絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ウバユリ

2006-07-31 16:34:38 | 花おりおり
ウバユリ (ユリ科)
花の頃葉が枯れていることが多いので「歯がない」の語呂合わせから
「姥百合」の名がついた。
山野の林内に生える高さ0,6~1mの多年草。
葉は茎の中部に数個つき、長さ15~25㌢。
幅7~15㌢の卵状楕円形出先がとがり、基部は心形。
茎の上部に長さ12~17cmの緑白色の花が横向きに咲く。
花の内側に紫褐色の斑点がある。
花期:7~8月  関東地方以西に分布

※ウバユリ類は、中国からヒマラヤにかけて2種類が分布し
 これがウバユリ類のすべてである。
 東南アジア固有の貴重な植物である。

そんな貴重な植物が身近な高尾山等で見られるのは嬉しい!

イワタバコ

2006-07-30 21:54:32 | 花おりおり
イワタバコ (イワタバコ科)
やっと梅雨明け!久々の高尾山です。
余り人が登らない蛇滝コースを行く・・・・
蛇滝では滝に打たれながらの修験者の祈りの声に爽やかな風がわたり
道沿いのイワタバコが微かに揺れていました。

イワタバコがこんなに群生している事を初めて知りました。
欄干の上にまで花が咲いていて微笑ましい・・・
花冠は5裂。紫の星星・・・しばし時を忘れる。

アカツメクサ

2006-07-29 11:45:42 | 花おりおり
アカツメクサ (マメ科)
シロツメクサの花はもう終わったようで見かけなくなりましたが
アカツメクサは花期が長いようで、まだあちこちで見かけます。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
明治時代に、牧草として栽培されたものが野生化。

シロツメクサが花が白色なのに対して紅紫色の花なのでアカツメクサの名がついた。
シロツメクサより花も葉も草丈もやや大きい。
シロツメクサは地面を這いますが、アカツメクサは斜めに立ち上がるか直立して伸びます。

別名:レッドクローバー

ノカンゾウ

2006-07-28 18:13:06 | 花おりおり
ノカンゾウ (ユリ科)
花探し?に浅川の土手を歩いてみました。
ノカンゾウの花が草むらで、まだ咲き残っていました。
野萱草、別名:ベニカンゾウ
田や畔や溝のふち、土手など、やや湿ったところに多い多年草。
ヤブカンゾウよりひとまわり小型で、葉は幅1~1.5㌢と細い。
花茎は高さ70~90㌢。花は直径7cm。花筒は長さ3~4cmあり
ヤブカンゾウやハマカンゾウより細くて長い。
花の色は、橙赤色から赤褐色まで変化が多い。
とくに赤みの強いものをベニカンゾウと呼ぶこともある。


ベニバナボロギク

2006-07-27 16:52:12 | 花おりおり
ベニバナボロギク (キク科) ベニバナボロギク属
少し、はにかむように頭を垂れて、ヒッソリと咲くベニバナボロギク。
花が終わるとタンポポの綿毛のようになり、その冠毛が乱れて落ちることから
ボロ布のようだとついた名前だそうですが、ボロ菊とは・・可愛そうな名前です。

原産地:アフリカ  戦後まもなく渡来した一年草の帰化植物
花期 :7月~10月

※葉は春菊に似た香りがあり第二次大戦中、南洋春菊、昭和草と呼ばれ
 兵士が食用にしたそうです。
※アメリカでは山火事の跡などでよく生えることから(火の草)と呼ばれている。



ヨウシュヤマゴボウ

2006-07-26 14:14:27 | 花おりおり
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)  ヤマゴボウ科
空き地や道ばたなどに普通に見られる。
太くて赤い茎、高さ1~2mにも成り大きな花をつけそうに見えますが
白い花は小さくて垂れ下がり可愛い感じです。

原産地:北アメリカ  多年草
    明治初期に渡来した帰化植物。

夏から秋にかけ実は黒く熟し、その時実の柄は真っ赤に変身する。
赤と黒のコントラストが鮮やかで美しいことから
最近花材として売られているのを見かけるようになりました。

※果実を潰すと紅紫色の汁が出るのでアメリカではインク・ベリーと呼ぶ。
※若い芽は食べられるそうですが根は猛毒。

山百合

2006-07-25 16:38:21 | 花おりおり
山百合 (ユリ科)
10数年前まではあちこちで見られた山百合。
その美しさと美味しさのため?乱獲され今ではなかなか出会えません。
こんなに立派な山百合に出会え嬉しくなりました。
沢山の花を支えきれずに倒れ掛かっていたので、
近くの木に山芋の蔓で結わえたのですが・・・最後の1つまで咲ききったかしら?

※ヤマユリは神奈川県の花に指定されているが、
 そのためかえって神奈川県内では採集されて、激減してしまった。
 山百合公園を県内に造成して野に戻すようにしているそうです。

扇子

2006-07-24 19:31:25 | Weblog
パソコン教室で扇子作りをしました。
何とか夏らしさをと・・・昨年かいた絵を使ってみました。
TVで扇子作りの職人さんの手さばきを見たことがありますが
実際に骨を入れる事の難しさを実感!
職人技の素晴らしさを思い出しました。

自分の絵、自分で作った扇子!涼やかな風を送ってくれそうです。

フウチソウ

2006-07-24 14:53:33 | 花おりおり
フウチソウ(風知草) イネ科  (ウラハグサ属)
その名の通り、微かな風にも揺れ涼しさを演出してくれます。

日本原産の観葉植物。 多年草
その優しい風合いから寄せ植えにも向き外国でも大変な人気だそうです。

別名:ウラハグサ(裏葉草)
   普通の植物の葉は表側が光沢があり、裏側より美しいが
   この葉の表側は白っぽく、裏側は光沢がある。
   しかし、元の方で捻じれて反転して裏側の方が表に出ている。

  冬になると葉は枯れ元から刈り込みます。
  寒さにも強く乾燥にも強い。手のかからない美しい観葉植物です。

ナワシロイチゴ

2006-07-23 15:47:57 | 花おりおり
ナワシロイチゴ (バラ科)
最近では野いちごを食する人も少ないのでしょうか
駅近くにまだナワシロイチゴが赤い実を残していました。
1つ採り食べてみました。甘酸っぱい~~懐かしい~~
子供の頃弁当箱を持って摘みに行った事を思い出しました。

ナワシロイチゴは苗代の頃に赤い実が熟しだすのでついた名前だそうです。
北海道では野いちごとして、最も一般的なイチゴで高さ1㍍以上にも茂るそうです。
日本全国、朝鮮、中国に分布する蔓性落葉低木
道ばたや河原の土手などの日当たりのいい場所に生える。
花期:5~6月
別名:旧暦の5月ごろ実る事から、5月苺、皐月苺