絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

チダケサシ

2010-06-29 22:44:23 | 花おりおり
チダケサシ  (ユキノシタ科)

先日、目黒の自然教育園へ行ったときチダケサシが沢山咲いていて
沢山?写真を撮ったのに・・・・
パソコンへ入れたと思ってカメラの映像を削除!!
いざ、ファイルを開いても出てこない入れたと思っただけのようでした。

この写真は水生植物園で撮ったものです。
私にとっては貴重なチダケサシの写真になりました

食用になるキノコのチチダケをチダケとも呼び、これをチダケサシの茎に刺して持ち帰ったことにより
「乳茸刺」の名が付いたのだそうです。



山野のやや湿ったところに生える高さ30~80cmの多年草。
淡い紅色が優しげで美しい。



分布:本州、四国、九州
花期:6~8月

ソバ

2010-06-28 22:19:16 | 花おりおり
ソバ  (タデ科)

水生植物園の丘の上ではソバの花が真っ盛り!!
この時期に咲くソバもある???(ソバってなんとなく秋のイメージです)

調べて、感光性弱い夏型、強い秋型、中間型があることが分かりました。
このソバ畑は春蒔きの夏型ソバだったようです。



日本で栽培量の多いのは北海道、茨城、長野。
消費量の80%は輸入。その大部分は中国であとはアメリカ、カナダなのだそうです。



土壌が痩せていてかつ寒冷地でも容易に生育することから救荒作物として
5世紀頃から栽培されていた。

原産地:中国南部

ハンゲショウ

2010-06-27 23:01:32 | 花おりおり
ハンゲショウ (ドクダミ科)

夏至も過ぎたのでハンゲショウも白い美しい葉を見せているだろう・・・と
水生植物園へ足を運ぶ。
入って直ぐに見えます・・・まるで白い花が咲いているよう....

 

夏至から11日目にあたる半夏生のころ花が開き、葉が白くなることから「半夏生」
また、葉の表面が白いので「片白草」「半化粧」の名がある。



葉の間から垂れているのが花です。
目立たない花・・・虫を呼ぶために葉を白く花に似せるとか・・・
植物の知恵って凄い!!と見るたびに感心してしまいます。



分布:本州、四国、九州、沖縄
花期:6~8月


ネジバナ

2010-06-26 23:32:25 | 花おりおり
ネジバナ (ラン科)

日当たりのいい芝生や踏まれることの無い中央分離帯などに群生していて
遠目でもそれと解る。

捩れて咲くのでネジバナ。
愛らしい花は古人にも愛されモジズリの別名がある。

 

螺旋は右巻き、左巻きもあり、巻かない自己主張型もある。
見ていて楽しくなるネジバナです。



分布:北海道、本州、四国、九州
花期:5~8月


コウホネ

2010-06-25 22:50:57 | 花おりおり
コウホネ (スイレン科)

神代植物公園の近くの水生植物園ではハナショウブはやや終わりごろでハンゲショウやコウホネが夏の到来を告げていました。

睡蓮のような華やかさはありませんが、スクッと水面に首を伸ばして咲くコウホネは愛らしい。



根茎が白く骨のように見えることからコウホネ(河骨、川骨)

又根茎は川骨(センコツ)といい日本薬局方に収録された生薬です。



赤い花も咲いていてビックリ!!!
園芸種でベニコウホネというようです。

コウホネは矢張り黄色がいいわ~~(個人的に・・・)

 

分布:北海道、本州、四国、九州
   水生の多年草。浅い池や沼に自生

花期:6~9月

オニノヤガラ

2010-06-24 18:04:24 | 花おりおり
オニノヤガラ  (ラン科)

駅近くの林内でオニノヤガラが今年もまた出てきました。
地面に矢を突き刺したようで本当に面白い?花です。

 

今年は鬼も盛大に矢を放ったようで・・・・^^
15本もの矢柄!見事です。



木材腐朽菌であるナラタケと共生し
光合成を行わず、葉緑素を持たない。

 

分布:北海道、本州、四国、九州
花期:6~7月

茎が緑色になるものをアオテンマという。
先日小宮公園へ行ったとき緑色の茎のオニノヤガラを見て???でしたが(納得)
写真を撮ったはずなのに・・・・無い!!!残念!!



トケイソウ

2010-06-21 23:55:06 | 花おりおり
トケイソウ  (トケイソウ科)

和名は、分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見えることによる。



原産地は暑いブラジルですが、耐寒性もかなりあるようです。
以前、我が家でも植えていましたが、余りにも繁殖力が旺盛で他の植物に絡みつき、
絡みつかれた植物が負けそうなので、抜いてしまいました。



パッションフルーツもトケイソウの仲間。
園芸種も多く世界各地で栽培されているようです。

原産地:ブラジル
花期 :6~7月


ギガンチュウム

2010-06-20 23:17:31 | 花おりおり
ギガンチュウム  (ユリ科) ネギ属

花としてはもう終わりごろでしたが、紫色の葱坊主が勢ぞろい・・・・壮観な眺めです(笑)
葱と同じく小さな花の集まりで10~15cmもの大きな球形!!

1個でも存在感のある花ですが、こうも沢山あると可笑しくなる???
一人で笑ってしまいました。



個性豊かな姿をいかしてアレンジメントに良く使われます。



原産地:中央アジア  球根多年草
和名 :花葱
花期 :6月



ギガンチュウムは巨大なという意味があるそうです。

花菖蒲

2010-06-19 21:14:25 | 花おりおり
ハナショウブ (アヤメ科)

雨が似合う花はアジサイとハナショウブでしょうか
一雨ごとに色が深まる・・・・

昭和記念公園の水辺で咲くハナショウブが見事でした。

 

青系、紫、白、ピンクの競演!!!だったのですが・・・・
パソコンに取り込んでビックリ!!!青系ばかり・・・どうしても好きな色に目がいってしまうのですね。

 

ハナショウブはノハナショウブの園芸種で色、形も多彩5000品種もあるそうです。

 




タチアオイ

2010-06-18 21:44:57 | 花おりおり
タチアオイ (アオイ科)

散策中、見事なタチアオイの畑に出会いました。
子供のころから見慣れた花ですが、大きくなりすぎるためでしょうか?
畑の縁などで見かけますが、庭で植えられているのを見かけなくなり
懐かしがいっぱい!!!

暑い日差しの似合う花です。



日本には古くから薬用として渡来。
花が綺麗なので園芸用に品種改良され、一重、八重もあり
色も赤、ピンク、白、紫、黄色と多彩。



草丈1~3mにもなり直立する。
花径10cmもあり下から咲き上っていきます。



花弁の根元に粘着性があり引き抜いた花弁を顔などに付けて
ニワトリを真似て遊ぶことが出来るため北海道の一部では「コケコッコ花」と呼ぶそうです。

昔子供が読んでいた「動物のお医者様」という本に「コケコッコ花」と出ていて????でしたが、
今頃になって謎が解けました(笑)



原産地:昔は中国となっていたそうですが、トルコ原産と東ヨーロッパ原産との雑種のようです。
花期:6~8月