鉄道親爺の窓

今日でブログを始めて6年目 国鉄形の車輌の淘汰が進み 寂しさもひとしおですが 平成の名車にも目を向けたいと思っています。

本州の SL14(関西本線のD51)

2011-06-11 21:45:22 | 蒸気機関車

    1973年04月00日撮影 関西本線 笠置駅

 当時の関西本線は旅客列車はDC化されSL牽引の列車は残っていませんでしたが 貨物列車と荷物列車はまだまだD51の独壇場でした 奈良~亀山間の貨物列車にはD51の補機が付き 特に加太越えで有名になった大築堤や中在家信号所は 休日にはファンの姿が絶える事はありません出した また桜の季節にはここ笠置駅には満開の桜とSLの姿を求めてアクサンのファンが訪れていました ここを走る奈良機関区の釜は加太越えの難所をひかえているので 全て後藤式の集煙装置に重油タンクを装備した重装備でした 荷物列車牽引のこの時は桜満開の笠置駅を発車していきました 戦時設計のD51牽引の上り荷物列車です。

                  
               

    1973年04月00日撮影 関西本線 笠置駅

 同じ日に撮影したD51 940牽引の下り荷物列車です。笠置駅は今も当時のままの姿で残っているのでしょうか 当時は駅員さんも居られ改札業務や荷物の取り扱いそれと信号扱いなどもされていましたが今は無人駅でしょう また一度桜の咲く季節にフラリとたずねてみたいものです。