ムサシノキスゲ

ムサシノキスゲ　（ユリ科）　ワスレグサ属

数日前、友から府中の浅間山のムサシノキスゲが綺麗だったとの知らせをもらい
浅間山に行って来ました。
１００ｍに満たない高さですがそれでも山と呼ぶのですね。

雨上がりのどよっとした天気でしたがカメラ片手の人で賑わっていました。
そんな薄っすら暗い中でムサシノキスゲがより一層爽やかに見えます。

『ムサシノキスゲはニッコウキスゲの変種で低所の乾地におりた型である。
ユリ科、ワスレグサ属に分類される多年草で、丘陵地の林下、時には草地に生育し
花は淡黄色で、素敵な芳香があり、３～６花を５月上旬から下旬に開く。
花は６っにわかれ、花形はニッコウキスゲというよりむしろノカンゾウ型で
葉は細長く８月に枯れ始める。
なお、自生地は現在ここ浅間山だけである。』

立て看板にはこのように書いてありました。
芳香がある？？？・・・・そ～っと匂いをかいで見ました。
微かに・・・・匂っていたようです。

ボランテアの方の話によると、ニッコウキスゲは朝咲くと夕方には萎むが
ムサシノキスゲは夕方まで綺麗に咲いている。
今日のよう曇りの日だと２日にわたって咲くそうです。

沢山のボランテアの方々によって守られているムサシノキスゲ・・・
より美しく・・・・莢やかに・・・・。

撮影地:府中浅間山