絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ムシトリナデシコ

2006-06-30 15:01:58 | 花おりおり
ムシトリナデシコ(ナデシコ科) マンテマ属
昔から何処にでも生えていて馴染み深い可愛い花です。
江戸時代観賞用として渡来。
現在では各地の荒地などに育成している帰化植物。
花が美しいので除草の際にも残される事が多い。
葉や茎は粉白色を帯びており上部の節から粘液が出て粘る。
この粘液に無視が捕まる事があることからムシトリナデシコの名がついた。
しかし、食虫植物ではありません。
虫が花に登ってこないようにとの説がありますが、確かな事はわかりません。
原産地:ヨーロッパ中南部  多年草
別名 :ハエトリナデシコ、コマチソウ(小町草)

    「小町草  咲き広がりぬ  尼が庵」    虚子

可憐な花、小町草の名が似合います。

ストケシア

2006-06-29 20:56:28 | 花おりおり
ストケシア (キク科) ストケシア属
分枝した茎の先端にヤグルマギクの花を大きくしたような
青紫色などの頭状花をつけます。
舌状花の先端は切れ込みがあります。
花色は他に、赤、桃、白など多彩だそうですが・・・
(白は見たことがありますが赤やピンクは見たことはありません)
花期が6月から9月と長く夏でも咲くので夏花壇に最適!
原産地:北アメリカ南部  耐寒性多年草
和名 :ルリソウ(瑠璃草)

カンパニュラ

2006-06-28 17:56:31 | 花おりおり
カンパニュラ(キキョウ科)カンパニュラ属
原産地:南ヨーロッパ
和名 :フウリンソウ(風鈴草)耐寒性1~2年草
    花色は青紫、白、ピンクなど
カンパニュラとはラテン語で「小さい鐘」
風に揺れると鐘の音が聞こえてきそうです。

       「ギリシャ神話」
愛らしいニンフのカンパニュラはこの世の果てにある果樹園の
金のりんごを守るのが仕事でした。
ある日、ひとりの騎士が金のりんごを盗みに入りました。
カンパニュラは必死に鐘を鳴らし助けを呼びましたが、
番人の竜が駆けつけたときにはすでに息絶えていました。
この話を聞いた花の女神フローラは、カンパニュラを哀れに思い花に変えました。
その花がカンパニュラだということです。

ヤグルマギク

2006-06-27 14:57:43 | 花おりおり
ヤグルマギク(矢車菊) キク科 (ヤグルマギク属)
鯉のぼりの先端についている矢車に似ていることから矢車菊。
ヨーロッパ原産の耐寒性一年草(種まきは秋)
花期は3~7月と長く愉しませてくれます。
花色は、青、白、ピンク、紫など・・多彩
切花、ポプリ、シャンプー、花サラダ、染料(青系)薬用と利用範囲も多い。
※「矢車草」とも呼ばれるが、ユキノシタ科にヤグルマソウという別種の植物 
 があることから「矢車菊」と憶えた方がいいようです。
※ツタンカーメン王のミイラが発掘された時、矢車菊を持っていたといわれます。
 そのヤグルマギクは3500年近くの間形を崩さずありましたが、発掘の瞬間に
 崩れ去ったそうです。

一本の花に歴史を感じさせられます。
別名:セントーレア

キミガヨラン

2006-06-26 16:04:28 | 花おりおり
キミガヨラン (リュウゼツラン科)
葉が生い茂り、花も数多く咲きつづける様子を繁栄に例えて
「君が代」が何時でも栄えるという意味。
明治時代に渡来、戦前思想が色濃く出た名前なのでしょう???
今は「貴方が世」=キミガヨと考えてもいい??
北アメリカ原産、常緑低木。
別名「ユッカ」
花は5~6月・10~11月と2回咲きます。
花は長さ5~6cmの卵形。葉先は鋭くとがり100~150枚が集中して付きます。
蘭の名が付くが、蘭の仲間ではありません。
白くて大きな花が豪勢です。

ルピナス

2006-06-25 21:20:07 | 花おりおり
ルピナス (マメ科) ハウチワマメ属
開花時期が4月から6月、しかし殆ど5月で咲き終わっているところが多く
少し時期遅れのルピナスです。
遅れて咲いたことにより人目を引いていました。
ルピナスは約300種あり、多くは北アメリカに分布する1~2年草。
色は赤、白、紫、ピンクなど、ナドで・・カラフルです。
和名はノボリフジ。藤の花に似ていて花が上向きに咲くことから付いた名のようです。
高さ70cmくらい、葉は掌のようで可愛い。

テッポウユリ

2006-06-24 17:26:14 | 花おりおり
テッポウユリ(鉄砲百合) ユリ科
白百合、鉄砲百合はその清楚な姿からマリア様を連想させられます。
その鉄砲百合が満開になり上品な香りを漂わせています。

日本は百合大国?だそうで、東北から関東にかけ自生する「山百合」
本州中部以西、中国、四国に自生する「ササユリ」
沖縄、奄美諸島に自生する「鉄砲百合」
等、15種が各地で自生しているそうです。
鉄砲百合の名は、古式ラッパ銃の形に似ていることから付いた名。

※聖書や賛美歌では白百合は聖母の花。
 アダムの妻イブは蛇に騙されて禁断の果実をたべエデンの楽園を追われて
 流した涙が落ちてユリになったという。
※スペインでは魔法で動物にされた人間を元道りにする花。

純白の穢れなさがそんな力を宿している・・・・と、思われる所以でしょうか。


ヘラオオバコ

2006-06-23 22:14:01 | 花おりおり
ヘラオオバコ (オオバコ科) オオバコ属
葉の形がヘラに似ていることからヘラオオバコの名がついた。
ヨーロッパ原産の一年草。江戸時代末期に渡来したといわれる。
現在では各地の道ばたや荒れ地、牧草地などに帰化している。
とくに北海道に多い。
葉は長さ10~20cm、幅1.5~3cmのヘラ形で細長い。
葉の間から20~70cmの花茎を伸ばし、小さな花を穂状につけ、
下から上に咲き登っていくので、花期は長い。
オシベが横向きに飛び出しよく目立ちます。
多摩川や浅川の土手で、可愛い頭を風に揺らしている様は
微笑ましい!


ノイバラ

2006-06-22 14:51:46 | 花おりおり
ノイバラ (バラ科) バラ属
日本の野生のバラの代表種。
日当たりのいい原野や河原などに群落を形成する事が多い。
花は白く、香りが高くて目立ち、秋の葉が落ちた後に残る赤い果実も人目を引く。
北海道西南部から、九州、朝鮮半島に分布する落葉低木。
日の光を浴び、眩しいくらい・・・・生き生きとしています。