絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

狂言

2007-03-18 21:59:23 | Weblog
茂山狂言が調布で公演されるとのパンフを見てすぐにTEL。
早い申し込みだったので良い席がとれ楽しみにしていた茂山狂言を見てきました。

4世千作の長男千五郎、次男七五三(しめ)三男千三郎と千五郎の長男正邦・・他3名。
出し物は「蝸牛」「素袍落」「濯ぎ川」
「蝸牛」は蝸牛を探しに出た太郎冠者が山伏を蝸牛と間違える話。
「素袍落」主人の使いで主人の伯父に伊勢参りを誘いに来て酒を振舞われ、
上機嫌で帰る途中、素袍を落としてしまう話。
「濯ぎ川」毎日嫁と姑にこき使われている養子の男の、ささやかな抵抗・・・。

古いようで古さを感じない面白さ!もう笑いっぱなしでした。
特に印象的だった「素袍落」の千五郎の太郎冠者。
酒を振舞われ、次第に酔っていく様・・・酔って歩く様は唸らせます。

 温故知新・・・狂言を見てみませんか?
舞台装置がなくてもその場を連想することが出来、無駄な動きがない。
思いがけない世界が見えてきます。