマオダマキ (キンポウゲ科)

糸を巻きつけた苧玉(おだま)に似ていることから苧環(オダマキ)です。
優しい色合い、俯いて微笑む姿に心ときめきます。

日本原産の苧環は3種あるそうです。
このヤマオダマキとミヤマオダマキもう一種は??です。

原産地:日本
花期 :4~6月
撮影地:我が家

ヤマツツジ

2008-04-24 22:16:40 | 花おりおり
ヤマツツジ (山躑躅) ツツジ科

日野近辺の里山には山躑躅の木が多い。
新緑が映えるこの時期、朱色の燃え立つような山躑躅が一際目を引きます。
花言葉は「燃ゆる想い」だそうです。
誰に燃ゆる思いを届けようとしているのでしょう・・・・。

盛りなる 花曼荼羅の つつじかな
                    虚子
まなうらに 燃え上がらんと つつじ濃し 
                   野見山朱鳥

分布 :北海道南部、本州、四国、九州
花期 :4~5月
撮影地:日野市


オオアマナ

2008-04-23 17:27:16 | 花おりおり
オオアマナ (大甘菜) ユリ科

丈夫で少々日影でも白い星型の爽やかな花を咲かせます。
新宿御苑の茂みや林の中に星を散らしたように沢山咲いていました。

花は日中のみ開花。夕方には閉じてしまう。
茎が甘菜に似て全草が大形なので「大甘菜」
明治時代に渡来今では野生化しているところもある。

兎に角良く増えます。
我が家でも大繁殖!!
植えた覚えのない鉢にも花を咲かせています。

草丈15~40cm、茎は上部で分枝

原産地:ヨーロッパ
花期 :3~5月
撮影地:新宿御苑


公孫樹の花

2008-04-22 22:06:26 | 花おりおり
公孫樹の花  (イチョウ科)

公孫樹と言えば銀杏(ギンナン)を連想しますが、
その銀杏(ギンナン)の花です。といってもこれは雄花ですが・・・・。
公孫樹は雄株と雌株があり銀杏(実)が生るのは雌株です。
(雌花はもっと目立ちません)
出始めた葉の中でヒッソリと咲く雄花。
開き始めると緑に近い黄色になります。

原産地:中国  (平安時代に渡来した) 落葉高木
花期 :4~5月
撮影地:新宿御苑

ラショウモンカズラ

2008-04-21 17:06:44 | 花おりおり
ラショウモンカズラ(羅生門葛) シソ科

新宿御苑で花の写真を撮っていたら、同年配と思われる婦人に声をかけられました。
「羅生門葛ご覧になりましたか?」
気付かなかったと言うと、わざわざそこまで案内してくださいました。
青紫色の花が見事!!群生していました
選り撮り見撮り
どの花も視線を投げかけてきます
高尾山で見たことは有りますが平地で見たのは初めてです。

シソ科の中でも一番大きな花。
長さ4,5cmもあり見事です。
渡辺綱が羅生門で鬼退治をした時切り落とした腕に見立てた
名前です。良く見ると毛が生えているような・・・・・

花が終わった後走出枝(ランナー)が出て葛のように這うので
カズラ・・・です。

撮影地:新宿御苑